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懲役1年 元KARAハラ・元恋人に実刑判決が確定

アップデート : 2020-10-15

2019年11月24日に、この世を去った元KARA・ハラ。デート暴力やリベンジポルノなど5つの容疑にかけられていた元恋人の裁判が行われ、懲役1年の実刑判決が確定しました。最新情報をお届けします。

元KARAハラ・元恋人の判決に兄は「判決を尊重したい」と明かす…

2019年11月24日に、この世を去っアイドルグループKARAの元メンバー・ハラ。


10月15日、デート暴力やリベンジポルノなど5つの容疑にかけられていた元恋人の裁判が行われ、懲役1年の実刑判決が確定しました。


元恋人はハラと交際していた2018年9月、ハラと口論を繰り広げ暴行。


ハラは腕や足などにあざを負うケガをし、さらに性行為中の動画を無断に撮影した上で動画を使って脅迫した疑いなどがかけられていました。


また、当時ハラの所属事務所の代表を呼び出し「土下座して謝罪しろ」と、土下座を強要した疑いも持たれています。


検察側は捜査の過程で押収した電子機器の中から、ハラの同意なしに撮影されたと思われる写真も発見しており、性暴行処罰法やハラの自宅を破損した疑いなど合計5つの容疑で起訴。


1審では懲役1年6カ月、執行猶予3年が言い渡されています。


これに対し2審では、量刑が軽すぎると検察側が主張し、懲役1年の実刑を求刑。


しかし、いずれも元恋人側が最高裁に上訴しており、10月15日に懲役1年の実刑判決が確定しました。


この判決を受け、ハラの実兄は「恋人関係における暗黙の了解と、(苦しみを)我慢することは別の概念である。まだ、恋人関係の特殊性が多くの方に考慮されていないようで、今回の判決は悔しい」とその心境を吐露しました。


その一方で、「それでも最高裁の判決を尊重し、納得しているつもりだ」と答えました。


また「デート暴力事件に対する処罰が軽い世の中だが、今回の判決をきっかけに社会的認識が変わっていくことを願っている」と明かしています。


元KARA・ハラは、元恋人からの暴行やリベンジポルノ問題を主張し、2019年11月24日に28歳という若さで自ら命を絶っています。

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