アップデート : 2020-10-20
アルバムよりも音源が主流となっている韓国の音楽市場で、2020年は数々のミリオンセラーが誕生しています。今年はK-POPの“当たり年”と呼ばれ、再び音楽市場に活気が戻ってきたようです。詳細をお届けします!
アルバムよりも音源が主流となっている韓国の音楽市場で、2020年は数々のミリオンセラーが誕生しています。
ミリオンセラーは「単一のアルバムが100万枚以上売れた」ことを意味し、韓国だけでなく世界中のアーティストが目指すひとつの目安でもあります。
BTS(防弾少年団)が今年2月に発売した4枚目の正規アルバム『MAP OF THE SOUL : 7』は、韓国・ガオンチャート基準で426万枚を販売。
BTS(防弾少年団)の作品がミリオンセラーに輝いたのは7回目であり、2016年に発売された2枚目の正規アルバム『WINGS』から7作連続でのミリオンセラーとなりました。
また、11月20日に発売が予定されているアルバム『BE(デラックス・エディション)』もミリオンセラーになることが予想されています。
SEVENTEENは今年6月、7集ミニアルバム『Heng:garae』で発売初週にミリオンセラーを記録。
発売2日目でハーフミリオンを達成し、発売5日目で101万枚の売り上げを記録しました。
SEVENTEENは10月19日に新しいアルバム『;Semicolon』を発売し、オンラインでの予約注文だけで110万枚を記録中。
1年間の間で2つの作品がミリオンセラーとなる「ダブルミリオンセラー」を達成することに成功しました。
また、NCT127は3月に発売した2枚目の正規アルバム『Neo Zone:The Final Round'』でデビュー以来初めてのミリオンセラーを記録。
さらにNCT DREAMも5月に発売した『Reload』でハーフミリオンを達成するなど、NCT全体で高いアルバム販売量を記録しています。
NCT2020という新しいプロジェクトで発売したアルバム『The 2nd Album RESONANCE Pt.1』も、発売初週で121万枚を売り上げミリオンセラーの仲間入りを果たしました。
今後、NCT2020では『RESONANCE Pt.2』の発売が予定されており、こちらも販売量に注目が集まっています。
ミリオンセラーを記録したのはアイドルグループだけではありません。
EXOのメンバー・ベッキョンは5月に発売した2枚目のミニアルバム『DELIGHT』で、ミリオンセラーを記録。
発売後1カ月で101万枚を販売しており、韓国国内のソロ歌手でアルバムが100万枚以上売れたのはなんと19年ぶりのこと!
EXOはグループとしても、2013年に発売した正規アルバム『XOXO(KISS + HUG)』で12年ぶりに韓国音楽市場でミリオンセラーを達成するなど、大記録を打ち立てています。
韓国では90年代の国内音楽市場全盛期にも、ミリオンセラーを達成することは難しいと言われてきました。
しかし、最近はK-POPがグローバル市場でも大きな影響を与えていることからミリオンセラーを記録する作品も続々と誕生しているようです。