アップデート : 2021-11-09
昨年から日韓で大ヒットドラマとなった「賢い医師生活」シリーズ。残念ながらシーズン2で終わりを迎えてしまいました。心温まるシーンが多かったドラマですが、今回はそんな「賢い医師生活2」の中で出てきた名セリフをまとめてみました!韓国語と日本語訳の違いがあったり、どれも名場面なのでファンは必見です♪
産科の教科書の冒頭にこんな言葉があります。
“時に悪いことはいい人のもとに訪れる”
산과 교과서의 첫 장에 이런 글이 있네요.
때때로 불행한 일이 좋은 사람들에게 생길 수 있다.
早期破水の疑いで赤ちゃんを救える可能性が低い患者を担当することになったソッキョン(キムデミョン)。
妊婦さんを含めソッキョンも一生懸命赤ちゃんを救おうと頑張りますが、残念ながら赤ちゃんの命を救えず、落ち込んでいました。
悲しんでいた妊婦さんに元気づけるメールを送ったソッキョンに、妊婦さんから一枚の感謝の手紙が届きました。
ソッキョンの言葉に元気づけられたという内容にソッキョンは、産科の教科書の一番前に張り付けていた言葉を見返していました。
ソッキョンも落ち込む度に、この言葉をみて自分自身を励ましているようでした。
6月4日からNetflixで配信中。「応答せよ」シリーズのシンウォノ監督とイウジョン作家が再びタッグを組んだ2020話題のドラマ「賢い医師生活」。チョジョンソクら実力派俳優5人の息ぴったりな演技が大好評。その見どころや、OST情報、日本からの視聴方法も、ドラマの魅力をたっぷりお伝えします!
パパは謝らなくていいよ。いいことをしてるでしょ。
パパもウジュといたいけど、もっと大きな宇宙(ウジュ)を救うのに忙しいって。
아빠 하나도 안 미안해도 돼.
아빠 좋은 일 하는 거잖아.
아빠도 우주랑 같이 있고 싶은데, 더 큰 우주를 구해야 해서 바쁜 거라 그랬어.
ウジュの近況を聞いていると、ウジュの友達であるマネとモネがいつもお父さんとキャンプに行っていると羨ましがっていたため、ウジュに俺たちも行こう!と誘っていました。
そんな楽しい話をしている時に病院から電話がかかり、すぐに病院に行かなければならないイクジュン。
お父さんと遊びたい気持ちを我慢しているウジュにごめんと謝るイクジュンですが、そんな申し訳なく思っているお父さんを元気づけるためにウジュが言った言葉でした。
きっとウジュも寂しい思いをたくさんしているはずなのに、お父さんは宇宙を救っているヒーローなんだ!と自分に言い聞かせているのかも知れませんね。
そんな息子の姿を誇らしく見ているイクジュンの姿には、ジーンとさせられました。
現在「賢い医師生活」で大人気のチョジョンソク!チョジョンソクの演技で一番の魅力と言えば、数々の名アドリブです!毎回、監督たちも驚くほどのセンスアドリブを披露し、独特な演技のスタイルを持ったチョジョンソク!そんな彼の今までの出演作をまとめてみました!
もっと闘うべきだった。
(中略)
もし患者に何かあったらあなたのせいよ。
迷い ためらってる間に患者は悪化するの。
真剣に悩み、真剣に診たなら真剣に戦わないと。
そうしてこそ患者を救える。
더 싸웠어야지.
(中略)
환자분 만약 잘못됐다면 그거 너 때문이야.
너 망설이고 우유부단했던 시간때문에 환자 상태 더 나빠진 거라고,
치열하게 고민하고 치열하게 환자 봤으면 치열하게 싸워.
그레야 환자 살려.
そんなホソンミンが担当している患者に脳内出血の症状が見られましたが、ホソンミンの訴えに答えてくれなかった担当の先生。
結局、患者が急変し命の危機にさらされることに。
そんな状況でも待つようにいう担当の先生に向かってホソンミンは大きな声を荒げてしまいました。
そのことでソンファの部屋に訪れていたホソンミンは、ソンファに注意を受けることに。
しかし、ソンファは違う意味で注意をしたのでした。
今後医者として自立し、患者を救うためには自分の判断を信じ、相手に立ち向かう気持ちが必要だと、ソンファは医者としての大切さをホソンミンに伝えていたのでした。
1分1秒の判断で人の生死を決める医者という職業の難しさ、責任の重さを思わされる言葉でした。
なぜ謝る。
泣いてもいい、医者だって人間だ。
(中略)
涙は患者の前でも、家族の前でも出る。
(中略)
ただしやることはやれ。
感情とやるべきことは分けないと。
뭐가 죄송해?
울 수도 있지. 의사는 사람 아니냐?
(中略)
눈물 나오면 환자 앞이든 보호자 앞이라도 우는 거지.
(中略)
근데 그래도 할 건 해야지.
아무리 네 감정이 그래도 해야 할 건 해야 할 때가 있어.
まだまだ経験の浅いレジデントのチャンミン。
患者に感情移入せず冷たいイメージがあったチャンミンですが、担当していた子供の患者が亡くなってしまい、死亡宣告をしないといけないことに。
ただ手厚くケアをしていた患者の死を家族のように悲しみ涙しすぎて、死亡宣告ができませんでした。
後日、ジュンワン(チョンギョンホ)に感情移入しすぎたことを謝りに来たときにかけた言葉です。
決して泣いたことを怒るのではなく、医者としての仕事を務めることを指摘しました。
日本語では「感情とやるべきことは分けないといけない」と訳されていましたが、実際には「いくらお前の感情がそうだったとしても、することはしないと。」という少し優しさのある指摘の仕方でした。
きっと、ジュンワンもこういった経験をたくさんしてきたんでしょうね。
患者や患者の家族が、何も知らないと思うな。
俺たちだってそうなれば同じだと思う。
だから理解しよう。
理解するよう努力するんだ。
환자가, 환자 가족들이 아무 것도 모를 거라고 생각하지마. 다 알아.
그리고 우리 역시 그런 상황에 놓이면 그들과 크게 다르지 않을거야.
그러니까 이해해야 돼.
이해하도록 노력해야 돼, 알았지?
家族の中で、2人も同時に手術をするということでピリピリしていた患者のお兄さん。
何かと医師や看護師にピリピリとした感情をぶつけていましたが最後には、謝罪と手土産を渡していたお兄さんに対し、少し気を悪くしていたユンボク。
そんなユンボクに対して、3次救急病院であるユルジェ病院は患者にとって最後の希望で来ているのだから、ピリピリして当たり前じゃないか?と語り始めたイクジュン。
自分たちにとって日常茶飯事のことかも知れないけど、立場が変わった時のことを考える大切さを教えてくれました。
日本語訳にはありませんでしたが、最後に「理解するように努力しないとダメだよ。わかった?」と明るく優しく注意するのが、とてもイクジュンらしいなと思いました!
認知症になっても心配しないで。
(中略)
俺たちが毎回言ってあげる。
毎回毎回、“あなたは俺たちの母さんだよ”と。
だから毎日を人生で一番輝く瞬間にして。