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アップデート : 2020-03-19
今韓国で人気の「タルゴナコーヒー」を知っていますか？家で簡単に作れるコーヒーで、実は人気の背景には、新型コロナウイルスが影響しているんです。作り方やカフェで飲める新メニューまで、お伝えします。
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が多くなり、ダルゴナコーヒー作りが人気になっています。
タルゴナとは韓国の道端で売っている、茶色い円形のおせんべいのようなもので、日本のカルメ焼きに似たものです。
ダルゴナコーヒーブームは、1月に芸能番組に出演した俳優チョンイルが、マカオのレストランでコーヒーを飲んだ後、「学校の前で売っていたダルゴナのような味」と絶賛して始まりました。
ダルゴナコーヒーを作る方法は単純ですが、少し手間が必要です。
チョンイルが行ったレストランの従業員は、コーヒーと砂糖をそれぞれ2杯入れ、熱湯を加えて泡が出るまで400回かき混ぜ、これを牛乳に入れてくれれば完成すると紹介。
これを見た視聴者は、在宅勤務などで自宅に居ることが増えた今、わずかな楽しみとして、ダルゴナコーヒー作りに挑戦し始めました。
実際にダルゴナコーヒーを作ってみると、美味しい代わりにコーヒーを400回混ぜるのが大変だという感想が多く、電動泡立て器も人気になっています。
ダイソーによると、昨年12月に比べ、今年2月の電動泡立て器の販売が20％増加したそう。
ダイソーの関係者は、「電動泡立て器は、ビールの泡を作れると人気だったが、最近では、ダルゴナコーヒーを作るのに、消費者の間で飛ぶように売れている」と話しています。
ダルゴナコーヒーが人気になり、食品業界もダルゴナをアレンジした新製品を相次いで発売。
農心は10日「チョルビョンスナックダルゴナ味」を発売。
ゴンチャはダルゴナを活用した「シュガークランブルミルクティー」と「シュガークランブルクラッシュ」を、カフェベネは春の新メニューとして「ダルゴナラテ」を発売しています。
