アップデート : 2020-12-22
日本でも人気の俳優コンユとパクボゴムが初めてタッグを組み公開前から大きな話題となっている「徐福」。傑作ラブストーリー「建築学概論」のイヨンジュ監督がメガホンを取り、SF映画お決まりのアクションだけでなく、人とのつながりや癒しを表現。そんな作品性も期待される「徐福」の内容をご紹介します!
韓国だけでなくアジアを中心に世界でもその演技力が認められているトップスター二人が共演とあって、キャスティングが公開された時から注目を集めていた「徐福」。
ゾンビものから時代劇、社会派作品までジャンルを問わず、新しいキャラクターに挑戦し、そのたびに違った一面を見事に魅せてきたコンユ。
またドラマ「~恋のスケッチ~応答せよ1998」や「雲が描いた月明かり」で人気となり、映画「コインロッカーの女」で整ったルックスだけでなく演技派俳優としても頭角をあらわしたパクボゴム。
チャレンジを恐れない二人が新たなジャンルをどう表現するか期待が高まっています。
特に無邪気さと冷徹さを備えた徐福を演じたパクボゴムに対し、コンユは彼のスペクトラムの広さ(演技の幅の広さ)について絶賛していました。
映画「コインロッカーの女」以来、オファーが殺到していたパクボゴムですが、次の出演作を慎重に選んでいました。
そして、今作で実に5年ぶりのスクリーン復帰!
しかも復帰作で生身の人間ではなくクローン人間を演じることに。
韓国で誰も演じたことがないジャンルのため下手すれば役を消化できず批判されるという可能性のある中、ある意味、大冒険に出たパクボゴム。
インタビューではクローン人間という設定に合わせて今までとは全く違った外見、表情、ビジュアルを披露すると意気込みを語っていました。
そんな彼の大きなイメージチェンジも見どころの一つです。
現役から退き一人で過ごす元国家情報院要員。
元上司からの断れない任務、徐福護衛を引き受けることに。
追手の追跡がどんどんひどくなる中、予測不可能な状況下で徐福に護衛対象者を超えた絆を感じるようになる。
極秘プロジェクトで生まれた人類初のクローン人間。
10年前に造られ、通常の人間の2倍の速さで成長している。
移送される前は実験室の中だけで生活してきた。
キホンと出会いカップラーメンや市場、服など初めてで新鮮な経験をすることになる。
現国家情報院要員であり、過去ともに働いていたキホンを探し出し、徐福護衛の任務を任せる。
計画遂行には手段を択ばない人物。
国家の安保を理由に徐福の存在を隠蔽しようとしている。
当初の計画通りにことが運ばず、イラつきを隠せない。
徐福プロジェクトの責任研究員。
徐福を造った張本人で彼の成長を側で見守ってきた。
どんな状況でもポーカーフェイスを貫く、冷徹な性格。しかし徐福の前では母親のような優しい顔をのぞかせる。
この作品は、始皇帝の命によって不老不死の薬を探し求めていた人物・徐福の伝説を現代風にアレンジしたもの。
過去のトラウマが原因で外部との接触を断ち、引きこもりの生活を送る元国家情報院要員キホン。
彼は断り切れず、渋々ながらも最後の任務を受けることに。
その任務とは、幹細胞の複製と遺伝子組み換えで造られたクローン人間徐福を安全に移送すること。
徐福の移送が始まると同時に謎の集団から襲われ、なんとか逃げ出したキホンと徐福。
極秘プロジェクトで生まれた不老不死の体を持った徐福は、作り出されてから一度も実験室からでたことがなく、人体実験を受け続けていた。
そんな彼が初めて外に出ることに。
見るものすべてが不思議で仕方がない徐福。
それに対して嫌々任務を引き受けたキホンは早く任務を終えて引きこもりの生活に戻りたいと考えていた。
そんな二人はことあるごとにぶつかりあうも、徐々に互いを理解しあうように…。
人類の希望と破滅ともなりうる存在「徐福」をめぐり複数の追手がキホンと徐福をどんどん追い詰めていく。
それぞれに思惑を持つ、様々な勢力の正体とは…?
キホンと徐福の運命はいかに!