アップデート : 2021-03-16
韓国の名女優として知られているユンヨジョンが、第93回アカデミー賞の「助演女優賞」にノミネートされました。これは韓国女優として初めての快挙!詳細をお届けします。
韓国の名女優として知られているユンヨジョンが、第93回アカデミー賞の「助演女優賞」にノミネートされました。
現在、74歳のユンヨジョンの女優人生は55年。
今回、韓国女優として初めてアカデミー賞にノミネートされたことに対し「夢にも思ったことがなかった」とし「他の世界の話だと考えていた」とその心境を明かしました。
ユンヨジョンはApple TVドラマ「パチンコ」のためにカナダに滞在しており、3月15日に韓国へ帰国。
帰国1時間後、マネージャーからアカデミー賞にノミネートされたと報告を受け、その時マネージャーは感動のあまり涙を流していたと説明。
しかし、ユンヨジョンは冷静で「私よりも感情的に泣いていたので、ちょっと驚いた。マネージャーをただ抱きしめてあげた」と優しさを見せながらも「(お祝いをしたいのに)問題はマネージャーがお酒を全く飲めないことだ」と冗談で笑わせました。
ユンヨジョンがノミネートされた作品は映画「ミナリ」で、こちらは計6部門にノミネート。
アカデミー賞最高の栄誉である作品賞、監督賞、助演女優賞(ユンヨジョン)、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)、脚本賞、音楽賞にノミネートされています。
今回、ユンヨジョンが助演女優賞を受賞した場合は1957年に公開された映画「サヨナラ」に出演したミヨシ・ウメキに続き「アジア全体で2人目」の受賞者となります。
映画「ミナリ」は、1980年代にアメリカに移住した韓国人家族を題材にした映画。
すでにゴールデングローブ外国語映画賞など世界有数の映画祭で90冠を達成。
このうち、ユンヨジョンは個人で32冠を達成しており、女優人生55年という圧倒的なレベルの違いを証明しています。
参考情報元:10asia
3月19日(金)から日本での劇場公開を控えている映画「ミナリ」。イギリスのアカデミー賞と呼ばれている「BAFTA」で6部門にノミネートされ、大きな話題を集めています。詳細をお届けします。