アップデート : 2022-10-21
韓国政府が室内におけるマスク着用義務の緩和を検討中であることが分かりました。詳細をお届けします。
韓国政府が室内におけるマスク着用義務の緩和を検討中であることが分かりました。
保健福祉部・中央事故収拾本部のソンヨンレ社会戦略班長は10月21日、定例ブリーフィングで「室内のマスク着用については様々な意見が上がっている」とし、現在専門家諮問委員会などから意見を集めていると明かしました。
これはチョギュホン保健福祉部長官が、前日に行われた国政監査で「医療機関、公共交通機関、社会福祉施設などの場所を区分してマスク着用を義務化する海外の事例を参考に、積極的に検討する」と発言したことに対する説明になります。
国民の力のキムミエ議員によると、経済協力開発機構(OECD)の中で“全ての室内”でマスクの着用が義務化されているのはエジプトだけであり、日本やアメリカ、イギリスなど多くの国ではマスクの着用が義務化されていません。(※着用しなかった場合の法的な罰金制度がないという意味)
また、上記の国を含めほとんどの国では医療施設や社会福祉施設、公共交通機関など限定的な空間のみ、マスクの着用を求めている状況で病気やその他の理由によってマスクが着用できない場合は問題ないとしています。
韓国政府は現在、国内で再び新型コロナウイルス新規感染者が増えつつあることにも触れ、室内のマスク着用義務について慎重に検討していく考えと伝えました。
参考情報元:머니투데이
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