アップデート : 2020-03-31
華々しく見える韓国芸能界。しかしその裏をのぞいてみると……テレビ局のパワハラ被害を受けた韓国アイドルは数知れず。X1の突然の解散報道や昨年末の歌謡祭でRed Velvetのウェンディが巻き込まれた大事故はまだ記憶に新しいですよね。今日は他にも様々なパワハラ被害についてまとめてみました!
今日はテレビ局でパワハラ被害にあった韓国アイドルについて。
11組まとめてエピソードをお届けしたいと思います!
常に華やかな世界で活躍していると思われている彼ら。
しかし裏をのぞくと韓国アイドルを取り巻く環境の過酷さがよく分かります。
それではさっそっく見てゆきましょう!
大人気のガールズグループGFRIENDですが。
2019年のMBC歌謡大祭典で放送局の報復ともとれるひどい扱いを受けたと話題になりました。
なんとBTSが海外スケジュールの都合で歌謡大祭典に出られないと知ると同時、同じ企画会社のGFRIENDの出演もなかったことにされてしまったというんです。
GFRIENDのファンは
『毎年歌謡祭に参加していた彼女たちがなぜ、デビュー後初めて年末の舞台から抜けることになったのか?』
『音楽番組で60回1位を取ってもこんなひどい目にあわなきゃいけないの?』
と放送局のパワハラに対し苦情を申し立てました。
たしかにGFRIENDの出演を楽しみにしていたファンにとっては怒り心頭の仕打ちですよね。
BTOBも2014年の新人時代、放送局の企画でひどい扱いを受けました。
BTOBは参加した歌謡大祭典でApinkの特別ステージに参加。
Apinkの後ろでルドルフの服を着て2曲サポートを務めました。
その後他の歌手のステージを長いこと待って、いざ自分たちの出番はというと。
ほんの数分で舞台を降りる程度の時間しか与えられなかったというんです。
ファンは『いくら新人でも最小限の時間は与えて!』『Apinkのバックダンサーのつもりで呼んだの?』と大激怒。
また2015年に再び参加した際も、本当は4分ある持ち歌を3分足らずに縮められたり。
現場で行ったインタビューも放送に出ない部分があったり。
再び残念な扱いを受けたそう。
MAMAMOOは2016年、韓国放送大賞授賞式で祝賀公演を行うことに。
メンバーは8時間、ファンは4時間ほど放送局で待機していました。
ところが主催者側の進行に問題が発生。
なんと事前告知なしにMAMAMOOの公演が飛ばされる事態に!
8時間待たされたMAMAMOOもかわいそうですが。
4時間もMAMAMOOの出番を待っていたファンも相当ショックを受けたよう。
その後♯MAMAMOO♯待機♯時間を戻せというハッシュタグ運動をし当該放送局を糾弾する事態になりました。
また2015年メンバーのムンビョルはアユクデ(アイドル陸上大会)出演時に転倒して負傷。
しかしテレビ局の都合でその場で治療を受け録画を続行せざる終えなかったとか。
ファンは『大変な怪我だったら責任をとれるのか!』『お願いだからアユクデには出ないで欲しい』と抗議しました。
問題が発生したのは2016年EXOが『スターショー360』の放送に参加した時の事。
ファンには午後8時から午前1時までに録画すると知らされており。
熱心なファンは午後4頃から待機。
しかし時間になっても収録は始まらず。
23時半になって『なぜ録画が遅れているのか?』と問うファンに。
放送局の警備員が言い放ったのは
『こんなとこに来ていないで勉強しろ』
『自分の娘だったら殺している』
などという心ない言葉だったそうです。
これには収録に参加していなかったファンも激怒。
当該番組の掲示板に一斉に抗議が集まったいいます。
放送局側はこれを誤解だとして事実を否定しました。
2018年『ショー!K-POPの中心』にBTS目当てで参加したARMYたち。
公開放送に備え夜明けから待機していたところ。
突然局のボディーガードが『お偉いさんの娘たち』を連れてきて並ぶこともさせず良い席に座らせたといいます。
ファンは公開放送に参加するためにアルバムの購入、ペンライトの準備などしてから長時間並んでいなければならないのに、彼女たちはCDを1枚貰い他のものはその場で支給されると言います。
それに加えて彼女たちはBTSの楽屋にまで行きメンバーのサインをゲットすることもできる。
しかしファンはBTSに不利益を与えることを恐れ、そういったずるい行為を目の当たりにしながら我慢するしかなかったということです。
日本でも関係者の特別扱いはあることだと思いますが、ファンの目に触れる形で堂々とするのはやはり問題だと思います。
Wanna Oneはプデュ2で大成功を収めたボーイズグループですが。
練習生として番組に参加した当時の契約書はひどいものだったようです。
その契約書には『別途出演料なしに音源利益は分けること』
つまりタダ働き?!という条項が含まれていたり。
『契約期間中はこちらの出演要請を優先。他の放送やオーディションには参加できない』と書かれていたり。
かなりアイドル側に不利益な内容が含まれていたことが明らかに。
それでも企画会議&練習生として励んだ時間がもったいないのでみなその契約書にサインをしたのだといいます。
その契約書の存在があってデビュー後もメンバーはかなり苦労して活動していたようですね。
韓国では音楽番組の収録が終わった後。
アイドルがPDに挨拶するために廊下に待機しなければならないという文化がまだ残っているそう。
ミュージックバンクの収録が終わった後、SEVENTEENもその習慣を守っていましたが。
一部進歩的なPDはすでにそのような文化を拒否するようになってきたといいます。
また話は変わって2018年アユクデ(アイドル陸上大会)での出来事。
滑りやすいシートで作られた陸上レーンで倒れたジョンハンが手を怪我したことがありました。
これに対しファンたちが『ただでさえ忙しいアイドルに仮眠をとらせ17時間も待機させた上、出演料もほとんど出さない番組。その上健康にも影響するなんてひどすぎるんじゃないか』と憤怒。
本当にアユクデはアイドルもファンももっと楽しめる形で安全に行われるようになるとよいですね。
X1のニュースは皆さんもうご存知かもしれませんね。
これは本当にアイドルとしてスタートを切った彼らにとっても。
彼らをオーディション時から応援してきたファンにとっても。
悲劇としか言いようのない事件でした。
突如飛び出した『PRODUCE101』の投票数操作疑惑。
名物PDだったアンPDが逮捕されたことにより世間の大きな関心が集まる中。
これから本格的に活動するはずだったX1は解散にまで追い込まれてしまう羽目に。
Mnetを運営するCJ EMN本社の前では一時1000人を超すファンがデモを敢行しました。
多くの人の人生を変えてしまったこの事件。
本当にパワハラの一言で済まされるものではありませんよね。
これもみなさんの記憶に新しいと思います。
昨年末のSBS歌謡大祭典の舞台で。
リハーサル中だったRed Velvetのウェンディ―が2.5mもの高さの舞台装置から転落。
骨盤や手首を骨折し、顔にも怪我を負うという痛ましい事故。
ウェンディに落ち度はなく。
本当にあってはならないずさんな安全管理のせいで起こってしまった事故です。
ファンはSBS側の責任を追求。
SBS側はすぐに謝罪文を発表したものの、ウェンディの復帰はいまだ未定です。
メンバーはもちろん、出演アーティストすべてに大きなショックを与えたこの事故。
今後2度とこのような事故が起こらないことを祈ります。