アップデート : 2022-08-11
映画「パラサイト 半地下の家族」でソンガンホの演技力に引き込まれた人も多いはず!韓国では彼の作品にハズレはないと言われるほどの実力派俳優として知られるソンガンホ。そんな彼のチェックするべき出演作や性格、インスタ情報から是枝裕和監督との映画「ベイビー・ブローカー」まで徹底的にご紹介します!
名前(本名):ソンガンホ
ハングル:송강호
生年月日:1967年1月17日
身長:180cm
体重:80kg
血液型:A型
星座:やぎ座
出身地:釜山
事務所:SUBLIMEし
学歴:キムへ高等学校卒業、釜山慶尚大学 放送芸能学/専門学士 中退
家族構成:妻、息子一人、娘一人
ソンガンホは2019年に11年間所属していたHODU&Uエンターテインメントを退社し、2020年にSUBLIMEに移籍しました。
ソンガンホは1991年に「演友舞台」という劇団に入団し、同年に演劇「同乗」でデビューし、本格的に演技活動を開始します。
デビュー後は数々の演劇や短編映画に出演し、1996年には「豚が井戸に落ちた日」で長編映画初出演を果たしました。
今では数々の作品で主演俳優を務めるソンガンホですが、デビュー作では主人公の同級生の役柄を演じていました。
コミカルな役からシリアスな役まで、作品ごとに全く違う役柄を演じるソンガンホですが、素顔はどのような人柄なのでしょうか?
関係者や共演者によると、ソンガンホは物静かで内気な性格だと言われています。
一般的に釜山出身の男性は寡黙で男らしい人が多いと言われていますが、ソンガンホも釜山出身らしい寡黙な人柄のようです。
そして過去のインタビューでは、全ての作品に完璧な状態で臨むために毎回熾烈な努力をしていると明かしました。
高い演技力の裏には並外れた努力が隠されていたんですね。
そんなソンガンホですが、一方では温かい人柄が溢れたエピソードも数々あります。
特に「パラサイト 半地下の家族」のポンジュノ監督とは、ソンガンホが俳優として活動し始めた頃から親交があり、これまでも「殺人の追憶」や「グエムル」でタッグを組んで来ました。
二人は厚い信頼関係で結ばれており、お互いのことを「ポンポロポンポンポン」「ソンソロソンソンソン」とふざけて呼び合うくらい仲が良いそうです。
また同じくパラサイトで共演した俳優パクミョンフンは、宿舎からセット場まで車で2,30分ほど離れているのにも関わらず、ソンガンホがいつも車に乗せて連れて行ってくれたと話しています。
たくさんの同業者から一緒に仕事がしたいというラブコールが絶えないソンガンホ。
その理由は演技に対するストイックな姿勢はもちろんですが、彼の人柄も大きく影響しているのかもしれません。
関連情報:
1990年にデビューし数々の作品に出演してきたソンガンホ。
今では世界的な人気を誇る彼ですが、新人時代のビジュアルが良いと話題になりました!
こちらは2000年の映画「反則王」での写真です。
現在の大人な雰囲気漂うカッコよさよりも、若さを感じる好青年なイケメンですよね♡
気になった方は是非過去の作品もチェックしてみてください♪
【出演映画】
『ナンバー・スリー No.3』(1997)
『シュリ』(1998)
『反則王』(2000)
『JSA』(2001)
『殺人の追憶』(2003)
『大統領の理髪師』(2004)
『グエムル-漢江の怪物-』(2006)
『渇き』(2010)
『義兄弟 SECRET REUNION』(2010)
『観相師–かんそうし–』(2013)
『弁護人』(2013)
『密偵』(2016)
『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)
『麻薬王』(2018)
『パラサイト 半地下の家族』(2019)
『王の願い ハングルの始まり』(2022)
『ベイビー・ブローカー』(2019)
『非常宣言』(2022)
『クモの巣』(未定)
『1勝』(未定)
俳優としてのキャリアは30年ほどのソンガンホですが、実はこれまでドラマ出演歴が一度もないのはご存知でしょうか?
過去のインタビューでは、自分は一度に複数の事をできる性格ではないと話しています。
またこれまで映画に専念して来たため、あえてドラマに出演したいという思いもないと語っていました。
ソンガンホが主演を務めた作品は平均観客数が500万人を超えており、これまでに数々の素晴らしい作品を残して来ました。
その中でもやはり見逃せないのが、2019年に韓国で公開されたポンジュノ監督作品の「パラサイト 半地下の家族」ですよね!
劇中でソンガンホは失業中のキム一家の父親ギテク役を演じ、特にクライマックスシーンの演技は国内でも高い評価を受けました。
作品は、韓国映画初となるアカデミー賞4冠受賞という華々しい結果を残し、彼自身もロサンゼルス映画批評家協会賞にて助演男優賞を受賞するなど、その演技力の高さは世界的にも認められました。
これまで様々な役柄を演じて来たソンガンホですが、日本語を使う役柄を演じたこともあります。
2016年に韓国で公開された映画「密偵」は日本統治時代の朝鮮半島を舞台にした作品で、ソンガンホは朝鮮人でありながら日本警察に仕えるという難しい役柄を演じ、日本語でのセリフにも挑戦しています。
元々日本語が話せるわけでは無かったようですが、それでも劇中では自然な日本語を披露しました。
韓国で開かれた映画イベントに「密偵」のキムジウン監督とともに出演した際には、日本語を専攻しているという観客がソンガンホの日本語を賞賛し、客席から大きな拍手が沸き起こったというエピソードもあります。
また、「パラサイト 半地下の家族」の来日記者会見では日本語で自己紹介をする場面も見られました。
国内にとどまらず日本でもファンを増やしているソンガンホ。
特に「密偵」で共演した鶴見辰吾をはじめ、國村隼や草彅剛、佐藤健など日本を代表する俳優達がソンガンホの演技力を賞賛しています。
是枝裕和監督や在日韓国人である李相日監督も一緒に仕事をしたい俳優にソンガンホの名前を挙げていました。
そしてついに2022年に是枝裕和監督の映画「ベイビー・ブローカー」でソンガンホが出演を果たしました♪
「ベイビー・ブローカー」は2022年6月8日に公開された韓国映画で、日本の有名な映画監督である是枝裕和監督が初めて韓国で撮影・演出した映画です。
クリーニング店を運営しているサンヒョン(ソンガンホ)と赤ちゃんポスト施設で働くドンス(カンドンウォン)が、ソヨン(IU)が置いて行った赤ちゃんをこっそり連れて行ったことから始まるストーリー。
ソンガンホはこの作品で韓国男優としては初めて、カンヌ映画祭主演男優賞を受賞しました。
是枝裕和監督はポンジュノ監督に、現場のペースはソンガンホに任せておけば大丈夫とアドバイスされたそうで、実際にソンガンホの要求を7割ほど承諾したそう!
しっかりモニターチェックをし自分の意見を言い、作品をより良くする為の姿勢がずっと見られたそうなので、ソンガンホの演技に対する真剣さが分かりますね。
「非常宣言」は2022年8月に公開された航空災難映画で、ソンガンホはベテラン刑事チーム長のクインホ役を演じました
クインホは、飛行機テロ予告映像の情報提供を受けて事件を捜査していたところ、容疑者が実際にKI501航空便に乗っていることを把握します。
一方、娘の治療のために飛行恐怖症であるにもかかわらず、ハワイに向かうことにしたパクジェヒョク(イビョンホン)は、周りをうろつきながら威嚇的な言葉を使う見知らぬ人が気になります。
仁川からハワイに離陸したKI501航空便で原因不明の死亡者が発生し、混乱と恐怖の中、無条件に着陸を余儀なくされた飛行機で繰り広げられるストーリーです。
ソンガンホは1995年に劇団女優のファンジャンスクと結婚し、息子と娘が一人ずついます。
息子のソンジュンピョン(1996年生まれ)は小学生の頃にサッカーを始め、2012年にはU-16青少年サッカー国家代表チームに選ばれるほどの実力の持ち主です。
そして延世大学在学中であった2017年にKリーグプロサッカー団体である水原サムソンブルーウィングスに入団し大きな話題となりました。
その後2019年にチームとの契約が終了し、現役を引退しました。
ソンガンホ自身も息子の活躍を喜んでおり、過去にはソンジュンピョンが自分の息子だと有名になるよりも、自分がソンジュンピョンの父親だと有名になりたいと発言していたそうです。
国民的俳優のソンガンホも素顔は家族思いの素敵なお父さんなんですね♪