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子供を育ててみてわかった‼これがリアル韓国☆その2

アップデート : 2018-10-19

子供を産む前と後でガラリと変わった韓国ライフ。育児をしてみてわかった韓国についてご紹介します♪

みなさんアンニョンハセヨ♡
韓国在住で日韓夫婦のbyeol08です。

日韓結婚をされた方、また考えている方で「韓国での育児」について気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、子供を産む前と産んだ後で韓国生活がガラリと変わり、さらに韓国文化を目の当たりにするようになりました。

幼稚園児と0歳児、2人の日韓ハーフを子育て中の筆者が育児を通して見た・感じた韓国文化についてご紹介する「子供を育ててみてわかった‼これがリアル韓国」第2弾です☆

1.子連れだと頻繁に声をかけられる

日本でも赤ちゃんが一緒だと声をかけられることが時々あると思いますが、韓国は時々どころではありません…(笑)。
アパートのエレベーターでアジュンマと一緒になったら絶対に声をかけられます。
「何ケ月?」
「男の子?女の子?」
「○○に似てるみたいだね」
などなど。
また冬の時期、少しでも素肌が見えていようものなら「ほら、肌が見えてるよ!寒いよ!」と絶対に言われます。
よく言えば世話好き、悪く言えばお節介…ですかね。
そして日本人であれば絶対に戸惑うのが前触れもなく触ってくること。
「かわいいね」って言いながら手やら足やら触ってきます。
「その手、綺麗ですか?」なんて言いたくなりますが、言えません。
人によっては抱っこまでせがんでくる人もいます。
家族でもない他人にいきなり触られるのは慣れてない人が多いはずです。
私も一人目の時はこれに全然慣れず、かなりのストレスでした…。
ですが今二人目の赤ちゃんに関してはこういう文化、距離感であることを知っているためか、慣れました(笑)。
「手、キレイなのかな…」と思うより「いろんな人に可愛がってもらって良いことだね」と思うように。
また、「洗えばいいよね。いろんな人に触られて強くなる」なんて思ったりも(笑)。
そしてこれは二人目だからかもしれませんが、上の子の付き添いで公園に行くと上の子の友達たちも「かわいい」と下の子を触ってきます。

日本人にはなかなか慣れるのが難しい文化ではありますが、韓国で育児をしていたら絶対に経験することなので肝に銘じておきましょう。

2.人が子供に優しい

上の項目に繋がる部分だと思うのですが、全体的に人が子供に優しい気がします。
電車やバスに子供と一緒に乗っているとほとんどの人が席を譲ってくれます。時にはお年寄りの方まで。
場所や状況にもよりますが、子供がちょっと大きな声を出したりしても日本ほど気になりません。
「子供だからね~」って大目に見てくれる感じです。
子供が一緒にいるだけで知らない人なのにお菓子をくれたり、時にはお小遣いまで!(100円程度)
日本に帰国して子供と電車に乗ると席を韓国に比べて席をあまり譲ってくれず、これには逆カルチャーショックでした(笑)。

3.保育園に預けやすい

日本では「待機児童」が問題になっていますが、ここ韓国では子供を保育園に預けやすく、共働きではなくても1歳や2歳ぐらいから預けるママがほとんどです。
保育園は韓国語でオリニチプと言いますが、種類はおおまかに3つあります。
公立、私立、そして家庭オリニチプと言ってアパートの1室にある保育園です。

共働きだったり多子女家庭と言って子どもが3人以上の家庭は優先順位が上になります。
ですが数が多いため、保育園を選ばないのであれば専業主婦でも預けやすいんです。
保育園に行っている間、ママは家事をしたり少し休んだり。
子供はお友達たちや先生と遊んだりして刺激を受けて…。一石二鳥です。
筆者は最初「子供は母親と一緒にいるべきだ」と考えていたので幼稚園までは預けるつもりはありませんでした。

 


しかし、周りではほとんどのママが保育園に預けていたので上の子を2歳から預けてみることに。


 


保育園に行くことで韓国人のママ友もできましたし、先生から育児のアドバイスをもらうこともでき、また家事をする時間を確保できたので夕方からは子供との時間に費やせ、預けてよかったと思っています。


4.教育熱はやっぱり凄かった

韓国の教育熱が凄いのは日本でもおなじみですが、それは幼児期の時期からすでに始まっています。

 


「学習誌」と言って、訪問教育(1回15分程度)でハングルや算数などを勉強するプログラムを3歳ごろから始めているママたちが結構います。


 


「うちの子、カリキュラムの進度についていってなくて困ってる」なんて3歳の子のママから聞いた時には衝撃的でした。


 


また、おうちにお邪魔するとハングルの単語カードを壁一面に貼ってたり、どの家庭でも基本子供用の絵本が大量に置いてあります。


 


保育園でも英語の授業がったり、幼稚園によっては掛け算や漢字まで勉強するところもあります。


日本では小学校でも「あいうえお」を一から勉強しますが、韓国では小学校入学前にハングルが読めて当たり前の風潮があり、小学校では一からハングルを教えてくれないんだそうです。

 


そして小学校1年生から英語の授業があります。


 


子供の頃から勉強ばかりさせるのに少し抵抗があるのが正直なところなんですが、韓国人のお友達から聞いたのは「私たちもこれがいいとは思っていない。でも周りがそうだし、韓国で育てていかないといけないからこうするしかない」ということでした。


 


なんとも複雑…。


 


ちなみに幼稚園ぐらいからほとんどの子が習い事を始めるので、習い事が終わったあとの夜に公園で遊ぶ子、結構います。


5.最初の習い事はテコンドー

幼稚園ぐらいになると習い事を始めている子がたくさんいますが、最初の習い事として一番人気があるのが「テコンドー」です。
テコンドーは韓国の国技でオリンピックの競技でもあるので知っている方も多いと思います。
なんとなく日本の空手と似た雰囲気のスポーツですが、韓国の子供たちが通うテコンドー道場ではテコンドーだけではなく、なわとび、体操、体を使った遊び、礼儀マナー…などいろんなプログラムがありスポーツ教室みたいな感じです。
しかも週末にもいろんな行事が催され、時には遠足で遊園地に行ったりお泊り合宿まで!
幼稚園並みにいろんなことをしてくれます。
そして驚いたのが週3日か週5日で通わなくてはいけないこと。

 


しかもその月謝の値段があまり変わらないのでほとんどの子が毎日通っています。


 


さらにママたちに嬉しいのが、他の習い事でもそうですが、塾や道場から幼稚園までお迎えに行ってくれ、そのまま習い事に連れて行ってくれるんです。


 


ママたちは習い事の終わる時間にお迎えに行けばいいだけなのでかなり助かります。


6.キッズカフェが充実

韓国にはキッズカフェがたくさん!

 


子供は思いっきり遊べ、ママやパパは飲み物を飲みながら休憩できます。


 


ほとんどのキッズカフェでは幼児用のトイレが併設されているので安心ですし、また一緒に遊んでくれるスタッフがいる所もあります。


 


ショッピングしたい時にパパと子供はキッズカフェへ、ママは買い物へ…なんてこともできますし、冬の寒い時は外では遊べないのでかなり重宝します。


 


だいたい2時間制で、1歳未満の赤ちゃんは無料で入れるところがほとんどです。


 


またクーポンサイトで割引券を販売しているところが多いのも嬉しいところ。


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