アップデート : 2020-10-03
華やかに見える韓国アイドルたち。しかしその裏ではアンチの脅迫や殺害予告など明らかに犯罪と言えるほどの嫌がらせを受けることも。そして皮肉にも世界的に活躍する韓国アイドルほどその危険性も高くなります。今日は韓国アイドルを苦しめた悪質すぎる事件についてまとめました。
韓国アイドル。
華やかな世界といえどいいことばかりじゃありません。
人気者であるがゆえ、不本意な事故や事件に巻き込まれることも。
今日は脅迫や殺害予告など、悪質な嫌がらせを受けたアイドルについてまとめてゆきます。
まずはこちら。
2006年に東方神起のユンホがファンを装った女に渡されたオレンジジュースを飲んだところ。
中に接着剤が混入しており病院に緊急搬送されたというこの事件。
怖いですよね。
犯人の女逮捕され『アンチ東方神起』のネットサイトに入会していたと自白。
ユンホに対して明らかな殺意があったことが 分かっています。
一方、病院に運ばれたユンホはというと。
胃洗浄などの処置を受け幸い一命をとりとめましたが。
その後は逆流性胃炎に苦しみ。
飲料水を口にできないほどのパニック障害に陥りました。
肉体的にも精神的にも追い詰められ一時は引退も考えたほどだったというユンホ。
しかし持ち前の精神力でトラウマを克服しようと、事件の原因となったオレンジジュースを飲めるよう何度も家で訓練をしたといいます。
そして今ではこのとおり。
本当に大変な思いをした分、大きな成功が待っていて良かったです。
それにしてもこの事件は韓国アイドルにとってもファンにとっても伝説の黒歴史ですよね。
いまや世界的に大活動しているBTS。
ジミンに初めて殺害予告が届いたのは2017年のことです。
Twitterに投稿された内容は。
『カリフォルニアアナハイムで行われる公演にて。ジミンがソロで『LIE』を歌う時にカバンの中の拳銃で撃つ』というもの。
不気味な画像と共に投稿された殺害予告。
事務所側は現地の警察に協力を求め万全を期したうえで講演を実施。
幸いジミンに何事もなく悪夢は終わったと思われましたが……。
2018年に2度。
そして2019年にもまた。
驚くべきことにジミンに対して4度にわたる殺害予告がなされたんです。
(1度目の嫌がらせに便乗したアンチの仕業でしょうか?)
しかし今現在ジミンが無事に活躍していることからも分かる通り。
どの殺害予告も実際に行われることはなかったのですが。
ただのイタズラだとしても許せないですよね。
そんな折。
最年長のジンはジミンと全く同じ格好をして舞台に上がるという神対応を見せました。
メンバーひとりを危険に晒すことはさせないという強い意志。
そして優しさを感じます♡
これからもまだまだワールドワイドに活躍するであろうBTS。
今後ジミンの心に負担をかけるような脅迫がないよう祈ります。
Apinkも相次ぐ脅迫を受けてきた韓国アイドルです。
メンバーが殺害予告を受けたり。
サイン会会場に爆発物を設置したとの脅迫によりサイン会が中止になったり。
もうさんざんな思いをしてきました。
ある時は日本のイベント会場にもイベント中止を要求する電話がかかってきたといいます。
そして犯人が英語で脅迫電話をかけていたところから脅迫犯がカナダ在住だということが判明。
韓国警察の調査が難しいことから、インターポール(国際刑事警察機構)が捜査に着手するという映画のような展開に。
来年でデビューから10年目を迎える息の長いガールズグループApink。
彼女たちが末永く安全に活動できるように環境が整えばいいですね!
大人気ガールズグループTWICEにも恐ろしい脅迫がふりかかっています。
日本で活動することを良しとしないアンチから、『TWICEに塩酸をかけてやる』という類の書き込みが……。
塩酸テロと呼ばれるこの案件。
事務所は可能な限り強力な法的処置をとるとコメントを発表。
しかしメンバーが感じたであろう恐怖は計り知れません。
TWICEはそれ以前にも日本人メンバーのミナが殺害予告を受けていました。
ミナは一時期不安障害を理由に活動を離れたことがありましたが。
こういった脅迫による精神的ストレスや恐怖が原因のひとつにあったのではないでしょうか?
ミナの復帰を喜ぶファンのためにも、2度とこのようなことがないように守ってあげたいですね。
昨年はV LIVEの配信中にツウィに対して直接殺害予告のコメントが届いたことも。
そこには英語で『1月30日にツウィを殺す。必ず』と書かれており。
配信を見ていたファンの間に戦慄が走りました。
ファンは事務所に『ツウィを守って』『安全措置をお願いします』と直談判。
事なきを得ましたが不安はくすぶっています。
BLACK PINKのリサにも今年5月、SNSで殺害予告が出される事態に。
その内容というのが
『BLACK PINKがカムバックしてステージに立ったらリサを銃で撃つ』
『すでに銃は持っている。リサを射殺する』
というもの。
タイ出身のリサは韓国だけでなくタイでも大人気。
リサの身を案じたタイのファンたちはTwitterで『#Protect Lisa』を訴えました。
それを受け在韓タイ大使館もリサについてのTwitterを調査。
YGエンターテイメントにリサに対する殺害予告の件で連絡を入れたと言います。
YGはこれまで以上にセキュリティーを強化しネットでの悪質コメントに強硬対応する旨を発表。
本当に両国を上げてリサの安全を守って欲しいですね。
IUはネット配信で過度のセクハラを繰り返してきた悪質なネットユーザーを告訴すると発表。
JBと名乗るその男は『告訴されれば幸栄』などと挑発的な発言を繰り返してきました。
これまでも悪質な書き込みなどには強硬な姿勢を見せてきたIU。
しかしIUに告訴された悪質なネットユーザーらがコミュニティーを作り、対抗するというありえない報復に出るなど。
まさにネット犯罪の問題解決の難しさが浮き彫りになっています。