アップデート : 2023-11-10
みんなが大好きな韓国チキン。定番のフライドチキンやヤンニョムチキンをはじめ、様々な味が楽しめるので、イートインはもちろん、テイクアウトや配達でも大人気の韓国料理です。しかし今、そんな韓国チキンが韓国国内で価格が大幅に急騰中?!詳しくご紹介します!
韓国旅行といえば「とにかく物価が安くて買い物しやすい」というイメージがありましたが、それは残念ながら今や過去の話。
ここ数年は日本で買うよりも、韓国で買った方が高くついてしまうものも多くなってきています。
また韓国国内では、電気代から始まり、野菜などの食料や、ありとあらゆる生活に必要なものが値上がり中。。。
特に2022年後半からは、ここ20年で記録的な物価高上昇が続いているのです。
長かったコロナ禍は一応終息しましたが、現在の物価に対しての厳しさを韓国国民は大変深刻に感じています。
というわけで今ありとあらゆる物価が高騰している韓国ですが、もちろんみんなが大好きな「チキン」も例外ではありません。
チキンのブランドにもよりますが、大幅に値上がりをしたところも><
そういったお店では、以前と比べて客数が格段に減ってしまった、という声も聞こえてきます。
庶民の味方であり、人気食でいつでも気軽に食べられていたチキンが、値上がりが原因で以前のように頻繁には選ばれなくなってしまっているのが現状のようなのです。
バラエティ番組やドラマのシーン、さらにスポーツ観戦などで、ビールを飲みながらチキンを食べるワイワイガヤガヤ楽しい時間、치멕(チメク)はもうあまり見られなくなってしまうのかも?!
そのくらい一般人には気軽に買えなくなってしまうのか、心配でなりません。
実際に、どのチキンブランドがどれだけ値上がりしたのでしょうか?
韓国の代表的な3つのチキンブランドをピックアップしてご紹介します。
韓国でもトップクラスの人気を誇るキョチョンチキン。
大きく値上げをしたことから、不買運動が起こるほどでした。
これも理由となり業績不振へ。売上基準では業界1位の座をBHCチキンに奪われたほか、株価も低迷しているなど、良いことなしのようです。
「キョチョンオリジナル」
1万5000ウォン→1万6000ウォン→1万9000ウォン
「ハニーコンボ」
1万8000ウォン→2万ウォン→2万3000ウォン
など、昨年一度代表メニューの価格を値上げ。
さらに今年は3000ウォンも引き上げたのは、業界でも前例のない値上げだとか。
またペダル費用も4000ウォンかかるため、「チキンを食べるのに3万ウォンもかかるのか?」と非難が集中しています。
日本でも各地に出店し、新大久保では人気ナンバーワンを誇るグッネチキンはどうでしょうか?
「グッネオリジナル」
1万5000ウォン→1万6000ウォン
「唐辛子パササッ」
1万7000ウォン→1万8000ウォン
キョチョンに比べると値上がりは少しだけのように感じますが、各社の値上がりが続いたために、同じように批判を受けることになってしまったようです。
昨年キョチョンチキンやグッネチキンと共に値上がりを発表し、批判を受けたのがBHCチキン。
実に8年ぶりの値上げだったそうですが、実際の値上げはどのくらいなのでしょうか。ご紹介します。
「ひまわりフライド」
1万5000ウォン→1万7000ウォン
「プリンクルコンボ」
1万8000ウォン→2万ウォン
やはりキョチョンチキンに比べると、グッネチキンと同じく値上がり率は低いのですが・・・
チキン全体の高騰のイメージが否めなかったため、売り上げが大幅にダウンしてしまったようです。
韓国チキンの値上がりや不買運動などについてご紹介しました。
チキン屋は収益が見込めないことからも、廃業や権利譲渡を悩む経営者も増えているそうです。
「国民のおやつ」とまで言われる、みんなが大好きな韓国チキン。
庶民の味方である韓国チキンという食文化を守るためにも一刻も早く物価の高騰が収まることを祈るばかりです。
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