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リアルな体験談!コロナ禍の韓国入国で大変だったことと対策

アップデート : 2022-01-14

2021年11月末、私はF-6ビザ(結婚移民ビザ)で韓国に入国しました。覚悟はしていましたが、コロナ禍での韓国入国は想像以上にハードでした。そこで今回は、コロナ禍での韓国入国を通じて感じた大変だったこととその対策について紹介します。これから韓国に入国される方の参考になると幸いです♡

1.痛すぎるPCR検査

韓国に入国後、指定の期間に管轄の保健所で数回PCR検査を受けなければなりませんでした。

 

(受けるタイミングや回数は入国時期によって異なるので、必ず最新の情報をご確認ください)


費用は無料で、透明の小さなボックスに入った職員の方が長い綿棒を使って鼻の奥にある検体を採取します。


これがかなり強引で、出国前に日本で受けたPCR検査とは比べ物にならないくらい痛いんです。泣

 

(痛すぎて逃げたら後頭部を抑えられました笑)


痛さのあまり、自然と涙が出てしまうほどでした。


SNSでも韓国でPCR検査を受けた方が「とにかく雑で痛かった泣」と発言されている方が多かったので、どこの保健所でも同じように行われているのだと思います。


こればかりは避けようがありませんが、韓国でPCR検査をされる方は心とティッシュの準備をしてから行くことをおすすめします!

2.外国人登録までの期間とさまざまな制限

韓国に91日以上滞在する外国人は、韓国入国後90日以内に外国人登録を行わなければいけません。


管轄の出入国・外国人庁(出入国管理事務所)で登録できるのですが、事前に韓国政府のオンラインサイト「ハイコリア」で訪問予約を行う必要があります。


この予約は韓国入国後に可能なのですが、外国人の多い地域や都市部だと1ヶ月先まで予約が取れないことがあるんです!


実際、私の住んでいる地域は入国日から37日先まで予約が埋まっていました。泣


この外国人登録を行うことで外国人登録証と呼ばれる身分証をもらうことができるのですが、これが届くのに登録からさらに2〜3週間ほど期間がかかります。


トータルで約2ヶ月、、長い。泣


しかも、この外国人登録証がないと韓国での生活がとっても不便なんです。


具体的にどのように不便なのか、私の経験をもとに紹介します。

①本人名義の携帯契約ができない

外国人は、外国人登録証を受け取るまでスマホの契約ができません。


しかし、コロナ禍での防疫対策のため外国人でも入国後すぐに韓国内でつながる電話番号が必要なんです。


現地でプリペイド式のSIMカードを購入する方法もありますが、隔離が終わるまで行動が制限されるため、コロナ禍で渡韓される方にはおすすめできません。


後述する安心コールにも電話番号は必須なので、日本で事前に韓国の電話番号付きSIMカードを買っておく方法がおすすめです!


ちなみに私は、データ通信無制限で渡韓前から番号が分かaah! educationさんの最強SIMを購入しました。


ほかの会社からもSIMカードは販売されているので、プランや価格を比較しながらご自身に合ったものを探してみてくださいね♡

 

【注意点】

・SIMフリーの端末のみ使用可能

・SIMロックがかかっている場合は、事前に解除する必要あり

・端末によっては使えない場合あり

②行けるお店にも制限が!?

韓国ではコロナ対策のため、飲食店や商業施設で利用者の出入りを記録しています。


この記録に使用されているのが、アプリを使ったQRチェックイン!


しかし、このQRチェックイン用のQRコードを発行するには、韓国で契約した電話番号が必要なんです。泣


このQRチェックインができない場合、安心コールと呼ばれる専用の番号に電話することで入店の記録を残すことができます。


少し面倒ですが、発信記録を残すだけなのでQRチェックインが使えないことにそれほど不便を感じていませんでした。


しかし、ごくまれに安心コールを設置していないお店があり、私もこれまでにQRチェックインができないという理由で2回ほど入店を断られた経験があります。


ほとんどのお店は安心コールを利用できるので、あまり気にする必要はありませんが、ごくまれに入店できないお店があるということは理解しておいたほうがいいかもしれません(>人<;)

また、ワクチンを接種していない方や2回目のワクチン接種から180日が経過している方は、QRチェックインや安心コールの実施に関係なく利用できる施設がかなり制限されてしまうので、この点も留意しておきましょう。

 

ちなみに、日本でワクチンを打った方は韓国の保健所にワクチンを接種した証明を持っていくことで紙の接種証明書がもらえます。

 

ワクチンを打ったことを証明できる貴重な書類になるので、必ず失くさないようにしましょう!

③意外な盲点!?通販が利用できない

コロナ感染者数が増加している中、むやみに外出するのは怖いと通販を利用したくなることもあると思います。


ただ、韓国の通販を利用するには電話番号を利用した本人認証が必要。


さらに、決済に海外発行のカードが使用できないことが多いので、韓国発行のカードやカカオペイなどを利用できない外国人が通販を利用することは難しいんです。


そのため、韓国に入国したらできる限り早めに外国人登録を済ませておく必要があります。


まずは最短で訪問予約を取り、キャンセルが出たら予約を前倒しにするのがおすすめ。


外国人登録が完了すると、銀行口座を開設し、チェックカード(日本でいうデビット機能付きキャッシュカード)を発行できるので通販の利用もできるようになりますよ。

3.変わりゆく状況下での情報収集の難しさと対策

外国人である在韓日本人はどうしても情報弱者になりがちです。

 

特に、コロナ対策に関する情報は頻繁に更新させるため、常日頃から意識的に情報をアップデートしていく必要があります。


ここからは、その具体的な方法3つを紹介します♡

①在留届を出す

3ヶ月以上韓国に滞在する場合は、外務省に「在留届」を出しましょう。


この在留届を出せば、在大韓民国日本国大使館から安全情報やコロナに関する情報をメールで受け取ることができます。


またこの届出は事件や事故、災害などが起こった際の身元保護や安否確認にも関わる重要なものなので、メールが不要な方も必ず提出しましょう♡

②韓国のニュースを見る

韓国のことを知るには、韓国のニュース番組を見るのが一番!


上級者向けの方法ではありますが、難しい表現や単語を随時調べることで韓国語の勉強にもなります。


また、電車移動の際に韓国のニュース記事を読むのもおすすめ!


スキマ時間を使って情報収集と韓国語勉強を同時に行っちゃいましょう♡

③SNSでの情報収集

韓国に住んでいる日本人や韓国専門の留学エージェントなどのアカウントをフォローして情報収集を行うのもおすすめ。


在留届の項目で紹介した在大韓民国日本国大使館もTwitterでタイムリーな情報発信をおこなっているので、韓国に長期滞在する場合は必ずフォローしておきましょう♡


個人のアカウントをフォローする場合は、その情報が誤っている場合もあるのですべて鵜呑みにしてしまわないように注意してくださいね。

在大韓民国日本国大使館公式Twitter

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