アップデート : 2020-11-18
BTS(防弾少年団)の世界観を描いたドラマが制作されるにあたり、ファンが断固反対の姿勢を強めています。ついには内容証明まで送り、法的対応も検討しているとのこと。詳細をお届けします。
アイドルグループ・BTS(防弾少年団)の世界観を描いたドラマ「YOUTH(ユース)」の制作を巡り、所属事務所とアーミー(ARMY:BTSのファン名)の溝が深まっています。
制作発表当初から、メンバーたちの実名を使用することに反対意見が多く上がっている中、所属事務所・Big Hitエンターテインメントは特に対応をすることなくドラマ制作を続けています。
このドラマでは現実とは異なるメンバーそれぞれの暗い残酷な人生ストーリーが設定されており、視聴者が混乱するのではないかという意見も。
一部のアーミーは10月21日からアンケートを開始し、ドラマ「YOUTH」の制作に対しての反応を調査しました。
1万4,019人が参加したこのアンケートで、「メンバーの実名使用に反対する」という声は97.6%にも上ったとのこと。
アーミーは「所属アーティストの人権を誰よりも守らなければいけない芸能事務所で、このような反人権的なドラマを制作することはありえない」と不快感をあらわにしています。
また、これまで所属事務所とドラマ制作会社に対しメンバーの実名を使用しないよう要請してきましたが、フィードバックすらない状況。
そのため、アーミーたちはBTSのメンバーを守るために法律事務所を通して、「ドラマ制作に反対する」という内容証明を送付したと伝えています。
ドラマ制作でメンバーたちの実名を使用することについて、アーティストと所属事務所の問題だけでなく、「ファンも被害者である」と説明。
実名を使用することにより、メンバーたちの人格や名誉を毀損するおそれもあり、その場合は所属事務所の不法行為にあたると主張しています。
現時点で所属事務所・Big Hitエンターテインメントは正式な立場を発表しておらず、今後の対応に注目が集まっています。
先日、アイドルグループ・BTS(防弾少年団)の世界観を描いたドラマ「YOUTH(ユース)のキャストと役柄が発表されましたが、ドラマの内容を巡ってファンから批判の声が続出…。詳細をお届けします。