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【恐怖】韓国で起きた史上最悪の事故10選・事故の概要や被害について解説

アップデート : 2022-02-07

先日、建設中のビルの一部が崩壊し大きなニュースとなった韓国。その一方で、過去には多くの死者を出した事故も起きています。そこで今回は韓国で起きた史上最悪の事故を、概要や被害と共にご紹介!日本の教科書にも掲載されている重大事故を改めて学んでいきましょう。

光州撤去建物崩壊事故

光州撤去建物崩壊事故は、2021年6月9日に光州(クァンジュ)広域市で発生した事故です。


老朽化した建物の撤去中、突然外壁が崩れ近くの停留所に停車していたバスが下敷きに…。


その結果、バスの乗客9人が死亡、8人が負傷しています。


当時、解体作業員たちは崩壊の危険を感じ、事前に避難。


さらに驚きなのが、この建物を施行したこの会社。

 

今年1月11日に外壁崩壊事故が発生し、今もなお行方不明者が出ている光州(クァンジュ)広域市の新築アパートを手掛けている会社と同じなんです。


それでも現時点では「営業停止処分」しか下っていないというので驚きですね。

大邱地下鉄工事場ガス爆発事故

大邱地下鉄工事場ガス爆発事故は、1995年4月28日に大邱(テグ)広域市で発生したガス管爆発事故です。


事故当時、現場近くではデパートの新築工事が行われていましたが、誤って都市ガスの管を破損。


その結果、下水管を介してガスが大邱都市鉄道1号線建設工事現場に充満し、爆発しました。


この事故で現場付近に位置する嶺南中学校の生徒と教師を含む102人が死亡し、202人が負傷。


また建物は346軒、自動車も150台が被害を受けています。

大邱地下鉄火災事故

大邱地下鉄火災事故は2003年2月18日に、大邱(テグ)の地下鉄1号線で起きた放火事件です。


自殺志願者の男性が、飲料用ペットボトルの中から地下鉄の車内にガソリンを撒いた後、火をつけて火災が発生。


しかし、地下鉄側は以前から火災警報器の誤作動が頻発していたため、今回も誤作動だと勘違い。


事件に気が付くのが遅くなっただけでなく、運転中止措置も取りませんでした。


その結果、乗務員の対応や避難誘導などに大きな不手際があり乗客ら192人が死亡、148人が負傷しました。

大崗トンネル窒息事故

大崗トンネル窒息事故は1949年8月18日に発生した事故です。


当時6両編成で乗客380人を乗せていた列車は、大崗トンネル内で30分程度、前進と後進を繰り返しました。


その結果、大崗トンネル内500メートル地点で連結ピン破損によって連結器が分離し空気ホースが破裂。


後部車両の3両が分離され、乗客51人が石炭ガスによる中毒で死亡し360人が負傷しました。

大韓民国航空史上初の航空機ハイジャック事件

このハイジャック事件は「滄浪号ハイジャック事件」とも呼ばれています。


1958年2月16日、現在の大韓航空の前身である大韓国民航空社の旅客機が北朝鮮の工作員によってハイジャックされた事件。


韓国史上初のハイジャック事件として知られており、軍事境界線を越えて北朝鮮の平壌順安国際空港に強制的に着陸させました。


この旅客機には乗員30名、乗務員3名、ソイツの軍事顧問団員1名が乗っており、1958年3月6日にハイジャック犯を除いた26人が韓国へ帰還。


死者は出ていませんが、乗務員の中にはアメリカ人も含まれていたため欧米諸国を含む国際問題へ発展しています。

空軍輸送機墜落事故

空軍輸送機墜落事故は「空軍C-46輸送機墜落事故」と呼ばれており、1967年4月8日に発生しました。


金浦空港を離陸した空軍C-46輸送機は、汝矣島空港に一時着陸した後、大邱へ向かいます。


しかし、機体の欠陥により山を越えることができずそのまま墜落し、搭乗者24人全員が死亡。


また墜落現場に住んでいた住民56人の死亡も確認されました。

大韓航空007便撃墜事件

韓国で史上最多の死亡者数を出した事故が大韓航空007便撃墜事件です。


この事件は1983年9月1日に発生。


大韓航空のボーイング747がソビエト連邦の領空を侵犯したため、ソ連防空軍の戦闘機により撃墜されました。


その結果、乗員と乗客合わせて269人全員が死亡。


また大韓航空はこの事件の5年前、1978年にも航法ミスでソ連領空を侵犯し、ソ連軍機に迎撃され2人が死亡、13人が負傷するという事件を起こしています。

三豊百貨店崩壊事故

韓国人の記憶に残る、最悪の事故のうちの1つといえるのがこの事件。

 

三豊百貨店崩壊事故は1995年6月29日に発生したビル崩落事故です。


当初この建物は、地上4階・地下4階建てのオフィスビルとする予定でしたが、建設途中で5階建てのデパートに変更。


売り場に防火シャッターを設置するため、ビル中央部の柱の4分の1を撤去。

 

吹き抜け構造を作るために柱も4分の3に細くし、鉄筋の数も削減。


その結果、ビル自体が強度不足になり崩落するという大惨事に・・・。


死者502名、負傷者937名、行方不明者6名という世界的に見ても例がない最悪の事件として知られています。

西海フェリー沈没事故

西海フェリー沈没事故は1993年10月10日に発生した転覆沈没事故です。


フェリーは当時、乗客362人を乗せ蝟島(ウィド)を出港。


しかし、出港から30分ほどで沈没し、その原因は過積載でした。


このフェリーの定員は乗務員14人、乗客207人の合計221人だったにも関わらず、実際に乗っていたのは362人。


さらに船に取りつけられていた救命ボート4台は1台しか動作せず、死者行方不明者は292人に上りました。

セウォル号沈没事故

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