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渡韓情報と韓国でのワクチン接種率をご紹介!今の韓国の感染者数や日本とのワクチンの違いも!

アップデート : 2021-08-09

まだまだ世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。韓国でも再び新規感染者が急増しています。今回は韓国の渡韓情報とワクチン接種率、そして最新の感染者の状況をご紹介!入国手続きの方法やビザの種類についても、合わせてチェックしていきましょう。

渡韓できる可能性は?

現在の入国手続き方法

現在、一般的な旅行者は韓国に入国することが原則不可となっています。


その一方で、「重要事業上目的」「学術、公益的目的」「人道的目的」の場合は入国が認められていますが下記のような制限があります。


①出発72時間以内に発行されたPCR陰性確認書を提出


②韓国到着後にPCR検査を受診し、陽性の場合は隔離治療

陰性の場合でも14日間の隔離が必要 ※一部対象者を除く。


③韓国内での滞在先などを申告し、自己隔離者安全保護アプリ等をインストール


④14日間の隔離生活最終日に再びPCR検査を受診

韓国から日本への入国方法

韓国から日本へ入国する際にも、様々な制限が設けられています。


①出発72時間以内に発行されたPCR陰性確認書を提出


②日本到着後にPCR検査を受診し、結果が出るまで空港内で待機

陽性の場合は隔離治療、陰性の場合でも14日間の隔離が必要 ※一部対象者を除く。


③検疫所へ誓約書を提出


④入国者健康居所確認アプリなど必要なアプリのインストール


⑤14日間の隔離中は、毎日健康状態や現在地を報告


日本でも韓国と同じような制限が設けられており、事実上「韓国と日本を自由に行き来することはできない」のが現状です。

韓国のコロナ状況

韓国でのワクチン摂取率(2021年8月9日時点)

2021年8月9日現在、韓国でのワクチン接種率は14.9%となっています。


必要回数のワクチン接種を完了した人は772万人。


韓国でも日本と同様に、高齢者や基礎疾患のある方から優先的に接種を行っており、8月9日からは18歳から49歳の一般接種予約がスタートしています。


日本では各市町村別で申し込みを行いますが、韓国では住民登録番号の生年月日の端数で予約できる日が決められているのが特徴。


18歳から49歳の一般接種予約は1600万人で、8月9日から18日までに予約できるのは「誕生日の端数が9の人」。


誕生月に関係なく、9日・19日・29日生まれの日が上記の期間にワクチン接種の予約をすることができるというシステムです。


しかし、韓国でも日本と同様に予約サイトがサーバーダウンするなど問題も発生中。


地域によってワクチンの数も異なると言われ、早い段階で接種できる人とそうでない人が出てくると予想されています。

感染者数の状況(2021年8月9日時点)

2021年8月9日現在、韓国での新型コロナウイルス新規感染者数は1729人。(8月8日の分)


日曜日の発表としては過去最多であり、累計で21万956人となっています。


韓国では土曜日の検査件数が少ないため、日曜日の感染者数が少なめになる傾向ですがそれでも過去最多であり、若い世代の方の感染が増えています。


エリアごとではソウル、京畿道、仁川の首都圏エリアだけで全体の57.9%を占めていますが、釜山や慶尚南道など地方都市でも感染者は増加傾向。


夏休みに入り、地方都市に出掛ける方も多いため幅広いエリアで感染が拡大している状況です。

規制状況(ソーシャルディスタンス)について

韓国では2021年8月9日現在、ソーシャルディスタンス政策として「社会的距離の確保」4段階がソウル首都圏に施行されています。


4段階は社会的距離の確保の最高水準であり、7月12日から施行。


4段階では昼間の時間帯で私的な集まりを4人まで、午後6時以降は2人までに制限されます。


また、大規模な行事は全て禁止され、デモや集会も禁止。


学校の授業もリモートとなり、結婚式やお葬式には親族だけが参加することができます。


さらにクラブやハンティングポチャ(男女の出会い居酒屋のような店)は営業自体が禁止。


飲食店やカフェ、カラオケやサウナ、ジムや映画館、スーパーやデパートなどは午後10時で営業を終了しなければなりません。


そのため、事実上「夜間の外出ができない」という状態ですが、やはりルールを守らずに摘発されている方がいるのも現状です。

日本とのワクチンの違いは?

日本ではファイザー製とモデルナ製のワクチンが主流ですが、韓国ではアストラゼネカ製がほとんどです。


アストラゼネカ製は2回目の接種までに、11週から12週の間隔を空ける必要があるのが特徴。


そのため、早い段階で1回目の接種を終えていても、完全接種までは3カ月程度かかる計算になります。


実際、1回目の接種を終えた後に新型コロナウイルスに感染した例も。


その一方でファイザー製とモデルナ製のワクチンでは、2回目の接種まで3週から4週の間隔になるのが特徴で、今後は韓国でもモデルナ製のワクチンが導入されていく予定です。


ちなみにワクチン接種の副反応については、日本と同様に若い世代の方に発熱や腕の痛み、倦怠感などがより多く出ている傾向にあります。

何ビザなら渡航できる?

2020年3月9日以降、韓国に入国する際にはビザが必要となっています。


それ以前に在日韓国大使館、領事館で発行された日本国籍のビザは無効であり、さらに外国人の一時取材ビザ(C-1)、短期訪問ビザ(C-3)も無効に。


また、韓国に留学として入国する場合でもD-4ビザ(学生ビザ)を取得した上での渡航以外は認められていません。


(ビザ取得が許可されている)語学堂に2学期間以上(約5ヵ月)通う必要があるため、事実上「短期留学での渡航は原則として不可」というのが現状。


またビザの発給までに1カ月以上かかっており、すぐに入国をすることはできません。


その一方で外交/公用旅券保持者、APECビジネストラベルカード所持者、長期ビザ、短期就労ビザ(C-4)所持者は入国制限措置の対象外となっています。


必要なビザの種類や書類についてはかなり細かく分類されているため、外務省海外安全ホームページなどをご確認ください。

安心して渡韓できる日はまだまだ先になりそう…

韓国の渡韓情報とワクチン接種率、そして最新の感染者の状況などをご紹介しました。


2021年10月以降、韓国が日本人を含め外国人観光客の受け入れを再開するというような報道もされていますが、まだまだ新型コロナウイルスの終息には時間がかかりそうです。


そのため、規制の一部が解除されたとしても自由に韓国と日本を行き来できるのは来年以降になるという声も…。


まずは一人一人が感染予防をしっかりと行い、確実に感染者数を減らしていくしか方法はないようですね。

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