こんにちは!
韓国文化を勉強中のsg_ieyです。
今回は韓国料理レシピ、第2弾!
慶尚道(キョンサンド)の郷土料理である‘‘トゥルチギ‘‘をご紹介。
どんな料理かなどの基本情報から詳しいレシピまで、
トゥルチギに関する情報をギュっと詰め込みました!
まずはトゥルチギがどんな料理なのかをご紹介します。
トゥルチギとは豚肉とキムチ、野菜などを煮込んだものですが、
同じ材料で炒め物にするトゥルチギもあります。
また、慶尚北道と慶尚南道で作り方に違いがあり、
慶尚北道では主にキムチや豚肉だけを使用し、炒め物にします。
一方慶尚南道では煮汁をはった鍋に、もやし、白菜、春菊、シイタケ、豆腐など
様々な材料を入れて、煮込みながら食べます。
画像は炒め物(慶尚北道)のトゥルチギ。
慶尚北道のトゥルチギはシンプルで辛みのきいた味付けがアクセントに◎
韓国東南部に位置する慶尚道(キョンサンド)には
大邱(テグ)、釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)の3つの広域市のほか、
世界遺産である遺跡や古都が多く存在する慶州(キョンジュ)、安東(アンドン)があります。
韓国地方旅行で人気な地域の一つで、
自然が多く、四季を十分に感じられる場所が多いのも見どころです。
多くの遺跡や古都があるほか
歴代の大統領8人を輩出するなど、多くの著名人や実業家の出身地でもあります。
慶尚道の中でも最も桜が有名な鎮海(チネ)。
毎年多くの観光客が咲良目当てに訪れます。
トゥルチギは二つレシピがあるということなので、
まずは慶尚北道からご紹介します。
・豚バラ(300g)
・豆腐(1丁)
・玉ねぎ(1/2個)
・キムチ(200g)
・白ネギ(1/2個)
【味付け】
・コチュジャン (大さじ1.5)
・醤油(大さじ1.5)
・砂糖(大さじ1)
・ごま油(大さじ1.5)
・唐辛子粉(大さじ1)
①玉ねぎは半月切りに、ネギは斜めに切ります。
豆腐は8等分の食べやすい大きさに、豚肉は厚さ2㎝に切ります。
②【味付け】用の材料を混ぜ合わせ、豆腐以外の材料を加えて5分ほど置きます。
(味をしっかりしみ込ませるために5分以上時間をとりましょう)
③フライパンに入れ、火にかけます。
④豚肉にしっかり火が通ったら、上に豆腐を乗せて
蓋をして弱火で5分ほど炒めます。
⑤全体に火が通ったら軽く混ぜて完成です。
☆辛さは糸唐辛子などでお好みで調整すると自分好みの味に仕上がります
辛い物が食べたい時には慶尚北道のトゥルチギが特におすすめ!
お次は寒い季節にぴったりな慶尚南道の煮込みトゥルチギです。
材料を入れて煮込むだけなのでとっても簡単!
・豚バラ薄切り肉(200g)
・木綿豆腐(1丁)
・白菜キムチ(150g)
・玉ねぎ(1個)
・白ネギ(1本)
・すりおろしにんにく(小さじ1)
・ごま油(小さじ2)
【味付け】
・コチュジャン(小さじ1.5)
・しょうゆ (大さじ1.5)
・砂糖(大さじ1)
・こしょう(少々)
・中華だしの素か鶏がらスープの素(小さじ1)
・粗挽き唐辛子(お好み)
・水(200㏄)
①玉ねぎは1㎝幅、白ネギは小口切りに、豚バラやキムチは食べやすい大きさに切ります。
【味付け】用の材料を混ぜ合わせておきます。
②フライパンでごま油を熱し、おろしにんにくと玉ねぎを炒めます。
③玉ねぎに火が通る前に豚バラ肉を入れて炒めます。
④豚バラ肉に火が通ったらキムチを入れ、①で混ぜ合わせた材料を入れます。
⑤軽く水気を切った豆腐を並べ、白ネギを散らします。
⑥様子を見ながら煮て、煮汁が少なくなったら完成です。
☆【味付け】用の中華スープの素(又は鶏がらスープの素)は本来‘‘ダシダ‘‘という
韓国の調味料を使いますが、日本では手に入らないため、他の調味料で代用しました。
魚介類を入れてアレンジすることもあるトゥルチギ。
タコやイカなど、海の幸を入れても美味しそう◎
関西国際空港や福岡から慶尚道直通の飛行機もありますが、
少し高いのでソウル経由でアクセスするのがオススメ。
慶尚道以外ではあまり見かけることのないトゥルチギ。
郷土料理は本場の味を地元で楽しむのが一番!
ソウルから直通の高速バスがあるのでとっても簡単に慶尚道にアクセスできます◎
ぜひ本場韓国で、2種類のトゥルチギを味わってみてくださいね。