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H1-KEY・シタラのデビューを巡りタイ国民から批判の声が殺到

アップデート : 2022-01-06

1月5日にデビューしたアイドルグループH1-KEY(ハイキー)。その一方で、タイ人メンバーのシタラにタイ国民から批判の声が上がっています。詳細をお届けします。

シタラは「すべての人々が平和に生活できることを望んでいる」と主張

H1-KEY・シタラのデビューを巡りタイ国民から批判の声が相次いでいます。


H1-KEYは1月5日、デビューシングルアルバム「ATHLETIC GIRL」の発売記念ショーケースを開催し、公式デビューを飾りました。


メンバーのシタラはタイ出身で、彼女の父親は俳優・映画監督のサルンヨー・ウォングックラチャン氏。


すでに亡くなっていますが、過去にタイ軍部政権を積極的に支持し、デモを導いた人物でありこのデモをきっかけに文民政権が崩壊。


そして民主化デモの過程において、未成年者を含めた155人が王室冒涜罪で収監されました。


そのため「独裁政権を擁護した人物の娘が、軍部独裁政権で民主主義の韓国でデビューした」という批判の声が上がっています。


そしてシタラはショーケースの中で「私はどのような政治的思想も持っていない。当時私は幼く、その状況を理解できなかった。タイでは様々な意見があるが、すべての人々が平和に生活できることを望んでいる」と心境を述べました。


実際、シタラと父親の行動は無関係とも言えますが、その一方で今回発売したシングルのフォトカードで自分のロールモデルを「父」と明かしています。


タイでは現在も民主主義に向けたデモが続いている状況で、多くの国民が敏感になっているのかもしれませんね。

 

参考情報元:마이데일리

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