2019年に韓国を揺るがした、大事件の裁判が終わる!
先立って13日に行われた結審公判で、検察は歌手のチョンジュニョンに懲役7年、元FT ISLANDのチェジョンフンと芸能事務所全職員ホ氏に懲役5年、少女時代クォンユリの実兄クォン氏と、クラブバーニングサン前MDキム氏に懲役10年の求刑を要請。
また、5人に性暴行治療プログラム修了、個人情報の通知、10年間小児および青年関連施設就業制限命令を下すよう要請していました。
そんな中、本日29日に行われた5人の宣告公判で裁判所は、チョンジュニョンに懲役6年、チェジョンフンに懲役5年、少女時代のクォンユリの実兄クォン氏に懲役4年を言い渡し、一連の裁判が終了しました。
チョンジュニョンは、性行為盗撮映像を流布した疑いについては概ね認めていましたが、カカオトーク会話内容は捜査機関が違法収集したもので、証拠効力がないと主張しており、合意の下行われた性関係だったと集団性暴行容疑を否認。
謝罪の言葉を口にするなど、反省している姿も見せていましたが、罪質が悪いことと被害者と合意がなされていない点を考慮した様です。
事の発端は、チョンジュニョンとチェジョンフンを含む数人が、2016年1月に江原道洪川、3月に大邱で女性を酒に酔わせた後、集団性暴行したという疑いが出たことでした。
その後、元BIG BANGのスンリなど、複数のアイドルや芸能関係者が含まれているカカオトーク団体チャットルームで、不法撮影した性行為盗撮映像や写真などを流布した疑いが出ると、事件はさらに大きくなります。
スンリやチェジョンフンなど、今回の事件に関係した芸能人が、韓国で禁止されている賭博をしていた疑いや、警察にお金を払って飲酒運転を隠していたことなど、過去の事件が続々と明かされる事態に。
韓国警察の不正や癒着も暴露され、韓国のみならず海外でも大きな衝撃が走りました。
事件被害者の方の心が、少しでも癒えることを願うばかりです。