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韓国ドラマや日本映画のポスターを日韓比較!韓国版と日本版の違いは?

アップデート : 2021-12-10

韓国ドラマや日本映画のポスター!「韓国版は素敵だけど日本版はちょっと・・」とのコメントを聞くことがあります。そこで、実際に韓国と日本のポスターを比較してみました。話題の韓国ドラマは日本ではどんなポスターになっているのでしょうか?また日本の映画のポスターも比較してみていきましょう。

トッケビ

大ヒットした2016年のドラマ『トッケビ』。

 

韓国の原題は『わびしく燦爛な神-トッケビ』で、日本では『トッケビ~君がくれた愛しい日々』に変わっています。


過去に武神で忠臣だったキムシン(コンユ)は不滅の命を持つトッケビとなって生き続けています。

 

彼の永遠の命を終わらせることができるのは、トッケビの花嫁チウンタク(キムゴウン)だけ。

 

ポスターを見てみると、韓国と日本とも構図は同じですが、バックの色彩が違っています。

 

韓国版はグレーを使って、『わびしく・燦爛(美しくきらめき輝く)な神』であるトッケビとウンタクの出会いと儚い愛を表現しています。

 

日本版ではブルーを使って、『君がくれた愛しい日々』のトッケビとウンタクの恋愛を全面に押し出したポスターになっているようです。

あなたが眠っている間に

予知夢を見る女性ナムホンジュと、彼女の向いに引っ越してきてから同じく予知夢を見ることになった新人検事チョンジェチャンの物語。

 

誰かの不幸な未来を変えられないことで悩んでいたホンジュは、ジェチャンと出会うことで希望を見出すことに。

 

彼と一緒なら変えられるかもしれないと、2人は協力していくのですが・・。

 

ポスターを比較してみると、日本版では主演のスジイジョンソクを強調して、誰のドラマなのかをアピールしているようです。

 

ただ内容的には美しい恋愛話だけではなく、サスペンスの要素も含まれている『あなたが眠っている間に』。

 

やはり興味を引くのは、韓国版のポスターのようですね。

応答せよシリーズ

応答せよ1988

2015年のドラマ『応答せよ1988』、日本では『恋のスケッチ~応答せよ1988~』となっています。


ソウルオリンピックが開催された1988年のソウルの道峰区(トボング)・双門洞(サンムンドン)が舞台の家族の物語が描かれています。

 

応答せよシリーズの中では、家族間の出来事を押し出しているドラマで、恋愛要素は前面に出てきていないのが特徴的な作品。

 

原作の韓国のポスターは、家族ぐるみに付き合っているご近所が写されている構図を起用しています。

 

日本版では恋のスケッチのタイトルに変わっているように、ドクソン(ヘリ)を中心とする恋愛にポイントを置いたポスター。

 

ドラマが意図している家族愛をメインにするならば、韓国版のポスターが良いですね。

応答せよ1997

2012年の応答シリーズのドラマ。舞台は釜山で、仲の良い6人の高校生が繰り広げる物語です。

 

グループ「H.O.T」の大ファンでヒロインのソンシウォン(チョンウンジ)と、シウォンの幼なじみのユンユンジェ(ソイングク)。

 

同窓会で集まった仲良しだった6人組。

 

そしてこの日、あるカップルが結婚を発表すると言うのですが・・。

 

韓国版では、高校時代を過ごした6人組に焦点を当てたポスターの構図。

 

日本版ではラブストーリーの要素を前面に押し出しているスタイルです。

 

また、キャッチコピーなど文字が多いのも日本の特徴で、ドラマの内容を伝える手法が全く異なるのがわかるポスター比較となっています。

麗~花萌ゆる8人の皇子たち~

韓国の原題訳は『月の恋人-歩歩驚心:麗』で、日本では『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』になっている、2016年のドラマです。

 

現代に生きる女性ヘス(IU)が過去にタイムスリップし、第4皇子ワンソ(イジュンギ)と出会います。

 

心に傷を負ったワンソ。2人はそこで悲しい恋を経験することになるのです。

 

韓国のポスターは、ヘスとワンソにポイントを絞って葛藤と悲恋を表した構図と色使いになっています。

 

日本版では『花萌ゆる8人の皇子たち』でもわかるように、ヘスを中心にイケメン皇子の恋物語のようなポスター。

 

日本のポスターを見る限り、ドラマの最終回が涙・涙・・で終わるとは想像できないですね。

太陽の末裔

ソンソンカップルで大ヒットしたドラマ『太陽の末裔』、日本では『太陽の末裔 Love Under The Sun』と言うタイトルになっています。

 

命の危険と隣り合わせの紛争地域での若い軍人と医師の愛。

 

そこには、人間の価値を問うヒューマンストーリーも入っているドラマです。

 

エリートコースを歩んできた特戦司令部所属の海外派兵チーム長ユシジン(ソンジュンギ)。

 

医師カンモヨン(ソンヘギョ)との出会いは最悪だったのですが・・。

  

韓国の原作ポスターは、紛争地帯でお互いを気遣う2人にポイントを当てた構図となっています。

 

日本のポスターは『Love Under The Sun』でもわかるように、ソンヘギョとソンジュンギのキスシーンをアップにすることで、ハッピーエンド感満載の恋愛要素を強く押し出しています。

雲が描いた月明り

2016年のドラマ『雲が描いた月明かり』。

 

世子イヨン(パクボゴム)と男装の内侍ホンラオン(キムユジョン)の宮中ロマンスを描いたドラマです。

 

人物と背景を一体化する韓国版と、人物を浮きだたせる日本版ポスターの比較です。 

 

緑色は、安心や安定など調和を表現する色で、リラックス効果がある控えめな色。

 

青色は、内面に訴えかける色で生きている意味を強調することに。

 

ホンラオンは女性と言うことを隠して、イヨンに恋心を抱く女性。

 

また彼女の環境も複雑で、愛するが故に身を引くことになっていくのでした。

 

控えめな心や淡い恋を表現しているのが韓国のポスター。

 

同じ構図でも、日本版では恋愛要素を強く押し出しているように感じてしまいます。

日本の映画の韓国版ポスター

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