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韓国の兵役制度・今後は現役入隊者が90%以上になる?

アップデート : 2022-04-22

韓国男子が避けて通ることのできない兵役において、今後は入隊者の90%が「現役入隊」になると言われています。詳細をお届けします。

兵役判定身体検査基準を緩和し現役入隊者を増やす

韓国では今後、入隊者の90%が「現役入隊」になると言われています。


韓国の保守政党・国民の力のハテギョン議員は先日、ラジオ番組で「今後、現役入隊する人が90%以上になる」と明かしました。


ハ議員は2018年に行われた兵役法改正や議論内容に言及し「病気の人もみんな軍隊に行っている」とし「兵役の恩恵は縮小する方向にしなければならない」と述べました。


2021年の現役入隊率は83.1%であり、兵役判定身体検査を受けた25万4千361人のうち21万1千322人が1級から3級の身体等級を受け、現役判定が下されています。


2021年2月からは兵役判定身体検査の基準も改正され、BMIの4級判定(補充役・社会服務要員)は「BMI指数16未満」または「BMI指数35以上」の人が対象に。


またこれまでは全身に入れ墨やタトゥーがある場合は4級判定となりましたが、現在はその基準も廃止。


さらに精神疾患においては「現在症状がない、または一部に軽い症状がある」程度の場合は現役入隊をすることになります。


現在、韓国では人口の減少に伴い入隊者が減っているため、より多くの人に現役入隊をして欲しいという考えもあるようです。

 

参考情報元:연합뉴스

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