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韓国映画をリメイクした日本映画のおすすめ6選!

アップデート : 2020-02-27

韓国映画をリメイクした日本映画のことをご存じですか?日本映画の題名を見て、「あれ、どこかで聞いたことがある?」と思ったことはありませんか?実は、韓国のリメイク版なのです。韓国映画→日本映画の題名の特徴は、同じ名前が多いこと。今回はおすすめの映画を6つ選んでご紹介します。

大ヒットの韓国映画をリメイクした日本

もともと映画を対象とした言葉「リメイク」。

 

今では、テレビドラマやアニメ、そして音楽やファッションなどの分野でも使われるようになりました。


韓国映画を日本映画にリメイクした作品は、韓国でヒットしたため日本でもヒットが期待できるというケースで作られた映画が多かったようです。

 

今回は日本で公開された、韓国映画のリメイク作品を紹介していきたいと思います。

『8月のクリスマス(8월의 크리스마스)』(1998)

【基本情報】

<韓国版>『8月のクリスマス(8월의 크리스마스)』

▪公開年:1998年

▪監督:ホ・ジノ

▪メインキャスト:

ユ・ジョンウォン役 ハン・ソッキュ

キム・タリム役 シム・ウナ

ジョンウォンの父役 シン・グ

ジョンスク(ジョンウォンの妹)役 オ・ジヘ

 

<日本版>『8月のクリスマス』

▪公開年:2005年

▪監督:長崎俊一

▪メインキャスト:

鈴木寿俊役 山崎まさよし

高橋由紀子役 関めぐみ

鈴木雅俊(寿俊の父)役 井川比佐志

純子(寿俊の妹)役 西田尚美

 

<トピック>

ホ・ジノの初監督作品。

日本版は富山県高岡市の金屋町などで撮影が行われました。

【ストーリー】 

<韓国版>

不治の病でもう命が長くないことを知るジョンウォン(ハン・ソッキュ)は、残りの人生を淡々と過ごしている男性。

 

彼は小さな写真館を営んでいました。

 

ある日違法駐車の取り締まり員の女性タリム(シム・ウナ)が仕事で必要な急ぎの現像を頼みに来店します。

 

こうして偶然出会った2人。

 

たわいもない会話を楽しむうちに、次第に心が惹かれあっていくのでした。

 

<日本版>

小さな写真館を営む青年の鈴木寿俊(山崎まさよし)は父と二人暮らし。

 

ある日、小学校の臨時教員の高橋由紀子(関めぐみ)がこの写真館を訪れます。

 

寿俊は不治の病にかかっており、余命いくばくもない状態でした。

 

お互いに淡い恋心を抱いて寿俊と由紀子。

 

しかし寿俊は最期まで誰にも病気のことを話さずに、静かに息を引き取っていたのでした。


<メモ>

韓国映画『8月のクリスマス』は、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した韓国映画界の傑作ともいえる作品。

『超能力者(초능력자)』(2010)

【基本情報】

<韓国版>『超能力者(초능력자)』

▪公開年:2010年

▪監督:キム・ミンソク

▪メインキャスト:

チョイン役 カン・ドンウォン

イム・ギョナム役 コ・ス

ヨンスク役 チョン・ウンチェ

チョイン(子供時)役 ヤン・ギョンモ

 

<日本版>『MONSTERZ モンスターズ』

▪公開年:2014年

▪監督:中田秀夫

▪メインキャスト:

“男”役 藤原竜也

田中 終一役 山田孝之

雲井 叶絵役 石原さとみ

雲井 繁役 田口トモロヲ

 

<トピック>

カン・ドンウォンとコ・スの韓国の2大スターが共演したSFアクション。

【ストーリー】

<韓国版>

チョイン(カン・ドンウォン)は超能力を使って人間を操ることができ、その力で強盗を働いていました。

 

ある日、自分の超能力が効かない男ギョナム(コ・ス)に遭遇したチョイン。

 

ギョナムは自分にとって大切な会社の社長をチョインに殺されてしまいます。

 

彼は、友人たちと手を組んでチョインを倒そうとするのでした。


<日本版>

自分が見える人間を全て、意のままに操る事が出来る男(藤原竜也)。

 

彼は、その能力を必要なときに使い、静かにひとりで生きていました。

 

しかし、そんな彼の前に現れたのは自分の能力では操れない田中終一(山田孝之)。

 

男は終一を不快に感じて、彼を殺害しようとするのでした。


<メモ>

韓国版と日本版では結末が違っています。

『怪しい彼女(수상한 그녀)』(2014)

【基本情報】

<韓国版>『怪しい彼女(수상한 그녀)』

▪公開年:2014年

▪監督:ファン・ドンヒョク

▪メインキャスト:

オ・ドゥリ役 シム・ウンギョン

オ・マルスン役 ナ・ムニ

パク氏役 パク・イナン

パン・ヒョンチョル役 ソン・ドンイル

 

<日本版>『あやしい彼女』

▪公開年:2016年

▪監督:水田伸生

▪メインキャスト:

大鳥 節子役 多部未華子

瀬山 カツ役 倍賞美津子

小林 拓人役 要潤


<トピック>

シム・ウンギョンとベテラン俳優ナ・ムニが二人一役を熱演。

【ストーリー】

<韓国版>

70歳のマルスン(ナ・ムニ)は、口が悪くて頑固なおばあさん。

 

誰にも彼女に太刀打ちできず、近所でも有名だったのです。

 

一人息子のパン・ヒョンチョル(ソン・ドンイル)を女手一つで育て上げたマルスン。

 

しかしあまりにも激しい性格が災いして、嫁にさえ邪険にされるのでした。

 

ある日、写真館で遺影のつもりで写真を撮ったマルスン。

 

不思議なことに20歳のころの自分(シム・ウンギョン)に戻っていたのです。


<日本版>

女手一つで娘を育てた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)。

 

周りから敬遠されるほど、頑固でおせっかいな性格です。

 

ある日、偶然入った写真館で写真を撮り店を出ると、なんと20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)がそこに。

 

カツは名前を節子にして、ヘアスタイルやファッションを変え新たに人生をやり直そうと思うのでした。


<メモ>

この映画のリメイク版は日本だけでなく、中国やインドネシア、タイ、インド、ドイツなどで制作されました。

『私が殺人犯だ(내가 살인범이다)』(2012)

【基本情報】

<韓国版>『私が殺人犯だ(내가 살인범이다)』

▪公開年:2012年

▪監督:チョン・ビョンギル

▪メインキャスト:

イ・ドゥソク役 パク・シフ

チェ・ヒョング役 チョン・ジェヨン

ハン・ジス役 キム・ヨンエ

TV局長役 チャン・グァン

 

<日本版>『22年目の告白 私が殺人犯です』

▪公開年:2017年

▪監督:入江悠

▪メインキャスト:

曾根崎雅人役 藤原竜也

牧村航役 伊藤英明

岸美晴役 夏帆

小野寺拓巳役 野村周平


<トピック>

アクション満載のサスペンス映画だった韓国版。

日本では社会派サスペンスとして描かれています。

【ストーリー】

<韓国版>

15年前に起きた恐ろしい連続殺人事件。

 

しかし、犯人が逮捕されずに控訴時効が過ぎました。

 

事件担当刑事だったチェ・ヒョング(チョン・ジェヨン)。

 

彼は、犯人を捕まえることができなかった自責の念と自分の顔に傷をつけた犯人に対する怒りを毎日のように感じていました。

 

そして2年後、自身が連続殺人事件の犯人であると名乗り出たイ・ドゥソク(パク・シフ)。

 

彼は「私が殺人犯だ」という自叙伝を出版したのです。

 

ハンサムな容姿に話術でベストセラー作家となったドゥソク。

 

ヒョングは最後の未解決失踪事件を暴いて、ドゥソクを捕まえたいと行動を起こします。


<日本版>

殺人の公訴時効が撤廃される前日までに東京で起こった5件の連続絞殺事件。

 

関係者に殺害の一部始終を目撃させるという残忍な手口の犯行。

 

警察の必死の捜査にも関わらず、時効を迎え迷宮入り事件となるのでした。

 

それから22年、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が自分が犯人だと言い、彼の書いた告白手記はベストセラーとなるのでした。

 

連続殺人犯にトラップを仕掛けられて同僚を殺害された苦い過去を持つ刑事の牧村航(伊藤英明)。

 

また自宅にいたはずの妹も失踪してしまうのでした。

 

テレビ番組を企画して雅人に出演を依頼したテレビ局。

 

しかしそこに、本物の連続殺人犯だと名乗る者が現れるのでした。


<メモ>

2010年以降、日本は殺人の公訴時効が撤廃されました。

日本版には、そのことがストーリーの要素として組み込まれています。

『サニー(써니)』(2011)

【基本情報】

<韓国版>『サニー(써니)』

▪公開年:2011年

▪監督:カン・ヒョンチョル

▪メインキャスト:

イム・ナミ役 ユ・ホジョン

ハ・チュナ役 チン・ヒギョン

キム・チャンミ役 コ・スヒ

ファン・ジニ役 ホン・ジニ

ソ・クムオク役 イ・ヨンギョン

リュ・ポッキ役 キム・ソンギョン

チョン・スジ役 ユン・ジョン


<日本版>『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

▪公開年:2018年

▪監督:大根仁

▪メインキャスト:

阿部奈美役 篠原涼子

裕子役 小池栄子

心役 ともさかりえ

梅役 渡辺直美

伊藤芹香役 板谷由夏


<トピック>

韓国版の劇中には、シンディ・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」など80年代の洋楽や、韓国歌謡がふんだんに使われています。

【ストーリー】

<韓国版>

結婚して、家族とともに幸せな生活を送っているイム・ナミ(ユ・ホジョン)。

 

母の入院している病院で偶然、高校の友人ハ・チュナ(チン・ヒギョン)と再会します。

 

25年前の高校時代の仲良しグループ「サニー」の仲間だったナミとチュナ。

 

そしてナミは知ってしまいます。

 

チュナが余命2ヶ月のがんであること、そしてもう一度「サニー」の仲間たちと再会したいと願っていることを。

 

「サニー」のメンバー7人は、ある出来事をきっかけに離れ離れになっていました。

 

ナミは、チュナのために「サニー」のメンバーを探しに行きます。


<日本版>

仲良しだった女子高生グループ「SUNNY」のメンバーの6人。

 

あれから20年以上経ち、大人になった彼女たちの生活は問題だらけだったのです。

 

その中の一人、今は普通の主婦の奈美(篠原涼子)。

 

彼女はメンバーだった芹香(板谷由夏)が余命1ケ月の末期がんと知るのでした。

 

ある事件をきっかけに疎遠になってしまった彼女たち。

 

芹香の「もう一度SUNNYのメンバーに会いたい」という願いのため、奈美はSUNNYのメンバーを捜し始めるのでした。


<メモ>

韓国版は観客動員数700万人の大ヒット作。

登場人物の境遇が身近で誰にでも当てはまる設定が世間に受け入れられました。

『ブラインド(블라인드)』(2011)

【基本情報】

<韓国版>『ブラインド(블라인드)』

▪公開年:2011年

▪監督:アン・サンフン

▪メインキャスト:

スア役 キム・ハヌル

ギソプ役 ユ・スンホ

チョ刑事役 チョ・ヒボン


<日本版>『見えない目撃者』

▪公開年:2019年

▪監督:森淳一

▪メインキャスト:

浜中なつめ役 吉岡里帆

国崎春馬役 高杉真宙

吉野直樹役 大倉孝二

日下部翔役 浅香航大


<トピック>

キム・ハヌルが新境地を開拓し、視覚障害者を熱演した緊迫感あふれるスリラー。

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