アップデート : 2021-03-13
現在韓国への入国者には14日間の隔離が義務付けられています。また入国時、空港での入国手続きにも様々な審査が追加されています。そこで今回はコロナ禍で韓国へ入国したライターが空港の様子や入国手続き、隔離期間などを詳しくレポートします!これから韓国へ入国する方は是非参考にしてみてください!
2021年2月5日時点での成田空港は人も少なく、ガランとした様子でした。
空港内のお店も閉まっているところが多いです。
スターバックスなどの飲食店は現在も営業している所が比較的多かった印象を受けましたが、全体的にショッピングエリアは薄暗く、ひとけもあまりありません。
コロナの影響の大きさを痛感する光景だったように思います...
2021年2月5日成田空港発、アシアナ航空の機内は思ったよりも多くの人が搭乗していました。
ただ、やはり日本人は少なく日本から韓国へ帰る韓国人が大半を占めていたように思われます。
チェックインの際、PCR検査の陰性証明書を提出すること以外は特に変わったこともなく、コロナ前と同じようにスムーズに手続きを終わらせることができました。
飛行機へ搭乗すると通常は「出入国カード」と「税関申告書」を配布されますが、現在はそれらに加えて「健康状態確認書」と「特別検疫申告書」の2つの書類が追加で配布されます。
どのような内容の書類かはツイッターなどで「韓国 入国 記入」または「韓国入国」と調べると多くの人が情報発信しているので参考にしてみてください!
韓国入国にあたって、隔離場所の住所・隔離後住む場所の住所・携帯番号等はスマホのメモ機能などを利用して一目で見れるようにしておくと便利です!
韓国の空港の入国手続きでは隔離場所の住所や携帯番号を聞かれることが多いので、韓国語ができない方は特にメモを見せて説明できるようにしておくとスムーズに進みます。
韓国に到着し、飛行機から降りた後は主に4つのブースを経て入国手続きを進めていきます。
まず1つ目のブースでは健康状態確認書、税関申告書、PCR陰性証明書、パスポートを提出し、それら書類のチェックが終わった後、体温を測ってもらいます。
この時、体温が高いと別のブースに連れていかれ、入国手続きに何時間もかかってしまいますので、飛行機内では上着を脱ぐなど体温が高くならないように注意しましょう。
特に冬の飛行機内は暖房でとても暖かくなっているため要注意です!
2つ目のブースでは自家隔離安全保護アプリのインストール&隔離場所の住所・携帯番号・保護者の電話番号等を入力します。
こちらのブースが行列になっている場合が多いので、並んでいる間にアプリのインストールや情報の入力をしておくことをおススメします!
3つ目のブースでは、2つ目のブースにて入力した自分の携帯番号と保護者の電話番号がちゃんと通じるのかをチェックしてもらいます。
保護者に電話する際には以下のような質問をしていました。
・韓国に入国する知人がいるか
・韓国入国者の名前
・韓国入国者が隔離する場所
韓国の知人に保護者をお願いしている方は、あらかじめ電話にすぐ出てもらえるようにコンタクトを取っておきましょう!
4つ目のブースは通常の入国審査を行います。
それまでのブースでもらった書類をすべて提出し、チェックしてもらい指紋認証等を行うとようやく入国審査終了です!
入国審査を終えたら、荷物を取りに行き、出口に向かいます。
途中で税関申告書を提出するところがあるので忘れずに提出しましょう!
出口付近では職員の人がたくさん立っていて、どこに行くのか、どんな交通手段で行くのかを聞かれるので答えると案内してくれます!
現在、韓国入国者には14日間の隔離が義務付けられています。
隔離期間中は部屋から一歩も出てはならず、ゴミ出しさえも禁止されています。
隔離する際には隔離場所の地区ごとに支援物資が配布されます。
例えば、종로구で隔離した場合は以下のようなものをもらいました。
隔離中は写真に見えるオレンジのごみ袋にごみを捨てます。
地区によっては小さなごみ袋1枚しかもらえないという方もいたため、日本からごみ袋を持参することをおススメします。
隔離期間中はただ部屋にこもっていれば良いというわけでもなく、いくつか行わなければならないことがあります。
まず、一日2回アプリに健康状態を記入し提出すること。
1回でも記入し忘れるとすぐに保健所から電話がかかってくるため、毎日忘れずに行う必要があります。
次に、韓国入国から1日以内と隔離解除2、3日前にPCR検査を受けること。
健康状態の記入と同じようにPCR検査の結果も保健所に報告しなければなりません。
PCR検査を受けるために保健所に行く際、入国後空港にて案内を受けるインターナショナルタクシーに電話をし、隔離者専用のタクシーで移動します。
インターナショナルタクシーは日本語にも対応しているため、日本語ができなくても安心してタクシーを呼べることができるので便利です。
保健所が隔離場所から近い場合には徒歩でも移動することが許されています。
14日間の隔離が辛いかどうかは人によってかなり差が出ます。
普段から家で過ごすことが多い人にとってはさほどストレスを受けないかもしれませんが、アクティブな人にとっては14日間一歩も外に出れないことはかなりのストレスになる可能性が高いので、気分転換できるように対策を練ってから渡韓することをオススメします!
コロナ禍の現在は韓国留学のための準備も大変ですが、入国後も隔離やPCR検査など普段よりもやるべきことが多く大変です。
これから韓国へ入国する方はぜひこちらの記事を参考にして渡韓準備に役立ててみてください!
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