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女性アイドルが被害に…ディープフェイク問題に国民請願が15万件

アップデート : 2021-01-14

AV動画にアイドルたちの写真を合成する「ディープフェイク問題」に対し、韓国ではわずか1日で国民請願が15万件を突破しました。その被害者の多くは韓国女性アイドルたち。詳細をお届けします。

口元の動きまでリアルに再現する「ディープフェイク」とは?

AV動画にアイドルたちの写真を合成する「ディープフェイク問題」に対し、韓国ではわずか1日で国民請願が15万件を突破しました。


1月12日、大統領府の国民請願には「ディープフェイクにより苦しんでいる女性芸能人のために、映像などを作成し配布している者たちを処罰して欲しい」という請願が上がってきました。


「ディープフェイク」は、人工知能・AIを通して偽の映像や画像を作り出す技術。


既存の写真に、芸能人などの写真を合成することが可能でバラエティー番組などでもこの技術が活用されています。


しかし、今回問題となっているのがAV動画であり、韓国女性アイドルの顔が合成されていることでアイドル本人たちが大きな被害を受けています。


ディープフェイクは世界中で問題となっており、オランダの調査会社は「AV動画によるディープフェイク被害者の25%が韓国芸能人である」と発表。


実際、ネット上で検索をしてみるとTWICEBLACKPINKなど韓国の人気女性アイドルたちのディープフェイク映像がたくさん上がってきます。

 

その合成技術はかなり高く、口元の動きや動作まで“合成感”がないために本物の映像だと信じてしまう方もいるのだとか…。


請願者は「ディープフェイクは厳然たる性暴力のひとつ。女性芸能人たちがネット上で性的犯罪行為の被害者になっている。また、作成された映像が違法に販売されることもある。SNS上に流布されることで、セクハラやわいせつなコメントにも苦しんでいる」と明かしました。

 

参考情報元:10asia

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