アップデート : 2023-12-18
2023年も残りわずかとなりましたが、今年も韓国アイドル界ではたくさんの炎上騒動が巻き起こりました。熱愛や喫煙から始まり、歴史問題や契約問題、さらに宗教問題で脱退したケースも…。そこで今回は2023年に炎上した韓国アイドルたちを、まとめて振り返ってみましょう。
DKZのギョンユンは、Netflixで公開された「すべては神のために: 裏切られた信仰」をきっかけに、両親がカルト宗教キリスト教福音宣教会(JMS)の信者だったことが判明しました。
当初は両親や叔母だけが信者と思われましたが、ギョンユンも中学生の頃から歌手団に所属しており、騒動後に脱会を発表。
その後、直筆の手紙を通じて謝罪しましたが炎上は収まらず、パニック障害および社会恐怖症と診断され、活動を休止しました。
そして2023年8月にはグループからの脱退と、年内の入隊を発表しています。
アンチファンの多さから、行動ひとつで炎上が巻き起こってしまうIVEウォニョン。
4月にはライブ配信を通じてイソの服を自分の服と勘違いし、タグを確認したことで炎上が勃発しました。
また7月にはサムスンのスマートフォンイベントに出席したものの、普段はiPhoneを使っていることが判明。
これについては「ウォニョンは広告モデルじゃないから何の問題もない」という擁護の声も相次ぎました。
さらに海外でのスケジュールの際、突然近寄ってきた小学生に驚く姿を見せ炎上。
特に子供を持つ母親たちから批判の声が多く上がりましたが、「あんな風に突然近づいてきて触られたら、誰でも驚くだろう」という声や「そもそも警備員はいないの?」という声も見られました。
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MAMAMOOのファサは2023年5月、バラエティー番組の撮影を兼ねて成均館大学の人文社会キャンパス祭りに参加。
その際、「Don’t」の中で脚を大きく広げて座った後、舌で手を舐めるような仕草を見せ、さらにその手を自身の下半身に当てるようなパフォーマンスを披露しました。
これについて「あまりにも過激すぎる」と批判の声が相次ぎ、学生保護者人権保護連帯が、ファサを公然わいせつ罪容疑で告発。
最終的には「嫌疑なし」で不送致となりましたが、学生保護者人権保護連帯は警察上位機関による捜査審議を要請しています。
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THE BOYZのヒョンジェは、2023年3月1日にファンへ日本の曲を紹介しました。
毎年3月1日は「三一節」と呼ばれ、1919年3月1日の三・一独立運動を記念する日。
日本の植民地から韓国の独立を世界に知らせたという点で、韓国人にはとても意味のある日になります。
そんな中、日本の曲を紹介してしまったことで大炎上。
またヒョンジェは2月にも日本の旭日旗の模様がある帽子をかぶってコンテンツ映像に登場し、炎上の末に謝罪を発表したことがあります。
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お国柄、歴史問題などについては特に厳しい韓国人。
ENHYPENのジェイはライブ配信の中で、「僕は歴史を勉強するのは好きだが、韓国史はなんというか情報量が多くないという感じ。ちょっと数週間程度勉強すればいいというか。短編小説のような感じ」と発言。
韓国には5000年の歴史があると言われていますが、「短編小説」と表現したことで大炎上が巻き起こりました。
またENHYPENは5月22日にリリースしたミニアルバム「DARK BLOOD」を巡っても、炎上が勃発。
タイトル曲「Bite Me」の振り付けに女性ダンサーたちが動員されていること、女性ダンサーと絡み合うようなダンスに批判が相次ぎ、一部のファンがトラックデモまで進行する騒動となりました。
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2022年11月にデビューし、中小企業所属のK-POPアーティストとしては初めて米ビルボードチャートの「HOT 100」にチャートインしたFIFTY FIFTY。
新人アイドルグループとしては異例の快挙となりましたが、2023年6月にメンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出しました。
その後、所属事務所は「当社との専属契約を違反するよう誘導する外部勢力が確認された」とし、メンバーが引き抜きされていると主張。
メンバーたちは所属事務所に対する暴露を続けますが、8月には裁判所が仮処分申請を棄却しました。
そんな中、10月にメンバーのキナが所属事務所へ戻ることを発表。
そしてキナの暴露により、外部勢力がメンバーやその家族を裏で操っていたことが判明しました。
それでも残る3人は所属事務所へ戻らず、今後FIFTY FIFTYは新しいメンバーを加入させてグループ活動をすると発表しています。
2023年8月、日本に仕事で滞在した際の写真をSNSに投稿したNewJeansのハニ。
その際「our short trip to sushi land(寿司ランドでの短い旅行)」というコメントを添えたことで、日本で炎上が巻き起こりました。
「どうしてわざわざ侮辱的な表現をしたのか」「普通にJAPANと言えば良かったのに」という声と共に、「寿司の写真がないのに、なんで寿司ランドと呼ぶの?」という声も。
また例え話として「韓国のことをキムチランドと呼んだらすぐに炎上するだろう」という声や、ベトナム系オーストラリア人であるハニに対し「オーストラリアは人種差別禁止の国だったはず」という声も上がりました。
どちらにしても、特定の国を食べ物で表現すること自体が間違いなのかもしれませんね・・・。
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