アップデート : 2020-08-28
新型コロナウイルスの感染が再び拡大している韓国では、ソウル首都圏で社会的距離措置の段階を「2.5」に引き上げることが発表されました。また、カフェや飲食店の営業時間短縮も検討しているとのこと。最新情報をお届けします。
新型コロナウイルスの感染が再び拡大している韓国では、ソウル首都圏で社会的距離措置を「2.5段階」に引き上げることが発表されました。
2.5段階の実施は8月30日0時~9月6日24時まで。
連日新型コロナウイルスの感染者が200人以上に上っていることから、首都圏の防疫措置のために準備された対策です。
ソウル首都圏では20代から40代の感染者が全体の38.5%を占めており、若者の間で感染者が増加している傾向にあります。
対策としてソウル首都圏にある一般的な飲食店やカフェ、パン屋などの営業時間を午後21時までに限定。
午後21時~翌日5時までの間は、テイクアウトまたは宅配のみとなります。
営業時間内であってもマスクの着用、出入りするお客のリスト管理、店内のテーブルの間隔を1m~2m空けるなど、防疫上の注意を遵守する必要があります。
「スターバックス」や「HOLLYS COFFEE」などフランチャイズ型のカフェの場合は、営業時間に関係なく店内での飲食を禁止し、テイクアウトまたは宅配のみの利用に限られます。
さらにジムやビリヤード場、ゴルフ練習場など室内スポーツ施設に対しても9月6日までは営業禁止を発表。
塾や学校の読書室、スタディカフェも31日0時~9月6日深夜まで閉鎖されます。
今回、ソウル首都圏で社会的距離措置が2.5段階に引き上げられたことで、首都圏を中心に38万店の飲食店とパン屋、6万3,000校以上の塾や学校、2万8,000以上の屋内スポーツ施設が影響を受けることが予想されています。
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