アップデート : 2022-04-04
みなさんは韓国に行った際、日本とは違うなとカルチャーショックを受けたことはありますか?逆に韓国人たちも日本に訪れた際、韓国との違いに驚くことがいくつもあるんだそうです。そこで今回は、韓国人たちが日本に来て驚いた、意外な「日本文化・環境」をご紹介いたします。
韓国人が日本に来て真っ先に驚くことは、「交通費の高さ」です。
韓国の地下鉄は、T-moneyなどの交通カードを利用すると、基本料金1250ウォン(約125円)で乗車することができます。
また、50km以内であれば、5kmごとに100ウォン(約10円)ずつ加算される仕組みのため、特殊な電車や遠方に行かない限り、1回の乗車に200円以上の交通費を払うことがまずありません。
そのため、一駅ごとに値段が変わり、場合によっては1000円を越える日本の電車は、とても高額に感じるそうです。
しかし、2022年にユン大統領に変わってから、韓国でも“鉄道を民営化する”という話が上がっており、適応されれば、“日本のように少し値段が上がるのではないか”とも予想されています。
韓国旅行でも強い味方になってくれる地下鉄!どう乗れば良いのか?利用方法を詳しく見ていきましょう!
韓国は決して街が汚いわけではなく、ゴミ箱も日本に比べてかなり多く設置されています。
しかし、場所によってはタバコのポイ捨て・不法投棄・痰の吐き捨て等が常習化しているエリアも存在します。
そのため、タバコのゴミ1つ落ちていない日本の道路を見ると、“みんなゴミをどこに捨てているんだろう?”と不思議に思うそうです。
また、韓国は車の不法駐車がかなり多いのですが、日本は不法駐車が少なく、道幅も広く見えるため、韓国人の目には、より一層日本の街並みがスッキリと美しく映るんだとか。
韓国は急速に発展した国であるがゆえに、道路の整備やバリアフリーが進んでいない部分も多々あります。
日本では当たり前に見かける点字ブロックやエレベーター、スロープなどが、韓国ではないことも多いんです。
数年前から障がい者団体が国に対して訴えかけてはいるものの、なかなか進んでいないのが現状です。
そのため、韓国人は日本のバリアフリーを見て初めて、こういった障がいを持っている方もいるということに気づかされる事もあると言います。
また、横断歩道の鳥の鳴き声は、日本に来たという事を強く感じる瞬間のひとつでもあるそうです。
韓国はカササギと鳩が多く生息しており、ソウルなどの都心ではカラスを見ることはほとんどありません。
全く生息していないわけではなく、蔚山や済州島をはじめとする地方や、山奥に住んでいるのですが、人里にはめったに降りて来ないんだとか。
そのため、“カラスを直接見たことがない”という韓国人も少なくありません。
しかし、日本を訪れると、韓国では見れないはずのカラスが、当たり前のように都心にいることに驚くそうです。
日本同様に韓国でもカラスには不吉なイメージが多いため、少し怖いと感じる方もいらっしゃるようです。
韓国人が日本に来て驚くことの定番とも言える、「日本は現金主義である」ということ。
最近ではコロナに後押しされる形で、PayPayなどのキャッシュレス決済が増えてきましたが、未だにカードが使えないお店があるという事に驚く韓国人も少なくありません。
実は、韓国では近年「現金支払いNG」店舗も増えているため、韓国の逆を行く日本に驚きを隠せないそうです。
また、韓国では1000ウォン(約100円)からお札タイプのお金のため、日本のように硬貨が細かくわかれていることが、より一層煩わしく感じるという側面もあるそうです。
加えて、日本に来ると、1000ウォン(約100円)の感覚で1000円を使ってしまうというのも、韓国人の日本旅行あるあるなんだとか。
韓国旅行へ行こうと思ったときに気になるのは「韓国はキャッシュレス化が進んでいるけれど支払いはどうしたらいいの?」と言うことではないでしょうか。クレジットカードを持っていくとして、「じゃあ現金はどうしよう。」と悩みはつきません。今回は韓国へ旅行するときの支払事情についてご紹介します。
韓国人に限りませんが、外国人の彼らは、アニメイラストを見かけると「日本だ!」と感じるようです。
例えば、駅の痴漢防止ポスターや道案内のパンフレット等、こういったものにもイラストやキャラクターが描かれていることに驚くそうです。
言われてみれば、海外のポスターなどは写真や、幾何学模様などのデザインが多く、アニメキャラクターのようなイラストが描かれていることは多くないですよね。
日本に興味を持つ韓国人たちは、アニメに興味を持っている方も多いので、「日本らしさ」を感じられてとても嬉しいそうですよ。
事実、ソウルの平均湿度が63%なのに対し、東京の平均湿度は70%と、約7%も高い数値を出しています。
7%と聞いてもいまいち見当がつかないかもしれませんが、韓国人は日本の空港に降り立つと、その湿気の多さを実感するほどなんだそうです。
また、トリップアドバイザーが2015年に発表した「世界の雨の日割合マップ」によると、東京がソウルよりも約40日ほど雨の日の割合が多いという結果に。
距離的にはかなり近い日本と韓国ですが、気候にこれほどまで差があるのは、日本人にとっても驚きですよね。
ここまで、韓国人が驚く「日本の文化・環境」についてご紹介しました。
「言われてみれば確かにそうかも…」と思うような習慣がたくさんありましたよね。
韓国人の目を通して見る日本は、新たなことに気づかせてくれます。
まだまだ思い通りに日韓を行き来できない日々が続きますが、観光が再開されたら、ぜひ、韓国と日本の文化の違いを体感してみてくださいね。
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