アップデート : 2020-08-24
新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているソウル市で、8月24日0時からマスク着用が義務付けられました。屋外はもちろん、屋内でのマスク着用も義務付けられていますが、一部の市民からは疑問の声が挙がっています。
新型コロナウイルスの感染が再び拡大している韓国・ソウル市では、8月24日0時からマスクの着用が義務付けられました。
「ソウル市民は飲食時などやむを得ない場合を除いて、室内や公園など人が集まる場所ではマスクを義務的に着用しなければならない」とのこと。
先立って、京畿道や大邱市、釜山市、世宗市は感染拡大当時、市民を対象にマスクの着用を義務付けてきました。そして、再び感染が拡大していることを受け、ソウル市も着用義務化に参加。
ソウル市は「公共交通機関を利用する際のマスク着用義務化も、市民の積極的な協力により無事に行われてきた」とし、「今回のマスク着用義務化措置を通じて、感染への警戒心と社会的約束を再び確立して頂きたい」と明かしました。
24日0時からは路上でもマスクを着用することが義務付けられており、飲食店でも会話をする際にマスクを口元に下げるという行為が禁止されます。
また、飲食店のみならず複数の人が集まる会社などでも、マスクを着用しなければなりません。
さらに映画館や劇場などソウル市内5万8353カ所の施設では今後現地調査も行われる予定で、マスクの着用義務を「故意的に違反」した場合は摘発され、2週間の営業禁止命令と300万ウォンの罰則を与えることを決めています。
その一方でソウル市が発表した「やむを得ない場合」がどんな時なのか分からないという声も挙がっています。
特に喫煙所が例に挙げられ「タバコを吸う場合には必然的にマスクを外さなければいけない」「タバコを吸いながら会話をする場合は?」「やむを得ない場合の例をもっと挙げて欲しい」という声も多く聞かれています。
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