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30億ウォン…俳優ジス・ドラマ降板で制作会社が損害賠償を請求

アップデート : 2021-04-02

過去の校内暴力疑惑を認め、ドラマ「月が浮かぶ川」から降板した俳優ジス。今回、ドラマ制作会社が30億ウォンの損害賠償を請求しました。詳細をお届けします。

所属事務所キーイーストを相手に損害賠償請求を提起

過去の校内暴力を認め、ドラマからの降板を発表したジスに対し多額の損害賠償請求が提起されました。


ドラマ「月が浮かぶ川」の制作会社・ビクトリーコンテンツは4月2日、公式立場を通して「ジスの所属事務所キーイーストを相手に賠償を請求する」と発表しました。


その金額は30億ウォン(約2億7千万円)規模になると予想されています。


ビクトリーコンテンツは「キーイーストとジスは当社と『月が浮かぶ川』に出演するための契約を締結し、ドラマ撮影を進行していた」とし「ドラマは2月15日からKBS2で放送され、視聴者から多くの愛を受けていた」と説明。


「しかし3月に入り、ジスの校内暴力の情報提供が多く上がってきた。その内容は単純な学生同士の喧嘩レベルではなく、金品恐喝や性犯罪に該当するレベルの口にすることすら難しいひどい内容であった」と指摘しました。


そして「キーイーストとジスはこれらの非行の事実を認め、『月が浮かぶ川』から降板することを決定した」と経緯を説明。


今回、30億ウォンという高額な賠償金額になった理由のひとつが、降板した時期にほとんどの撮影が終了していたことです。


当初はジスが降板した後の第7話から俳優ナイヌが代役として出演する予定でしたが、視聴者からの要望を受けてすでに放送が終わっている第1話から第6話までも再撮影をすることを決定。


その他の出演者は「再撮影分の出演料が受け取らない」としていますが、スタッフのコスト、撮影場所や機器使用料など多くの損害が発生しています。


ビクトリーコンテンツはキーイースト側と協議を進めていましたが「キーイースト側が非協力的のため、やむを得ず損害賠償請求を提起することになった」と、訴訟を起こした理由を付け加えました。

 

参考情報元:10asia

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