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制作費が430億ウォン!?驚きの韓国ドラマ製作費をチェック

アップデート : 2023-03-04

日本よりもドラマや映画の出演料が高いことで知られている韓国。もちろん作品の制作費自体も破格であり、その費用は年々上がっているのだとか!今回は韓国ドラマの制作費をご紹介!人気ドラマの制作費や制作費が高い理由などに迫ってみましょう♫

韓国ドラマの制作費の平均ってどれぐらい?

高額な韓国ドラマの制作費を知る前に、まずは韓国ドラマ製作費の平均をご紹介しましょう。


ここ数年、韓国ドラマの制作費の平均は120億ウォン台(約12億万円)。


これは全16話の作品を基準にした場合で、1話当たりの制作費は7億5000万ウォン(約7500万円)になります。


ちなみに日本のドラマ制作費の平均は1話約2000〜3000万円で、10話完結の場合は2~3億円。


「制作費削減!」という言葉も聞かれる一方で、韓国ドラマの制作費は年々上がっている傾向にあります。


その理由のひとつが、出演者の高額な出演料。


人気俳優や女優の場合、1作品あたり8億ウォン(約8000万円)ほどを受け取ることも珍しくありません。


また労働環境を改善するため人件費を上げなければならず、こちらも制作費が上がる理由に。


ささに最近では、最新のコンピューターグラフィック(CG)などを用いる作品も増えていることから制作費が右肩上がりになっている現状です。

大人気だった韓国ドラマの制作費をチェック!

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

制作費:約150億ウォン


2022年、韓国のみならず世界中で愛されたドラマと言えば「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ですね。


こちらのドラマは平均制作費を3億円ほど上回る、約150億ウォンで制作されたと言われています。


元々はSBSで制作・放送をする予定だったものの、あまりの制作費の高さに手放すことになったという噂も。


実際に制作を手掛けたのはENAですが、親会社であるKTグループが買い入れたということです。


KTグループがこのドラマに賭けた結果、大成功を収めているため今後さらに韓国ドラマの制作費が上がるのでは?という声も上がっています。

 

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私たちのブルース

制作費:約340億ウォン


多くのドラマや映画で主演を演じてきたトップスターたちが集結した「私たちのブルース」。


全員が主役級ということもあり、その制作費は地上波ドラマにしてはかなり高額となりました。


特にイビョンホンはこの作品の出演料が30億ウォンだったという噂も!


またこちらの作品は当初、7~8話程度の短編ドラマとして計画されていましたが、新人作家とコラボレーションをしたことで最終的には全20話のオムニバス形式に変更。


話数が増えるほど制作費が上がってしまうことは避けられませんが、最終的には国内外で人気を集めた作品となったためドラマとしては“大成功”と言われています。

 

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ナルコの神(スリナム)

制作費:約350億ウォン


Netflixでの公開と同時に、韓国でシンドロームを巻き起こした大ヒットドラマ「ナルコの神(スリナム)」。


まるで映画のようなスケールで展開された作品であるため、制作費もかなり高額。


また撮影は主にドミニカ共和国で進められ、ドミニカ共和国の刑務所や実際に収監中の模範囚らがエキストラで出演。


基本的に海外での撮影は撮影費用や機材運搬費用、出演者やスタッフの滞在費などが高額になるため、全体の制作費が上がってしまうのも仕方のないこと。


さらにスリナムの邸宅内部ではCGを使用し、チャイナタウンは一から建てられたため制作費が高額になったと推測されます。

 

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ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え

制作費:約350億ウォン


2022年にシーズン1とシーズン2が公開された「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」。


こちらはスペインのドラマ「ペーパー・ハウス」のリメイクであり、リメイク権を取得するだけでも高額な費用が必要になると言われています。


またこのドラマでは特にCGが多く使用されており、技術面で制作費がアップ。


先ほどご紹介した「ナルコの神(スリナム)」、そして「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」は共にNetflixが制作を手掛けましたが、その高額な制作費の裏には「イカゲーム」の存在があったと言われています。


「イカゲーム」を通じて制作費対比40倍以上の収益を上げたNetflixは、韓国の制作環境の“コスパ”に注目し、高額の制作費を投じてさらに大きな規模のドラマを制作。


実際、「イカゲーム」の制作費は250億ウォンでしたが、この作品ではさらに100億ウォンもアップしていることが分かります。

財閥家の末息子

制作費:約352億ウォン


2022年の高視聴率ドラマとして話題を集めた「財閥家の末息子」。


ソンジュンギの現在の出演料は1話あたり3億ウォンと言われており、全16話のこのドラマでは約48億ウォンの出演料を受け取ったと推測。


またイソンミンも名俳優として知られているため、出演料は高額と予想されています。


その他の出演者たちの演技力も高く評価され、最終話では29.948%と高視聴率を叩き出し、大成功と思われたものの…視聴者の反応は「最悪」の一言。


「エンディングがお粗末だった」「原作のウェブ小説と全く同じ終わり方」「がっかりした」という声が多く上がり、不満を感じた視聴者が多かったようです。

還魂

制作費:約400億ウォン


撮影のロケーションや豪華な衣装、スタッフの人員数などで比較的制作費が高くなりがちな時代劇ドラマ。


還魂」は放送前からシーズン1とシーズン2に分けて放送されることが伝えられてきました。


シーズン1で主演を務めたのはチョンソミン、その他の出演者はイジェウク、そして若手俳優らが中心でした。


しかし当初予定されていた主演は女優のパクヘウン。


パクへウンは新人女優ですでに撮影も進んでいましたが「大きなプロジェクトドラマの主人公として作品を率いていくことに負担感を感じる」とし、降板を発表。


それでもチョンソミンがしっかりとした演技を見せ、なんとか評価をキープしました。


しかし、なんとシーズン2では主演がコユンジョンに変更。


コユンジョンはシーズン1で特別出演をしていましたが、高額な制作費をかけた作品で主演が何度も変わる(降板を含む)のは異例の事態。


若手俳優たちの出演で出演料はそこまで高くならなかったものの、CGを多く用いたことで制作費も高額になってしまったようです。

ミスターサンシャイン

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