アップデート : 2021-10-11
韓国は日本と似た文化も多くありますが、何よりも違う点は兵役制度!好きな俳優さんやアイドルが30歳を前にすると、兵役に行くので、兵役制度があるのは知っていても詳しい内情は知らないことが多いのでは?これからD.P.で見ることのできる韓国軍隊の内情をご紹介します!
現在、ネットフリックスで配信中の「D.P.」というドラマはご存知でしょうか?
題名になっている「D.P.」は、Deserter Pursuitという言葉の略称で、軍務期間中に脱走した軍人を捕まえることを専門としている軍人組織を意味しています。
実際にある組織で、私服でスマホを持ち、外を出歩く仕事であるため、ぱっと見ただけでは軍人と分からないこともあるんだとか。
ちなみに、兵役の経験がある人でも、この組織について詳しく知らない人も多いそう。
そんな題材を用いた今作は、チョンヘイン演じる軍の脱走兵を追う軍人(D.P.)を主人公に、軍内部で起こる苛酷な行為と人権問題がリアルに描かれた作品。
リアルな描写である故、残酷に感じるシーンも多いですが、兵役経験者からの評価も高い、今までなかった題材を扱った話題作です!
「D.P.」が人気を博した理由の一つが、リアルな軍隊での問題を取り上げたこと。
重い題材もありますが、リアルな軍隊の実態をテーマごとにご紹介していきます!
まずひとつ目は、「自殺問題」。
韓国では、ニュースになったり、ドラマや映画の劇中でも時々描写されているので、知っている方もいるのではないでしょうか?
軍内の上下関係や、いじめ問題、服役に適応できないストレスなどから、多くの軍人が自殺をしたというデータが出ています。
特に軍内の上下関係・いじめは厳しく、階級社会。
上官の気に障ることをしたら、即腕立て伏せを命じられたり。そんなこともよくあるそう。
ドラマ内での描写もかなりリアルで、兵役経験者が見ると「当時のころがフラッシュバックして最後まで見られなかった」という男性も多いんだとか。
近年では、平日外出制度や携帯電話の使用許可など、以前に比べる制度を緩め、自殺者の割合は減少傾向にあるようですが、未だに根本的な問題は解決していないのが現状のようです。
次にご紹介するのは、「ガス訓練」。
軍隊というと、銃の扱い方や、体力を試される外での訓練などを思い浮かべがちですが、実は「ガス訓練」という訓練があるんです!
韓国男子には常識のようで、入隊前から「ガス訓練」の話を聞かされ、1番恐怖に感じる訓練なんだそうです。
どんな訓練かというと、まずマスクをつけたまま専用の部屋に入らされます。
そこでガスを浴びさせられ、その後になんとマスクを外すというもの!
ちなみにガスは「催涙ガス」。
防犯などに使用することでご存知の方も多いと思いますが、そんなガスを浴びながら訓練だなんて。。。
しかも、普通に息を吸うこともできない状況にも関わらず、軍歌を歌わされるんだそうです><
想像しただけで苦しくなってしまいますよね。。。
次にご紹介するのは、地味に辛い「夜間勤務」。
所属部隊によって形式は異なるようですが、ほとんどの部隊では外で夜10時から朝6時までの就寝時間の間に交代で見張りをする夜間勤務という制度があるんだそうです。
特に寒さの厳しい韓国。冬の真夜中はかなり寒いそうで、それでも外に出なくてはならないという苦痛が大きいそう。
日中、辛い訓練をしてヘトヘトだろうに、就寝時間まで勤務をしなければいけないなんて、本当に軍隊生活の過酷さが想像できますよね。。。
次にご紹介するのは、これまた辛い訓練のひとつ「夜間行軍」。
その名の通り、夜間に行われるこの訓練は、なんと約30キロ以上ある完全武装を身にまとった状態で、40キロもの夜間行軍をするというもの。
ただでさえ疲れて眠い状態で、終わりのないような訓練。。。完走する頃には、いつのまにか日の出が出ているといいます。
兵役中に一番つらいのが「常に睡眠不足であること」を挙げる男性も多いようですが、この訓練内容を見ると納得できます。
想像以上に大変な訓練ばかりですよね><
軍隊に行く前は細かったのに、除隊後には肩幅が広くマッチョになった韓国芸能人を多くみたことはありませんか?
実は、その理由のひとつが「腕立て伏せ」なんです!
腕立て伏せは、韓国のみならずどの国でも軍人がよくやっているイメージがあるかもしれませんが、それもそのはず。
入隊した初日からあらゆる理由でとにかく腕立て伏せをやらされ、1日平均100回は行っているというのです。
マッチョになって、入隊前に着ていた服が着られなくなる人もいるようです!!
ここからは、訓練ではなく軍隊文化のご紹介!
最初にご紹介するのは。「ポグリラーメン」。
袋麺を袋のままお湯を注いで食べる軍隊ならではの食べ方。
兵役経験者なら誰もがやったことのある「軍隊あるある」ではないでしょうか?
ちなみに、この食べ方が生まれたのは1980年代後半、韓国の軍隊内だそう。
最後に紹介するのは、日本にもあるお菓子チョコパイです!
日本同様、韓国でも昔から慣れ親しまれている国民的お菓子のチョコパイですが、特に軍隊では思い出の味と呼ばれるくらい代表的なアイテムなんです!
過酷な訓練の中、甘いものも自由に食べられない軍人たちですが、キリスト教の日曜の礼拝でもらえるのがチョコパイ。
そのために、自身の宗教を変えてでも礼拝に参加するのだとか(笑)
「D.P.」だけでなくても、映画「JSA」など、軍人を描いた映画などでもよく登場するチョコパイ。
それだけ軍人にとって欠かせないアイテムということがわかりますね!
いかがでしたでしょうか?
日本人からすると想像ができませんが、未だに北朝鮮と休戦状態にあり、兵役制度が続いている韓国。
日本人には馴染みのない文化なので、兵役がここまで過酷なものだとは知らなかった方も多いのでは?
「D.P.」をみたら、除隊後の韓国男性を見る目が変わるかもしれません!
是非この記事を参考に、「D.P.」を視聴してみてください。
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