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ドラマ「私たちのブルース」高校生の妊娠・出産について賛否両論の声

アップデート : 2022-04-26

ドラマ「私たちのブルース」で描かれた高校生の妊娠・出産について、賛否の声が上がっています。詳細をお届けします。

中絶に訪れた患者に赤ちゃんの心拍音を聞かせた医師

ドラマ「私たちのブルース」で描かれた高校生の妊娠・出産について、賛否の声が上がっています。


先日放送された「私たちのブルース」第5話と第6話では高校生であるヒョン(ペヒョンソン)とヨンジュ(ノユンソ)の恋愛模様が描かれました。


ヨンジュは窮屈な済州島を離れるため、ソウルの大学に進学したいと考えている全校1位の優等生。


しかし、ヒョンとの間に子供を授かり中絶を決意。


二人は意見の食い違いから何度か対立しながら産婦人科を訪れますが、医師は超音波を使ってお腹の中にいる赤ちゃんの心臓の音を聞かせます。


まだ高校生という若い年齢で妊娠したこと、中絶と出産どちらに対しても自信がないこと、誰にも相談することができない葛藤などが描かれましたが、視聴者からは賛否両論の声が。


まず、中絶をするために訪れた病院で医師が心拍音を聞かせたことに疑問を感じる視聴者が多い中、一方では「中絶も人を殺めることであるという罪悪感を伝えようとしているのでは?」という声が上がりました。


また心拍音を聞いたことで中絶を考え直すことにした二人ですが、実際にはこのような状況であっても出産を諦める高校生がほとんど。


そのため「10代の妊娠を美化している」「現実とドラマは全く違う」という、厳しい声も上がっている状況です。


韓国では2021年1月1日に堕胎罪が効力を喪失し、中絶は犯罪ではなく権利のひとつとなりました。


それでもドラマや映画では中絶=絶対にあってはならないものという印象で描かれることが多く、他人にバレてはいけないという雰囲気が残ったまま。


なお、ヨンジュの出産については第7話で続きが描かれる予定となっています。

 

参考情報元:인사이트

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