アップデート : 2023-06-26
俳優キムウビンが主演を務めるドラマ「配達人 ~終末の救世主~」。本格的なSFアクション作品ということもあり、配信開始前から多くの注目を集めてきました。今回はドラマ「配達人 ~終末の救世主~」のあらすじや出演者と共に、韓国での反応や見どころなどをご紹介していきます。
原題:택배기사
邦題:配達人 ~終末の救世主~
2023年5月23日から配信がスタートしたドラマ「配達人 ~終末の救世主~」。
大気汚染により荒廃した未来の朝鮮半島を舞台に、人々に“酸素”を運ぶ役割を担うヒーローである伝説の「配達人」が、酸素を独占する組織に立ち向かうというSFアクション作品になります。
最新のVFX技術で荒廃した世界をリアルに描いているのが見どころのひとつ。
また難民が新たな世界を支配する者に立ち向かっていく姿も、ドラマを視聴する上で欠かせないポイントとなっています。
配信開始後には日本のゲーム「DEATH STRANDING」の盗作では?という指摘も浮上しましたが、「配達人 ~終末の救世主~」の原作は2016年に連載をスタートしたイユンギュン作家の同名のウェブ漫画であることが分かっています。
正直見ていると眠くなるような作品だったが、原作と比較しながら視聴すると面白さが分かると思う。
出典: blog.naver.comすべての人々がマスクを着用する姿と、生活に必要な物資を配達で受け取る姿は、新型コロナ19のファンデミック当時のソウルの姿を連想させる。
「マッドマックス」を思わせるようなポスターや演出が気になった。また映画「マトリックス」や「X-MEN」にも似ているシーンが多い。
出典: blog.naver.comやっぱり韓国でSF作品を作るのは難しいと感じた。でも、失敗が繰り返されても、着実に新しい作品を披露できるのもSF作品の魅力である。
出典: www.hani.co.kr配信開始前から大きな注目を集めていた「配達人 ~終末の救世主~」。
しかし、残念ながら公開直後から「残念なストーリー」「飽きるような内容だった」「どこかで見たような演出が多い」と厳しい声が多く上がっています。
韓国では近年、「地獄が呼んでいる」「静かなる海」「スペース・スウィーパーズ」などのSF作品が続々と登場していますが、公開前は注目度一位だったものの、公開直後にランキングが急落するという現象が相次いでいます。
そのため「韓国でSF作品を作るのは難しいのでは?」という指摘もありますが、それでも誰も見たことのない未来を描くという心意気は高く評価されている傾向。
さらに「配達人 ~終末の救世主~」は、大気汚染のためマスクを着用するという設定ですが、これが新型コロナ禍の当時を連想させるという声も…。
韓国では酷評が特に多い作品である一方「シーズン2があれば楽しそう」「原作と比較してみると楽しいかも」という声も上がっています。
「配達人 ~終末の救世主~」の日本からの視聴方法は下記になります。
地上波:×
Netflix:〇
アマゾンプライム:×
U-NEXT:×
Hulu:×
「配達人 ~終末の救世主~」はNetflixによって制作されたドラマのため、配信はNetfilxのみ。
今後もNetflix以外で配信される予定はありません。
5-8(キムウビン)は、誰も抵抗できない強大な“伝説の配達人”で、難民出身の最初の配達人。
5-8は類いまれな戦闘能力を持っており、荒れ果てた朝鮮半島で非常に重要な役割を担っています。
また少女ソラ(ノユンソ)は5-8にファン心を抱いており、5-8はソラからセルカを頼まれたこともありました。
ちなみに昼は配達人として、夜は世の中の秩序を変えようとする「ブラックナイト」の名で活動しています。
関連情報:
リュソク(ソンスンホン)は、酸素呼吸器なしでは生きていけない混乱した世の中で、酸素を武器に世の中を支配していくチョンミョングループ唯一の後継者。
チョンミョングループが作ったシステムを必要以上に干渉してくる政府、そしてそのシステムを当たり前のように使えると考えている人たちを特に嫌っています。
サウォル(カンユソク)は、伝説的存在である5-8に憧れている難民の少年。
サウォルはある日、家族のように暮らしてきた少女ソラ(ノユンソ)を、謎の男たちに目の前で殺されてしまいます。
その後、憧れの5-8の元で特訓を積み、一人前の配達人になっていきます。
ただ“可哀想な少年”に思えますが、実は隠れた能力を持っているのだとか!?