アップデート : 2021-02-25
韓国留学準備にはビザ申請や海外旅行保険加入など様々な手続きが必要となります。特に留学が初めての場合、どれも複雑で難しくどうすれば良いか分からない..という方も多いと思います。そこで今回は韓国留学に必要な手続きを一つ一つ詳しく解説していきます。是非参考にして韓国留学準備に役立ててみてください!
韓国留学における学校への入学申請から出発までのスケジュールは以下のような形となっています。
1か月前~3か月前:学校へ入学申請
1か月前:ビザ申請
1か月前~出発まで:航空券、SIMカード、海外旅行保険
またこの他にも現在はコロナウイルスの影響で渡航時に必要なPCR検査の陰性証明書を準備しなければならなかったり、14日間の隔離場所を用意しなければなりません。
というわけで、様々な手続きを踏んでいかなければいけないのですが、どれも複雑で難しいと感じる方もいると思います。
そこで今回は、これらの手続きを一つ一つ解説していきたいと思います!
最近は日本語のページを設けている学校も多いので、韓国が分からない方でも比較的簡単に申請することができると思います!
必要書類はどこの学校も大体同じです。
例えば、【梨花女子大学の語学堂】の場合...
・入学願書
・証明写真
・パスポートのコピー
・外国人登録証のコピー(ビザ保有者のみ)
・最終学校卒業証明書または在学証明書
・銀行残高証明書原本(USD10,000以上)
・留学生保険証書(障害、疾病保障内容を含む)
【延世大学の語学堂】の場合...
・入学願書
・証明写真
・パスポートのコピー
・最終学歴の証明書
・(本人或いは両親の)USD10,000以上の財政立証書類
・(両親の財政立証書類の場合)家族関係証明書
・保険証書
このようにどちらも提出書類に大した違いは見られません!詳しくはホームページから確認してみてください。
一つ注意しなければならないのが、入学願書に自己紹介文や学習計画書を書かなければならないこと。
「どのように書けばいいのか分からない。」という方は韓国留学した方のブログを参考にしたり、もし不安であればエージェントに相談するのも良いと思います。
ビザ申請は皆さんが住んでいらっしゃる地域を管轄している韓国領事館に直接行って申請します。
ビザ申請に必要な書類はビザの種類や領事館ごとに違いますが、参考までに東京領事館におけるD4ビザの提出書類を説明したいと思います。
2021年2月16日現在、D4ビザ申請に必要な書類は...
1. 査証発給申請書
2. パスポート
3. 証明写真(3.5cmx4.5cm)
4. 事業者登録証
5. 標準入学許可証
6. 在学証明書又は最終学歴証明書類
7. 残高証明書(米貨5000ドル程度)
8. 研修計画書
9. 健康状態確認書
10. 隔離同意書
こんな感じです!
特に健康状態確認書と隔離同意書はコロナ対策として追加されている書類なので要注意です!
査証発給申請書とはビザ申請書のことです。
駐日本国大韓民国大使館のホームページ→領事/ビザ業務→ビザ(査証)→査証発給申請書の様式及び作成要領からダウンロードすることができます。
申請書は5枚綴りになっていて、日本語・韓国語・英語での記入が可能です。
英語で書いた見本を載せますのでそちらを参考にしながら記入してみてください!
査証発給申請書に貼る証明写真には少し注意が必要です。
・背景が白であること
・撮影から6か月以内のものであること
・3.5cmx4.5cmの大きさであること
以上の3点を満たすものでなければなりません。
少しでも大きさが違ったり、背景が白でなかったりするとビザ申請時に撮り直しさせられてしまうので気を付けましょう!
こちらの2つの書類は学校から入学を許可されたのちにメールまたは郵送で送られてきます。
メールの場合は送られてきたPDFをそのままコピーして提出すればOKです!
残高証明書は明確に〇〇円以上入っていなければダメ!という規定はありません。
学校へ入学申請する際に多くの方が100万円前後の残高証明書を提出していると思うので、分からなければ同じ金額のものを提出しちゃって大丈夫だと思います。
もしくは10万円×滞在月の金額(6か月ならば10x6=60万円)が入っていれば十分でしょう。
残高証明書の発行には時間がかかる場合が多いので遅くてもビザ申請の1か月前には銀行に行き、残高証明書の発行をお願いしましょう。
※発行から3か月以上経過したものは受け付けてもらえないので注意です!
研修計画表は少し分かりづらいのですが、講義時間割などのようにビザ申請者が韓国に行ってからどのようなスケジュールでどのようなプログラムを進めていくのかが分かる資料を提出すればいいようです。
領事館によっては提出しなくてもいい場合があるとか...。
もし学校から送られてきた資料にそのようなものが見当たらなければ領事館に問い合わせたり、実際にビザ申請をした人が周りにいれば聞いてみるのが早いと思います!
健康状態確認書と施設隔離同意書はコロナ対策として追加で提出しなければならない書類です。
駐日本国大韓民国大使館のホームページ→領事/ビザ業務→ビザ(査証)→査証申請時の提出書類変更案内からダウンロードすることができます。
書き方については見本を載せますのでそちらを参考にしてみてください。
航空券はエアトリやスカイキャスナーなどの比較サイトから自分の予算や渡航予定日にあったものを探すのが良いでしょう。
特に2021年2月現在はコロナの影響でビザが下りるまでに時間がかかります。
ビザ発給前に航空券を予約するのであれば日程変更可能かどうかなども考慮して購入しましょう。
参考として2021年度春から留学される方はアシアナ航空、ジップエアー、大韓航空を利用する人が多かったです
またコロナ禍では欠航も多く、どの空港も韓国への便が週に数本しか飛んでいないところが多いです。
そのため、渡航予定日の直前に航空券を予約しようと思っても席が埋まってしまっている可能性があります。
航空券購入の際には、頻繁に残りの座席数をチェックするなど細心の注意を払いましょう。
2021年2月現在、入国時に韓国で通じる電話番号を準備しなければなりません。(ただし韓国に家族や知人が居て、連絡可能なら入国できます。)
そのため、韓国に家族や知人が居ない方は空港ですぐに使用することのできるSIMカードを事前に入手し、韓国の電話番号を入手しなければなりません。
留学エージェント会社のaah!educationでは空港検疫ですぐに使えるSIMカードを用意しており、多くの韓国留学生が韓国入国のために利用しています。
渡航前に自宅へSIMカードと電話番号を郵送してくれるので本当に便利です♡
他にもアマゾンや空港などでも入手できるそうです。
ただ、このような海外のSIMカードを使用する際には携帯のSIMロックを解除しなければなりません。
大手の携帯会社の場合、オンラインでSIMロックを解除できます。
もしやり方が分からなければご利用の携帯会社に直接行ってSIMロックを解除してもらいましょう!