アップデート : 2023-07-13
ウォルセ?チョンセ?韓国の家賃制度は日本とどのように違うのでしょうか?今回は韓国の家賃制度についてご紹介します。日本には無い韓国独特の家賃制度を見ていきましょう〜!
ウォルセとチョンセって何が違うの?どうやって支払うの?
そんな韓国の家賃制度の疑問点をここで徹底紹介します:)
日本とは違う韓国の家賃制度をチェックしてください^^
こちらは家賃を月々支払う制度を言います。 日本と同じですね^^
ここにプラスして保証金(보증금・ポジュンクン)というものが発生します。
保証金は通常入居する時に支払い、最後退去する時には再び戻ってくるお金のこと!
「戻ってくるのになぜ渡すの?」と思う方もいると思いますが、このお金は"退去時に部屋に汚染や傷・破損などがあった場合の修理費"として使われることが多いです。
日本で言うところの敷金と同じですね:)
一方、日本の礼金と呼ばれるものは韓国にはないようです。
チョンセとは、"家に入居する際、まとまったお金を大家さんに一括で払う制度"のことを言います!
大金を一括で渡す代わりに、月々の家賃はナシ。
また入居時に渡したお金は、なんと退去時に全額戻ってきます!
通常は2年更新のところが多いため、2年経ったら返してもらって別のところに引っ越すか、その時期に見合った額で再契約することが一般的。
ここで日本人として不思議なのが「なぜ全額返ってくるの?」という部分だと思いますが・・・大家さんは一括でもらった大金を銀行に預け入れて銀行収入を得るというワケ。
まとまった額のお金を定期で銀行に預ければ、普通よりも良い利子を得ることができるため、大家さんは得することになります^^
大きなお金を一括で渡すことにより月々の家賃は渡さなくていいという韓国スタイルの制度ですが、実は詐欺が多いことが韓国で問題視されています><
よく問題になるのが、大家さんが家賃を持ち逃げしてしまうパターン。いざ退去しようと連絡をしても応答がなく、結局返ってこなかったなんていう方もたくさんいます・・・・
また大家さんによっては、もらったお金を銀行に預けるのではなく、そのお金で2年間過ごすというタイプの人も存在します。
この場合、退去時にお金が返せないと言われたり(次の入居者からもらったお金で返してもらう)トラブルになることもしばしば。
そのため韓国ではチョンセ用の保険なども用意されていて、トラブルがあった際にはいくらか保証してもらえたりもします。
チョンセは日本には無い制度の分、信じがたいことも起こるということを知っておきたいですね。
日本も土地や築年数によって家賃が変わるように、韓国でも状況により価格が変わってきます。
貸し家であってもチョンセ額が5億ウォン(約5千万円)を超えることなども!(驚)
やはりソウル市内は基本が高く設定されており、最近では新都市とされる京畿道や仁川市の方でもチョンセが高くなっている傾向にありますTT
これを判断するには住む地域なども影響してきますが、ある程度お金があればほとんどの人はチョンセで住むようです。
ちなみに一見負担が大きく見えるチョンセも、まとまった額を全て工面できず銀行からローンで借りる方もかなり多いです。
ローンはもちろんタダでなく、借りている間は利子が付きますが・・・・この利子が相場のウォルセよりも安い!となれば断然チョンセの方がお得とも言えるのです^^
長い目で見ればウォルセよりはお得という感じかもしれませんね。
(ちなみにどちらも電気、水道、ガス、管理費は別途支払うのが基本なので要注意です!)
留学生、特に短期の場合はチョンセでは住めないことが多く、ウォルセで住むという方がほとんどです。
韓国で家に住む際にはウォルセ、ポジュンクンなどよく耳にすると思います。
ぜひ参考にしてくださいね^^
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