アップデート : 2020-07-19
人気俳優イソンミンのプロフィールを徹底調査! 長い間脇役として出演してきたイソンミンですが、ドラマ「ミセン」への出演を機に、一気に人気俳優に。 実はその前から主演を務めていたこと、ご存知ですか?今回はイソンミンの過去出演作から、ブレイクまでの道のり、さらには撮影秘話などをご紹介します!
名前(本名):イソンミン
ハングル:이성민(Lee Sung Min/李星民)
生年月日:1968年12月4日
身長:175cm
星座:射手座
出身地:慶尚北道 奉化郡 奉化邑
学歴:テグ専門大学(放送エンターテイメント学科q卒業)
家族構成:妻、娘
宗教:仏教
デビュー作:1985年 演劇にてデビュー
所属事務所:hodu entertainment
経歴:劇団“チャイム“団員
ドラマ初出演は2000年、映画初出演は2001年。
演劇時代から数えるとデビュー約35年を迎えるベテラン俳優のイソンミン。
幼いころ団体観覧で見た演劇の影響で俳優という夢を見ることになりその後、浪人をしていた時(20歳)
たまたま見た団員募集ポスターを見て劇場を訪ね、そこから始まった俳優を志はじめました。
端役のころ辛かったことは出演シーン全てカットされていたこと!
そんな苦い過去を明かした彼はデビュー20年を迎えた時、初めてドラマ主演を担い、存在感を発揮することに!
その後ドラマや映画で存在感、そして高い演技力の認められ今では人気の俳優となりました。
過去、映画制作発表会での質疑応答の際
「実際の性格は、とても慎重です。物を一つ買うときも数日悩む」と自信の性格を語っていました。
また普段優しくて愉快な人として知られているイソンミン!
共演者やスタッフからも
「先輩は温かく、とても気遣いをしてくださり、いつも感謝しながら撮影をしていました」(ユンソヒ:ドラマ『記憶』共演者)
「イソンミンさんの振る舞いは現場スタッフを始め後輩俳優たちに大きな手本となっている」(『記憶』制作人)
「映画撮影の合間休憩の時イソンミン先輩がラーメンを作ってくれました。しかも僕だけでなくスタッフにも作っておられました」(クァクシアン:映画『目撃者』共演者)
などとも言われていました!
優しく配慮ができる方、かと思いきやこんな一面も。
過去映画『保安官』で共演をしたチョジヌは「兄さん(イソンミン)は超ストレートな人」とし
「いつも初志を貫く信念を持っている」と語りました。
思ったことはそのまま言うというストレートな性格でもあるというイソンミン。
過去ソンガンホの推薦である映画のオーディションを受けた際にも、
製作陣からソンガンホと仲がいいのか聞かれイソンミンは
「そこまで仲良くない」と超ストレートに回答(笑)
こうした素直な面も彼の魅力の1つかもしれません。
【出演ドラマ】(一部抜粋)
『愛は簡単じゃない』 (2009年/SBS)
『熱血商売人』(2009年/KBS)
『パスタ』 (2010年/MBC)
『グロリア』 (2010年/MBC)
『マイ・プリンセス』 (2011年/MBC)
『私の心が聞こえる?』 (2011年/MBC)
『ブレイン』 (2011年/KBS)
『The King 2Hearts』 (2012年/MBC)
『ゴールデンタイム』 (2012年/MBC)
『ミスコリア』 (2013年/MBC)
『華政(ファジョン)』 (2015年/MBC)
『記憶~愛する人へ~』 (2016年/tvN)
『マネーゲーム』 (2020年/tvN)
【出演映画】(一部抜粋)
『ブラック&ホワイト』 (2001年)
『シルク靴』 (2006年)
『凍える牙』(2012年)
『マイ・リトル・ヒーロー』(2013年)
『弁護人』(2013年)
『さまよう刃』(2014年)
『ビッグマッチ』(2014年)
『ロボット、ソリ』(2015年)
『華麗なるリベンジ』(2015年)
『保安官』(2017年)
『リアル』(2017年)
『目撃者』(2018年)
『工作 黒金星(ブラック・ビーナス)と呼ばれた男』(2018年)
『麻薬王』(2018年)
『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』(2019年)
『ビースト』(2019年)
『南山の部長たち』(2020年)
『MR.ZOO:消えたVIP』(2020年)
『第8日の夜』(2020年公開予定)
『対外秘:権力の誕生(仮題)』(2020年)
ドラマ『ゴールデンタイム』で事実上初の主演を担うことになったイソンミン!
外傷専門医役を担い、同じ医師役であった『ブレイン』とは違うイメージを表現しようとなんと7キロ減量。
撮影の際に履く運動靴を数週間前から履いて救急救命室医師のリアリティーを生かそうと努力したんだとか!
そのおかげか彼の名が一気に知れ渡ることに。
その翌年公開された映画『弁護人』では、ソンガンホやイムシワンなど有名俳優と共演し、さらに知名度を上げました。
そしてイソンミンの代表作で欠かせないのが、その翌年の2014年ドラマ『ミセン』への出演。
ここで高い評価をを受けることになります!
第51回百想芸術大賞TV部門男性最優秀演技賞、2016年にはtvN10 Awardsで男性俳優賞を受賞。
「イソンミンがかっこよかった!」と視聴者からも大好評でした。
イソンミンの勢いは止まらず、2018年映画『工作』でチュジフンと共に2018年カンヌ国際映画祭に訪問。
第55回大鐘賞映画祭 男優主演賞、第18回ディレクターズ・カット授賞式 今年の男性演技者賞、第55回百想芸術大賞 映画部門 男性最優秀演技賞を受賞!
トップスターへの階段を駆け上っています!
イサンミンの奥さんは演劇振付師として活動しておられた方で
イサンミンとは4歳差だそうです!
イサンミンが大邱で演劇生活をしていた頃、現在の奥さんと初めて出会ったと明かしています!
しかしお互い第一印象がとても良くなかったそうな…(笑)
振付を学んでいくうちに仲良くなり、ある日奥さんの方から先に連絡が来て、恋愛に発展。
付き合う中で結婚の話も出ていましたが、当時厳しい生活をしていたイソンミンは結婚になかなか踏み切れず…。
結局は奥さんのリーダーシップ(笑)で結婚に至ったそうです!
結婚後、地方からソウルへ公演をしに通いながら奥さんと6年間離ればなれで暮らしていたのだとか。
当時をイソンミンは
「ソウルに来て演劇をする時は収入がなかった。妻のアルバイト費が収入の全てだった」と話していました!
ソウルに行く際に奥さんから10万ウォン(約1万円)のお小遣いをもらい、1週間生活をしていたんだとか…!
その後、娘さんの妊娠が分かった時の感情についても
「妊娠が分かった時は(生活難のため)冷や汗が出た。今はとても愛らしいが、その時の感情を考えると少し申し訳なく思う」とも語っていました。
またバラエティ番組『アラフォー息子の成長日記』出演時
娘さんにお肉を食べさせようと思ったが
お金が無かった時期のことを思い浮かべ涙ぐんでいました。
「1人前1000ウォン(約100円)程したデペサムギョプサル※1を食べに行った記憶がある。今はでデペサムギョプサルを食べない」と話し、当時どれほど生活難であったのかを知らせもしました。
※1:デペサムギョプサルとは、とても薄切りのサムギョプサルのこと
イソンミンといえば初の主演ドラマである『ゴールデンタイム』よりも
彼の存在感を輝かせた『ミセン~未生~』を思い浮かべる方が多いと思いますが
まず『ミセン』は、2014年10月~12月にかけて放送されたドラマで同名人気ウェブ漫画を原作としたドラマ!
演技をするアイドルとして知名度を高めているイムシワン
『賢い医師生活』で180度違う魅力を見せたキムデミョン
さらにはカンソラ、カンハヌル、ピョンヨハンなどが出演をしたこのドラマ。
平均視聴率8%・最高視聴率10%と、有終の美を飾ったドラマです!
ここでイソンミンはチャングレ(イムシワン)の上司イサンシク課長役で
上層部にも反抗する熱血課長を演じました。
自身の信念を貫く格好いい課長役を演じ、演技人生で初めて演技賞を受賞することに!
授賞式で彼は「僕とはとてもほど遠い存在でした、このような授賞式は・・・招待されただけでも光栄に思っている
このような良い作品に出演し、良い出来事が生まれたみたいだ」とし、初めての受賞コメントを残していました!
実はイソンミン全くお酒が飲めない下戸。
しかしある時ビールを飲む撮影の際、制作側のミスで実際にビールを与えられたそうな、、
インタビューでは
「撮影に入ってビールを渡されたが、飲みながらも味がおかしかった・・・その時、撮影を終えた後、本当に酔ってよろめいた。 撮影を中止し、車で2時間寝た後、復活した」
「私はほとんどビール一杯で酔っ払っている。 酒を分解する能力がない. 男性同士が仲良くなるのに酒が大きな役割を果たすのに、それができず、一方では非常に残念だ」
と語っていました!
言われてみるとお酒を飲むシーンがよくあるイソンミン。
今度からはイソンミンのお酒を飲む演技にも注目してみてはいかがでしょうか(笑)
イソンミンが演技人生初めてとなる4つの賞を受賞した作品『工作』。
実在した人物をモデルに作られた映画です!
1993年、北朝鮮の核開発をめぐって韓半島の危機が高まっている中
元情報司令部少佐で安企部にスカウトされたパクソクヨン(ファンジョンミン)は、「黒金星(ブラックビーナス)」という暗号名で
北朝鮮の核の実体を突き止めるため、北朝鮮の高位層内部に潜入せよという指令を受けるところから始まる映画!
イソンミンは劇中、対北朝鮮事業家に偽装して北京駐在の北朝鮮高官のリミョンフン役を演じています!
カンヌ映画祭に招待された後、上映が終わった際にスタンディングオベーションを受け目頭を熱くしたというイソンミン。
その当時をこう語っていました。
「実はスタンディングオベーションを受けた際どうリアクションすればいいか分からなかった..
涙目になったのは映画が感動的だったからだ」
また劇中、北朝鮮の方言で演技をした彼は、
「もともとは、北朝鮮の言葉よりも伝えるのに気を使おうと思っていた」とし
「そして資料を見ると、少し良くない平壌の言葉があった。 北朝鮮の知識人たちが使う…。 そしてリミョンフンというキャラクターは外国で多く生活するキャラクターなので、北朝鮮の方言の味よりは伝えるということに力を入れた」
としていました!
そして百想芸術大賞映画部門男性最優秀演技賞受賞時には
「うーん…私は昨年『工作』を通じ沢山の賞を受賞しました。
そしれ最近また百想の候補になりながらこう考えていました。
“今日の私があるまでにどのようなことがあったので私がこうしているのか“という考えが浮かびましたが
私が演劇を初めてスタートし俳優をしようと劇場を訪れた時から
今まで出会った多くの方々との縁・偶然など多くの出会いがこの結果ではないかと思います。とても良い人たちに多く出会ったんだなと。これまで私と縁があった方々に感謝します。
そして私に人生キャラクターをくださった監督にももう一度感謝の意を称します」
「このような言葉はあまり言わないのですが
私の妻と娘にも感謝しています。これからも頑張ります」
と感動的なコメントも残していました。
2014年、そして2017年はイソンミンの演技人生で最も輝いた年。
今のイソンミンを作った年とも言われています!
韓国でも人気を得ていたドラマ『記憶』!
この作品は2018年に日本でも同名でリメイク放送され出演していたイソンミンが第1話と第4話にカメオ出演。
日韓の主演俳優の夢の共演が現実しました!
中井貴一の第一印象を、イソンミンはこう語っています。
「撮影現場に入る前にたまたまテレビをつけたら、中井さんが出られているドラマを放送していたので、
お会いした時は“あ、芸能人だ”と思いました(笑)。」
この作品に出演するために日本語も勉強したんだとか。
ドラマ内ではおでん屋の常連客役として出演。
一生懸命勉強した日本語を披露しています!