アップデート : 2024-09-20
韓国アイドル界には“魔の7年”や“7年の壁”がありますが、ガールズグループWeki Mekiも7年間の活動を経て解散を発表しました。そこで今回はWeki Mekiの解散理由やメンバーたちの今後の活動について、詳しく迫ってみましょう!
2017年に公式デビューを果たした韓国アイドルグループWeki Meki。
メンバーは8人全員が韓国国籍で、所属事務所はFantagioになります。
デビュー当時は“ティーン・クラッシュ”をコンセプトに掲げ、(当時)10代のメンバーで構成されたWeki Mekiだけのハツラツした魅力でファンの心を惹きつけるという抱負が込められていました。
メンバーたちはFantagioの新人才能開発プログラム「Fantagio iTeen」の研修生として活動をスタートし、2017年8月にデビューアルバム「WEME」をリリース。
なおユジョンとドヨンはオーディション番組「PRODUCE 101」の出身で、Weki Mekiのデビュー前にはI.O.Iのメンバーとして活躍していました。
「I don't like your Girlfriend」は、Weki Mekiの記念すべきデビュー曲。
ミニアルバム「WEME」のタイトル曲で、初動販売数1万枚を記録し、当時Red Velvet、I.O.I、PRISTINに続きデビューアルバムで初動1万枚を突破した4組目のグループとなりました。
音楽番組「THE SHOW」では1位候補にも選ばれたものの、デビュー初の1位獲得は叶わず…。
それでも販売累計数は50,319枚を記録し、2017年にデビューしたガールズグループにおいてレコード販売量1位となりました。
2018年にリリースされたミニアルバム「Lucky」のタイトル曲である「La La La」。
Gaonチャートでは2位を記録し、これはWeki Mekiにとっての最高順位になります。
「THE SHOW」ではデビューから2回目の1位候補に選ばれるのも、またしても1位を逃す結果に…。
一方、こちらの楽曲は2018年6月から12月まで、韓国のAppleカスタマーセンターの通話待機音として使用されたことがあり、電話越しに「La La La」を聞いたことがあるという方もいるのだとか!
2021年にリリースされたミニアルバム「I AM ME.」のタイトル曲である「Siesta」。
前作「NEW RULES」以来、約1年1カ月ぶりのカムバック活動が大きな話題を集めした。
久しぶりのグループ活動ということで期待を寄せていたファンも多かったものの、ドヨンが手首を負傷し音楽番組に不参加を決定。
所属事務所FantagioはYouTubeやX(Twitter)での広報活動に力を入れましたが、結局このミニアルバム以降約2年7カ月新曲がリリースされることはなく、結果的にはWeki Meki最後のミニアルバムとなりました。
なかなかヒット曲に恵まれなかったWeki Mekiは、2024年8月16日にグループの解散を発表しました。
所属事務所fantagioは公式ファンコミュニティサイトを通じて、「Weki Mekiは当社との長い議論の末に、2024年8月8日を最後に正式にグループ活動を終了することになった」と報告。
しかし、その2カ月前の6月6日にはデジタルシングル「Coinci Destiny」のティーザーを通じ、事前にグループの解散が予告されていました。
新曲の画像と共に「偶然会って、運命を夢見て、燦然と輝いた私たちを永遠に記憶しながら」というメッセージが添えられており、その時点で「最後のシングル」と発表。
また楽曲の中には7年間、一緒に過ごしながら大切な思い出を積み上げてきたファンへの感謝の気持ちが込められており、スヨンが作詞作曲に参加しています。
なおWeki Meki解散の理由は発表されていませんが、いわゆる“魔の7年”である「専属契約終了」に伴うものと予測。
メンバーの不仲や方向性の違いが解散の理由ではないものの、「楽曲に恵まれなかった」という声も多く聞かれました。
Weki Mekiのリーダーで、メインボーカルを務めていたスヨン。
スヨンは現在、Fantagioとの再契約を議論中です。
2019年にはガールズグループボーカルサバイバル番組「V-1」に参加し、2022年からはミュージカルに数多く出演。
また2023年にはNiziUのアルバム「Press Play」に作曲家として参加するなど、多方面で活躍しています。
Weki Mekiのサブボーカルを務めていたエリー。
エリーはFantagioとの専属契約終了が発表されています。
エリーはデビュー前に「PRODUCE 101 シーズン1」に参加し、2023年6月からはガールズグループサバイバルオーディション番組「QUEENDOM PUZZLE」にも参加。
どちらも良い成績は残せなかったものの、Weki Mekiではサブボーカルとして存在感を発揮しました。
また過去にはウェブドラマに出演したこともありますが、それ以降女優活動は行っておらず、今後どのような活動を続けるのか注目が集まっています。
Weki Mekiのメインラッパーを務めていたユジョン。
メインダンサーとしても活躍し、現在はFantagioとの再契約を議論中です。
ユジョンは音楽バラエティ番組「覆面歌王」やガールズグループボーカルサバイバル番組「V-1」でも存在感をアピールし、多方面で活躍。
またWeki Mekiでのデビュー前には「I.O.I」のメンバーとしても活動していたため、現在も安定したファン層を築いています。
元々、子役としても活動していたユジョンはCMにも数多く出演し、デビュー後はバラエティー番組でも大活躍。
またウェブドラマなどにも出演し、2022年には初のソロアルバムをリリース。
さらに2024年にはミュージカル「ヒーロー」で初舞台に立つことが決定しており、今後も多方面での活躍が期待されています。
Weki Mekiのリードボーカルを務めていたドヨン。
グループのビジュアルメンバーとしても活躍し、現在はFantagioとの再契約を議論中です。
ドヨンもユジョンと同じく、Weki Mekiのデビュー前には「I.O.I」のメンバーとして活動していました。
グループの中ではユジョンと並び、最も知名度が高いメンバーの一人。
また高身長とそのビジュアルを活かし、数多くのCMに抜擢されました。
さらに2018年頃からは女優としても活動しており、いくつかの作品で主演に抜擢。
今後は女優活動をメインに続けていくと予想されていますが、2024年8月にはロンドンに滞在中であることを明かし「久しぶりに登校中」というメッセージが…。
そのため、一部からは「ロンドンに留学中?」という声も上がっており、今後の活動に注目が集まっています。