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日本でも注目!韓国芸能人も被害に!ネット悪質コメントへの対処法

アップデート : 2021-12-24

今日本でも問題になっているネット上での誹謗中傷や悪質なコメント。特に芸能人はターゲットにされやすく、韓国では人気アイドルが亡くなる事例も。そんなネットでの誹謗中傷、悪質コメントはなぜ起きるのか?対処法や今後の課題など韓国芸能界を例にとってまとめてみました。

日本でも注目!韓国芸能人も被害に!ネット悪質コメントへの対処法

華やかに見える韓国芸能界。

 

しかしネットの世界はというとその限りではありません。

 

ネットではアンチと呼ばれる人からの脅迫や殺害予告など、明らかに犯罪とおぼしき悪質なコメントを浴びせられることも。

 

韓国ではネットの誹謗中傷は『指殺人』といわれ、時に人を殺めるほどの力を持つとされています。

 

今日は韓国だけでなく日本でも問題となっている、芸能人への悪質コメントについて、またその対処法について詳しく取り上げてゆこうと思います。

悪質コメントをする人の心理とは?

まずはなぜ人はネットで悪質コメントをするのか?

 

悪質コメントをする人の心理や特徴についてまとめてみました。

 

ネットで悪質コメントをする人は次のようなタイプに分けられると言われています。

 

①容姿や内面や境遇にコンプレックスを持っている人

②常に不満やストレスを感じている人

③歪んだ正義感を持っている人

 

そんな人たちがネットで悪質コメントを残したり誹謗中傷をしたりする理由としては

 

①相手より優位に立ちたいという思いから

②単にストレスを発散したいという思いから

③自分の意見を正当化したいという思いから

④相手の反応を見て楽しみたいという思いから

 

ではないかと考察されています。

 

また芸能記事などには、特に思い入れはなくとも周りに流されてあるいは面白半分で悪質な書き込みをするユーザーも不特定多数いると言われています。

韓国芸能人を蝕むネット社会の闇

①TWICEの場合

ここではそんなネットの悪質な書き込みに悩まされた韓国芸能人たちを取り上げて見てゆきます。

 

まずは韓国・日本・台湾と3ヵ国の国からメンバーが集まった大人気ガールズグループTWICE

 

そんなTWICEもアンチファンからネット上に『TWICEに塩酸をかけてやる』という恐ろしい悪質コメントを書き込まれたことがありました。

 

塩酸テロと呼ばれるこの案件。

 

事務所は可能な限り強力な法的処置をとるとコメントを発表。

 

しかしメンバーが感じていた恐怖ははかり知れません。

また日本人メンバーのミナ不安障害を理由に一時活動を休止していた時期にも、ネットに殺害予告のような悪質な書き込みがあったと言われています。

 

そんな精神的ストレスや恐怖が不安障害の要因のひとつになったのではないでしょうか?

 

ファンのためにも、ようやく立ち直ったミナの心を守ってあげてほしいですね。

 

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②IUの場合

人気アイドルIUにもネット配信で過度のセクハラを繰り返してきた悪質なネットユーザーを告訴した過去があります。

 

JBと名乗る男は配信で『告訴されれば光栄だ』などとふてぶてしい発言を繰り返してきました。

 

これまでも悪質な書き込みには強硬な姿勢を見せてきたIU。

 

しかしIUに告訴された悪質なネットユーザーらがコミュニティーを作り報復に出たことも。

 

ネットだからこそ簡単に繋がり、顔の見えない相手と一緒に特定の人物を叩き続ける。

 

恐ろしいですが誰が被害者になるかは分からないのです。

 

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③少女時代テヨンの場合

少女時代のリーダーであるテヨンは2019年、うつ病を患っていると公表しました。

 

その時テヨンを悩ませていたのもやはりネットのアンチユーザーから放たれた悪質コメントではないかと言われています。

 

テヨンは2014年に同じ事務所に所属するボーイズグループEXOのベッキョンと熱愛が発覚したことから、ネットでアンチユーザーが急増。

 

加えてテヨンはもともとアンチユーザーのコメントにも律義に返信を返したり、違うと思った事にはきちんと反論したりする真面目な性格の持ち主。

 

それが事態を悪化させたのだと見られています。

 

(一般的に悪質コメントは本人が反応を示すことにより、より深刻化すると言われています)

 

しかし今現在依然としてネット上にはテヨンに対する誹謗中傷、悪質なコメントなどが無分別に掲載されており。

 

事態を重く見た所属事務所SMエンターテインメントは法律代理人を通じて訴状を提出している旨を明らかにしました。

 

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④BTSの場合

先日アメリカでのコンサートを終えたBTS

 

そんな世界的人気アイドルBTSも信じられないネットの悪質コメントに悩まされてきました。

 

Twitterに投稿された内容は。

 

『カリフォルニアアナハイムで行われる公演にて。ジミンがソロで『LIE』を歌う時にカバンの中の拳銃で撃つ』

 

という不気味な画像と共に投稿された殺害予告。

 

事務所側は現地の警察に協力を求め万全を期したうえで公演を実施しました。

 

しかしジミンはその後も4度に渡ってネットで殺害予告を受けています。

 

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⑤故KARAハラの場合

日本でも人気を博したガールズグループKARAのハラは2018年元恋人のチェジョンボムから『2人のセックスを録画した動画をネット上に流出させる』と脅迫されたとして裁判を起こしていました。 

 

別れを機に付き合っていた頃の性的な関係を暴露するいわゆるリベンジポルノの標的にされたのです。

 

信頼してプライバシーを共有していた相手からの裏切り。

 

翌年2019年11月にハラは自ら命を絶つことを選んでしまいます。

 

リベンジポルノは今、若い女性を中心に深刻な問題となっています。

 

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⑥故ソルリの場合 

ガールズグループf(X)の元メンバーのソルリは2019年10月自宅で自ら命を絶ちました。

 

生前彼女を苦しめていたのもやはりネットの悪質コメントでした。

 

ソルリはアイドルとして活動していた2013年頃から。

 

『やる気がない』『振り付け通り踊らない』などとネットで叩かれることが多くなり。

 

それを苦に2015年グループからの脱退を決めました。

 

しかしその後も、彼女の恋愛やライフスタイルに異を唱える悪質コメントは後を絶たず、うつ病を発症。

 

それでもソルリは屈することなく最後までネットの悪質コメントと戦い続けました。

 

ソルリの意思は彼女の死後、韓国社会を揺るがしネットの誹謗中傷を規制する『ソルリ法』の制定へとつながってゆきました。

悪質コメントに積極的に対処してゆく韓国芸能界

元KARAのハラと元f(X)のソルリ

 

若くして命を絶った2人の死にもネット上の悪質な書き込み・デマ・悪口が関係していたのは明らかです。

 

2人の親友で自身もアイドルとして活躍するSUPER JUNIORのヒチョルはこれ以上の悲劇を生まないためにもネットでの悪質行為に断固対処してゆくと発表。

 

また国会ではソルリの死後、ネットの準実名制を導入するいわゆる『ソルリ法』が発議され、NAVERなど大手ポータルサイトは芸能記事のコメント欄閉鎖を決定しました。

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