悪役を演じた韓国俳優大特集！名演技で主役級のインパクト！

日本でも話題になったドラマ「梨泰院クラス」で主人公パクセロイ(パクソジュン)の高校時代の同級生、グンウォン役を演じて話題になりました。

ドラマは高校を中退し、さらに殺人未遂の罪があるパクセロイ(パクソジュン)が業界No.1の食品会社「長家」を超えることを目標に、梨泰院で小さな居酒屋を開くサクセスストーリーとなっています。

作品の中でグンウォンは財閥二世として、好き放題振る舞っていました。

セロイはグンウォンのせいで高校を辞めることになり、さらには大切な父親まで奪われてしまいます。

グンウォンの手段を選ばすセロイを潰そうとする姿は大きな話題を呼びました。

アンボヒョンは2007年にモデルとしてデビューし、2014年からは俳優としても活動をスタート。

元々はプロのボクシング選手を目指していたという珍しい経歴の持ち主です。

「梨泰院クラス」出演をきっかけにアンボヒョンは数々のバラエティ番組やCMに出演し、一気に人気俳優の仲間入りを果たしました！

続いてはベテラン俳優のキムビョンオク。

2003年に公開された映画「オールドボーイ」では、不気味なボディーガードの役を演じました。

真っ白の髪が独特の雰囲気を出していますよね。

作品はある日平凡なサラリーマン、オデスが突然何者かに拉致され、監禁される所から始まります。

犯人への服種、そして監禁された謎を解き明かしていく物語です。

こちらの映画はハリウッドでもリメイクされました。

作品そのものが暗く不気味な雰囲気に包まれていますが、キムビョンオクの独特なオーラは作品により一層重さをプラスしています。

キムビョンオクは元々舞台を中心に活躍していました。

オールドボーイに出演する前はお金がなく、かなり苦労をされたそうです。

オールドボーイ出演後も様々な作品で悪役を演じ、韓国では悪役の演技に定評があります。

小柄な方ですが、独特の存在感で人々を魅了する俳優です。

続いてはパクソンウン。

渋い雰囲気は悪役にぴったりですよね！

パクソンウンが悪役を演じ高い評価を受けた作品が、映画「新しき世界」です。

国内最大の犯罪組織"ゴールドムーン"に潜入捜査している警察官のジャソン（イジョンチェ）。

長い潜入捜査の中で、自分のことを本当の弟のように信頼し面倒を見てくれる上司のチョン（ファンジョンミン）に対し、本気で慕う気持ちが生まれ葛藤するジャソン。

そんなチョンが組織の次期後継者となるために、パクソンウン演じるジュングと争うこととなります。

韓国映画らしいバイオレンスなシーン満載のこちらの作品は、韓国では19歳以下は閲覧不可！

観客数は約468万人と大ヒットを記録しました。

ちなみにパクソンウン本人は「悪役俳優専門になる気持ちは全くない」とのこと。

オファーこそ悪役が多いものの、パクソンウンはコメディーが好きなのだとか（笑）

続いては大ヒットドラマ「応答せよ」シリーズでもお馴染みの俳優キムソンギュン。

映画「隣人」では殺人の疑いをかけられる気味の悪い男の役を演じ、話題になりました。

あるマンションでの事件をきっかけに、住人達はある男を疑うように。

これ以上犠牲者を増やすまいと奮闘する隣人、そして殺人犯の対決を描いたスリラーです。

この作品に出演する前にも映画「悪い奴ら」でチンピラを演じるなど、悪役を演じることが多かったキムソンギュン。

そのため社会から怖いというイメージを持たれることが多かったのですが、ドラマ「応答せよ」シリーズでは明るくコミカルな役を演じ、それまでのイメージを一新しました。

作品によってイメージをガラッと変えることができるのは、それだけ演技力が高いということですよね！

関連記事：社会現象にもなった「恋のスケッチ~応答せよ1988~」その魅力を徹底紹介！

続いてはクァクドウォン。

ソンガンホ主演の話題の映画「弁護人」で公安の責任者チャドンヨン役を演じました。

舞台は1980年代、軍事政権下にあった韓国。

学歴はなくても実力で弁護士としてキャリアを積んでいたウソク(ソンガンホ)が主人公です。

ある日昔から親しくしていたクッパ屋の息子ジヌ(イムシワン)が、見に覚えのない罪で逮捕されたと聞きます。

ウソクはジヌの弁護人を引き受けることを決意しますが…。

こちらの作品は実話を基にしたもの。

ソンガンホが演じたウソクは盧武鉉元大統領がモデルだと言われています。

韓国内では観客動員数1137万人を超える大ヒット作品です。

クァクドウォンは作品の中で、国家の権力のために何の罪もない若者を不当に逮捕し暴行を加える警察官の役柄を演じました。

迫力のある演技で主役さながらの存在感を放ち、その年の様々な映画賞で助演男優賞を獲得するなど、高い評価を受けました。

実際のクァクドウォンはとても優しい人柄。

映画の制作発表会では「イムシワンを暴行する役を演じたので、彼のファンが一番怖い」と冗談を言って笑わせました。

クァクドウォンはじめ、実力派俳優が勢揃いしているこちらの作品。

まだ見ていないという方はぜひチェックしてみてください♪

続いてはミュージカル俳優としても活躍するシンソンロク。

シンソンロクが悪役を演じ話題になった作品はチョンジヒョン、キムスヒョン主演のドラマ「星から来たあなた」です。

ドラマの主人公は400年前に韓国にやってきた宇宙人トミンジュン(キムスヒョン)。

ある日彼の住むマンションの隣室に人気女優のチョンソンイ(チョンジヒョン)が引っ越してきたことから、2人のラブストーリーが始まります。

シンソンロクはドラマの中で大手財閥の後継者であり、ソンイに思いを寄せるフィギョン(パクヘジン)の兄ジェギョン役を演じています。

表は礼儀正しい紳士ですが、実際は自分が財閥の跡取りとなるためなら手段を選ばないソシオパス！

ドラマの視聴者の間では、ジェギョンの冷酷な姿が怖すぎると大きな話題に。

ちなみにクセで指輪を触るというシーンも印象的でした。

シンソンロクのミステリアスな雰囲気が、より一層恐怖を感じさせますよね！

ちなみに「星から来たあなた」は除隊復帰作！ 当時は話題性もバッチリでした。

続いては芸歴50年超えの大ベテランであるチョンドンファン。

彼が悪役を演じて話題になった作品が、ドラマ「ナイン〜9回の時間旅行〜」です。

ドラマの主人公は テレビ局でキャスターを務めるパクソヌ（イジヌク）。

ある時お香を手に取ると、なぜか20年前の光景が…！

お香がタイムマシンになることを知ったソヌは、悲しい運命を変えようと奮闘しますが…。

大切な恋人や家族のために運命を変えようと奮闘するソヌの姿を描いた作品です。

チョンドンファンは主人公ソヌの父が院長を務める、病院の副院長ジンチョル役を演じています。

ソヌが過去を変えたせいで全てを失ったジンチョルは、お香の存在に気づき、若き日のソヌを殺そうと計画を！

「国民のお父さん」というイメージが強いチョンドンファンですが、ベテランならではの存在感を放ち、視聴者の記憶に強く残りました。

最後は日本でも人気の高いユアイン。

ユアインが悪役を演じ高評価を得た作品は、映画「ベテラン」です。

作品はベテラン刑事ドチョル(ファンジョンミン)と財閥御曹司のテオ(ユアイン)の抗争を描いたものです。

ある日過去の恩人が、自殺を図ったということを耳にしたドチョル。

事件前に友人が訪れていたという会社に足を運んだドチョルは、御曹司テオに対面。

初めてテオに会った時から犯罪の香りを感じていたドンチョルはその事件にテオが関わってると直感し、捜査を開始しますが…？

韓国でタブーとされている財閥のスキャンダルに、踏み込んだ今作品は韓国国内で大きな反響を呼びました。

それまで悪役のイメージがなかったユアインですが、この作品に出演したのをきっかけに演技の幅を広げました。

なかでも劇中でユアインが言ったセリフ"어이가 없네"(オイガオンネ=呆れるね)を真似する人が急増！

これまでのユアインとは一味違った姿を楽しめる作品となっているので、ファンはもちろんまだ見ていない方は要チェックです！

関連記事：話題の名ゼリフから流行語を生んだ韓国ドラマと映画まとめ

悪役俳優の特集はいかがでしたか？

高い演技力が求められる悪役。

一度見たらその演技に引き込まれること間違いありません。

気になった作品は是非見てみてください♪