# ノレバン
# ノレ練習場
# 韓国風俗店
# 違法風俗店
# 韓国カラオケ
# 韓国生活
# 韓国留学
# 韓国カラオケ事情
# 裏社会

韓国のカラオケ!ノレバン(노래방)とノレ練習場(노래연습장)って何が違う?中には風俗店も…?

アップデート : 2022-01-05

みなさんは、韓国でカラオケに行ったことはありますか? 韓国にはノレバン(노래방)と呼ばれるカラオケ店があるのですが、実はいくつか種類があることをご存知ですか? なんと中にはノレバンの顔をした風俗店も…? 韓国カラオケで失敗しないために!韓国のカラオケ事情を詳しくご紹介いたします。

ノレバン(노래방)とノレ練習場(노래연습장)って何が違う?

みなさんは、韓国でカラオケに行ったことはありますか?

 

韓国のカラオケはノレバン(노래방)と呼ばれ、日本同様、老若男女問わず多くの方に愛されているアミューズメント施設です。

 

ドラマなどにも度々登場するので、行ったことはなくても見たことはある!という方も、いらっしゃるかもしれません。

 

そんな韓国のカラオケ、ノレバンですが、ノレバンにはいくつか種類があることはご存じですか?

 

実は中には普通のカラオケに紛れて、風俗店があることも…

 

そこで今回は、知っておいて損はない、韓国のカラオケ事情について詳しくご紹介いたします!

そもそもノレバン(노래방)ってなに?

韓国ではカラオケの事を、「歌の部屋」と書いて「ノレバン」と呼びます。

 

韓国でカラオケと言えば、コインノレバン코인 노래방)と呼ばれるものが一般的です。

 

人によっては、略してコノ(코노) と呼んだりもします。

 

これは、「コインノレバン」という名前の通り、支払ったお金に応じて歌える曲数が決まるシステムです。

 

だいたい1000ウォン(100円)で2~3曲程度、歌うことが可能ですよ!

 

最近ではこのシステムを取り入れたコインノレバンが、日本でも新大久保を中心に数件あるようですが、著作権や機種の問題からか、韓国に比べかなり割高になっているようです。

 

ちなみに、韓国にもDAMやJOY SOUNDが利用できる店舗や、日本のカラオケチェーン店「まねきねこ」も存在しており、韓国のJPOP好きや、アニメ好き達に人気ですよ。

ノレバン(노래방)とカラオケの違いは?

前述したとおり、コインノレバンはゲーム機のようにコインを投入して、投入した金額の分だけ歌が歌えるシステムです。

 

韓国にも日本同様、部屋や時間にお金を払うシステムのカラオケもありますが、コインノレバンに比べて価格設定が高めなことが多く、積極的に利用する方は多くありません。

 

日本のカラオケと比べると、気軽に数分だけ、しかも安価でカラオケを楽しむことができるというメリットがありますが、部屋がかなり狭く、防音などの施設装備もあまりよくありません。

 

また、コインノレバンは、すぐに歌う曲を選ばないと2~3分程度で強制的に音楽が選択されるという欠点もあります。

ノレバン(노래방)とノレ練習場(노래연습장)の違い

韓国に訪れた際、ノレバン(노래방)とノレ練習場(노래연습장)の2つがあることに気づいた方はいらっしゃいますか?

 

「ノレバンとノレ練習場って何が違うの?」と疑問に思い、入店をためらったことがある方も中にはいらっしゃるかもしれません。

 

結論から申し上げると、この2つの店舗はサービスや提供になんの違いもありません。

 

では、なぜこの2つの違う名称があるのでしょうか?

 

実はこれにはきちんとした歴史と理由があるんです。

ノレバン(노래방)の歴史

カラオケが韓国に上陸し、少しずつ店舗を増やし始めていたころ、まだ正式な名前が決まっていませんでした。

 

そのため、「歌の部屋」の意味の「ノレバン(노래방)」と、「歌の練習場」の意味の「ノレヨンスッジャン(노래연습장)」の2つの商標が混在していました。

 

しかしその後、「PCバン(PC방)」や「DVDバン(DVD방)」のような、「○○部屋(○○방)」というお店が韓国で定着していくようになります。

 

この「PCバン(PC방)」や「DVDバン(DVD방)」自体は違法性のあるお店ではありませんが、少しアングラな雰囲気や不健全なイメージが強く、韓国では「○○部屋(○○방)」と呼ばれる場所に否定的なイメージを持っている人も少なくありません。

 

こうした理由から、韓国政府はカラオケの健全なイメージを取り戻すべく、2001年11月に「ノレバン(노래방)」は「ノレ練習場(노래연습장)」に変更しなければならないという規定をつくりました。

なぜ未だに商標が混在しているの?

法律で決められたのにも関わらず、なぜ未だにノレバン(노래방)とノレ練習場(노래연습장)が混在しているのでしょうか?

 

この「ノレ練習場(노래연습장)」にしなければならない、という規定は2001年に決定されたもので、それ以前にノレバンとして登録されていたお店まで、強制的に変更させることはできませんでした。

 

そのため、韓国政府は、すでに存在していたお店に関しては、例外的にノレバンの名前を認める形となりました。

 

こうして最終的に、ノレバンとノレ練習場の2つの名称のお店が共存することとなったのです。

 

現在もノレバンの名前で商標登録はできない為、近年つくられたノレバンの店名を見ると「コインノレ(코인 노래)」や「コインノレ練習場(코인 노래연습장」と言った名前が掲げられています。

 

しかし、結局はノレバンという名前が短く、言いやすいため、政府の意図とは裏腹にノレバンという言葉が広まることとなりました。

トウミ(도움이)と呼ばれる風俗店も…

実は韓国には、お酒の提供や女性による接待の伴うカラオケが存在しています。

 

この接待をしてくれる女性の事を、トウミ(도움이)と呼び、日本でいうとホステスさんのような存在です。

 

曲を入れてくれたり、一緒に歌を歌ってくれたり、中には性的なサービスまであるお店も…

 

このカラオケは風俗店に値するため、未成年が入店できないことはもちろん、かなり高額のため、韓国でノレバンに行く際は、気を付けなければなりません。

 

しかし、外観は通常のノレバンと見た目があまり変わらないものが多く、外国人に見分けるのは至難の業です。

 

しいて言えば、看板の방の文字にハートマークが入っているお店、女性のイラストがあるお店などは、風俗店の可能性が高いです。

 

繁華街から離れた位置にあるノレバンや、若者・人の出入りが少ないノレバンは注意して見てみることをオススメします。

 

ちなみに、韓国人はぱっと見でなんとなく、風俗店かそうでないか区別がつくそうなので、韓国人を連れて行くというのもいいかもしれません!

まとめ

ここまで、意外とディープな韓国のノレバンについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

 

ノレ練習場との違いや歴史、また、風俗店があるということを初めて知ったという方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

次回韓国に行った際は、このことを思い出しながら、韓国ノレバンの看板を見てみてください。

 

少し物知りになった気分になれるかもしれませんよ。

 

怪しげなお店もあるものの、ノレバンは、PCバンやチムジルバン以上に利用者が多い人気施設です!

 

ぜひ韓国に訪れた際は、一度韓国のノレバン文化も体験してみてくださいね!

関連記事