アップデート : 2022-07-04
長い下積みを経てたどり着いた実力派俳優“クァクドウォン”。顔を見れば絶対分かるくらい、多くの韓国ドラマに出演している超実力派俳優です!悪役専門俳優なのでは?と思うくらい、ゾッとする演技が魅力的な俳優さんですが、素顔はどんな人なのでしょうか?今回は魅力満載のクァクドウォンのこれまでの道をご紹介!
名前:クァクドウォン
本名:クァクビョンギュ
ハングル表記:곽도원
ニックネーム:クァクテセ(テセ:勢いに乗っている、ホット)、クァクブリー(クァクドウォン+ラブリー)
生年月日:1973年5月17日
身長:178㎝
体重:94㎏
血液型:不明
星座:おうし座
出身地:ソウル特別市
趣味:テッキョン(韓国伝統武芸)
事務所:MADAエンターテインメント
学歴:廣南高校
家族構成:両親
韓国ドラマファンにはお馴染みの俳優クァクドウォン。
クァクドウォンは、朝鮮戦争の退役軍人で足に障がいを持つお父さんと、肢体不自由者のお母さんの下で子供時代を過ごしました。
演劇俳優としてスタートしたクァクドウォンの演技人生は、決して華やかなものではなかったようです。
今回は、怪物俳優クァクドウォンを徹底紹介していきます!
高校卒業後、進学せずに選んだのは演技者としての道でした。
初めて演技に触れたのは高校2年生の時。
『プムバ(품바/物乞い)』という舞台を見たことがきっかけで演劇に没頭。
そのまま演劇の世界に飛び込み、舞台俳優として14年間過ごしてきました。
当時の年収は200万ウォン(約20-21万円)でしたが、睡眠・下着・タバコのみのお金は確保できていたので生活にはさほど困らなかったそうです(笑)
入団後1年ほどは掃除ばかりしていたクァクドウォン。
飲み会で先輩たちに「なぜそんなしかめっ面ばかりしているのか」と聞かれ、圧倒されたクァクドウォンは悲しみが込み上げ泣き出してしまいました。
見かねた先輩たちが演劇演技指針書(연극연기지침서)を勧めてくれ、本格的に演技を始めました。
この演技書は、演技経験者ならば誰でも知っているというバイブルのようなものらしいです。
最も有名なハンドブックのひとつです。
豪快な笑い声で外向的な性格に思う人もいるかもしれませんが、本人曰く臆病で内向的な性格なんだそうです。
子供の頃、親戚たちの前で歌うように両親から言われただけで、恥ずかしさのあまり涙を流すほど…
演劇の世界で練習を重ねた初舞台。
スモークマシンが凄まじく、舞台を降りた瞬間に泣いてしまったそう。
そんな臆病な性格から抜け出すため、一生懸命努力し舞台に立つことの恐怖を克服していきました。
悪役俳優として多くから支持を受けるクァクドウォンの意外な一面ですね。
バラエティ番組に出演しているクァクドウォンは、見た目通り豪快で話し上手なおじさんです(笑)
『ミスターM』(2009年/EBS)
『うちのママ、オードリー』(2011年/EBS)
『ファントム』(2012年/SBS)
『グッド・ドクター』(2013年/KBS2)
『怪しい家政婦』(2013年/SBS)
『クピルスはいない』(2022年/ENA)
『ヴィランズ』(2023年/TVING)
出演映画(一部抜粋)
『6つの視線』(2003年)
『オグ』(2003年)
『肥満家族』(2007年)
『病める鶏たちの愛、貧しくても』(2009年)
『アジョシ』(2010年)
『哀しき獣』(2010年)
『占い師たち』(2012年)
『怒りの倫理学』(2013年)
『弁護士』(2013年)
『タチャー神の手ー』(2014年)
『殺人キャンプ』(2015年)
『哭声』(2016年)
『阿修羅』(2016年)
『特別市民』(2017年)
『鋼鉄の雨』(2017年)
『南山の部長たち』(2020年)
『鋼鉄の雨2:首脳会議』(2020年)
『国際捜査』(2020年)
『CCTV』(2021年)
『消防士』(未定)
出演作品を見て分かるようにドラマより、多くの映画で活躍している俳優です。
映画『鋼鉄の雨』は多くの授賞式で主演男優候補にノミネートされ、第37回黄金撮影賞授賞式で演技大賞を受賞した作品です。
韓国の番組を通して公開告白を受けたクァクドウォン。
相手の女性は「好きな男性がいます。彼の話し方が好きで、彼は私が好意を持っていることも知っています。私はあなたが私を受け入れてくれることを願っています。」
とっても素敵な言葉じゃないですか?!
クァクドウォンへの想いを告げたのは、映画『哭声』で夫婦役を演じたチャンソヨン。
2015年7月には交際を認め、公開恋愛をスタート。
数回の破局報道がありましたが、そのたびに事実無根だと一蹴し、隠すことなくデートを楽しんでいた2人。
しかし2017年5月誰もが結婚するのではないかと言われていた2人は、世間の関心や過密なスケジュールで距離ができたことを理由に破局を認めました。
演劇の世界に飛び込み無名時代が14年以上あったと言われるクァクドウォン。
映画『オグ』出演以降は、短編映画や商業映画などで活動していましたが、後ろ姿だけ映って編集されるなどと様々な苦労を経験してきました。
そんなクァクドウォンの転機となる作品が映画『哀しき獣』です。
主人公に襲われたキム教授役で存在感のある演技を披露し、大きな注目を浴び始めました。
その後『悪いやつら』で悪質検事チョボムソクを演じ、観客の心を(いろんな意味で)掴み、記憶に残る俳優に!
劇団員時代は楽しくて、演技に対しても野心があったというクァクドウォン。
ただ貧しさや見えない将来に不安になることも多かったようで、特に苦しい時期としてIMF通貨危機の後だと語っています。
当時建設現場で半年間働き、精神的にも肉体的にも大きな苦労をしたそうです。
後に自身が建てた建物で舞台挨拶をし、観客に向けて「私が建てました。鉄筋は結束線でしっかり固定してありますから安心して映画を見てください」と挨拶をしたと感慨深そうに番組で話していました。
バラエティ番組『人生酒場』に出演したときの話です。
バラエティ番組にクァクドウォンが登場すること自体が新鮮ですが、それ以上に番組内で話したクァクドウォンのある話が話題になりました。
番組内でクァクドウォンは、聴覚障がいを告白しました。
生まれた直後に発熱し、苦しんだことが原因だったようで、小学校6年生までは世界中の人たちが片耳で聞いているのだと思っていたと語っています。
友人同士のひそひそ話も、常に集中しなければいけなかったそうです。
この告白でスタジオのムードは落ち着き静かになっていましたが、「だから今航空運賃が50%オフだよ」と言いキャストたちの笑いを引き出しました。
現在本人による公式SNSはありませんが、事務所が開設しているSNSはあります。
事務所がアカウント主なので、クァクドウォンだけではなく所属している俳優たちが見れるので楽しいですよ。
今回は公式Instagramと、公式Twitterを一緒に載せておきますのでチェックしてみてください♪
私自身クァクドウォンは悪役の印象が強かったのですが、今回の記事を通して色んなクァクドウォンを知れた気がします。
今までは役と分かっていても本当に憎たらしかったのですが(笑)
今後はそんな気持ちになるくらいクァクドウォンが魅力的な俳優なのだと前向きに考えていきます。
公開予定の作品もあるので、楽しみに待っていましょう!
2022年6月18日から放送される韓国tvN「還魂」。イジェウクとチョンソミンが共演し、今まで多くのヒット作を生み出してきた脚本家のホンジョンウン、ホンミラン、パクジュンファが強力タッグを組み早くも話題沸騰中!キャストは?どんなストーリー?気になるポイントをいろいろ探ってみたいと思います♪