アップデート : 2021-05-14
日本では夏といえばウナギ!韓国では夏といえば参鶏湯(サムゲタン)! 栄養もボリュームもたっぷりつまった参鶏湯。ソウルでは一体どこのお店がおすすめなのでしょうか? 今回はソウルにあるおすすめの参鶏湯店をまとめてご紹介します。
これから気温が上がりだんだんと暑くなりますが、そんな時に食べたいのが参鶏湯(サムゲタン)。
実は韓国では参鶏湯は夏に食べる保養食として知られています。
バテやすくなるこれからも、韓国の参鶏湯で栄養補給!
今回はソウルのおすすめ参鶏湯店をご紹介します。
#鉢山参鶏湯 #발산삼계탕
まずご紹介するのは、金浦空港近くにある鉢山参鶏湯です。
参鶏湯はスタンダードなものと、おこげと朝鮮人参がトッピングされたものの2種類が用意されています。
後者のように参鶏湯でこうした見せるトッピングされたものを見るのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
スープはとろみがあり、最初はとっても熱いので火傷には注意しましょう。
お好みでコショウなどの調味料を入れても、美味しくいただけます。
おかずとして出てくるカクテキ(大根キムチ)も甘めの味付けで美味しいので箸休めにぜひ!
駐車場もいっぱいになるほど多くのお客さんでにぎわう人気店。金浦空港の近くまで行くのはなかなかないかもしれませんが、気になる方はぜひ一度ご賞味あれ!
価格帯:1万5,000から3万5,000ウォン
アクセス:地下鉄5号線鉢山駅6番出口より徒歩3分
Instagram:@balsan_sg
#栄養センター #명동영양센터
韓国人も訪れるという人気店・栄養センター。
明洞に本店を構えています。
こちらの参鶏湯も2種類。中でも人気を集めているのがトゥルケ参鶏湯です。
トゥルケとはエゴマのこと。
エゴマといえば思い浮かぶのがサムギョプサルの付け合わせなどでよく出てくるエゴマの葉ですよね!
しかしトゥルケ参鶏湯では特有の香りなどはほぼなく、すりごまのような香りとクリーミーな味が楽しめます。
かなりとろみがあるのでこちらも火傷に注意です(笑)
ちなみに栄養センターではフライドチキンも看板メニューですので、気になる方はぜひ!
■価格帯:1万6,500~2万2,500ウォン
■アクセス:地下鉄4号線明洞駅5番出口より徒歩約3分
■Instagram:なし
#土俗村参鶏湯 #토속촌삼계탕
ソウルの観光名所として知られている景福宮(キョンボックン)。
その近くにお店を構えているのがこちら土俗村参鶏湯です。
こちらでは一般的な参鶏湯のほか、烏骨鶏を使ったちょっぴりゴージャスな参鶏湯、さらには自生する朝鮮ニンジンを使った参鶏湯、そしてウルシと一緒に煮込んだ漆鶏湯 (オッタタン) というものもあります。
漆鶏湯はアレルギーがある場合はかなり反応してしまうので、注意が必要です。
参鶏湯の鶏肉はそのまま食べても美味しいですが、別添えの塩につけて食べるとなお楽しめます。
お客さんが多いので、食事時に行く際には少し待つ覚悟で行きましょう。
■価格帯:1万7,000~4万ウォン
■アクセス:地下鉄3号線景福宮駅2番出口より徒歩7分
■Instagram:なし
#カラン参鶏湯 #가랑삼계탕
2007年から営業をはじめ、10年以上愛されているお店・カラン参鶏湯。
こちらもこれまでにご紹介したエゴマや漆、そしてアワビ参鶏湯までといろいろ用意されているのですが、中でもおすすめはヌルンジ(おこげ)参鶏湯です。
香ばしいおこげとさっぱりとした参鶏湯のスープがこれまた良く合うんです。
しっかりと煮込まれた鶏肉は決してぱさぱさしておらず、ジューシーでとても美味しいです。
お好みで塩につけていただきましょう。
参鶏湯のほかにもチムタク(韓国春雨と野菜、鶏肉を煮込んだ料理)、水炊きなど鶏料理はほぼほぼそろっているので、気になるものをぜひ注文して味わってください!
■価格帯:1万5,000~7万5,000ウォン
■アクセス:地下鉄5号線木洞駅3番出口より徒歩約1分
■Instagram:なし
■日本語メニューあり
#3代参鶏匠人 #3대삼계장인
名前の通り3代続く歴史ある参鶏湯のお店です。
メニューを見ると、松の実、ヨモギ、緑豆となかなか他の参鶏湯店では見られないものばかり。
なんでも伝統的な味にこだわるだけでなく、新メニューの開発にも取り組まれているのだそうです。
具材が珍しいのですが、なかでもヨモギの参鶏湯はヨモギの良い香りもして、ハマる味なのだとか!
3種類ある参鶏湯はどれも同じ価格なので、気になるものを注文してみましょう。
ちなみに参鶏湯ではありませんが、辛い物がお好きな方にはタクポックンタンもおすすめです。(鶏肉や野菜を唐辛子粉などで煮込んだもの)