韓国人が日本に来て、正直「嫌だな」と感じることとは？

しかし外国である以上、その地域で根付いている感性や価値観がありますよね。

私たちが韓国や海外に行った際、慣れない習慣や環境に不便さを感じるように、韓国人たちも日本に来た際「これは嫌だな…」と感じることがあるようです。

韓国人たちは、日本のどんなところを「苦手」だと感じるのでしょうか？

今回は韓国でよく言われる、日本のネガティブイメージをご紹介いたします。

※一部意見をご紹介するものであり、特定の人物や団体を批判する意図はございません。

韓国人たちが、日本に来て衝撃的だったと話すことの1つが「タメ口で話しかけられること」です。

そもそも韓国では、日本以上に上下関係が厳しく、家族間であっても敬語を使用することが多いです。

また、日本は“礼儀正しい国”というイメージがあるため、いきなりタメ口で話しかけられることに衝撃を受け、不快感を感じる方が多いんだそう。

空港や駅、店舗のスタッフさんなどは、外国人にわかりやすいように…と、あえてタメ口を使っている場合もあるかと思いますが、少し見下されているように感じ取ってしまうんだとか…。

初対面の韓国人の方と会う場合は、意識的に敬語を使うほうが良さそうです。

韓国では数年前からタバコに対する強化的な規制が始まっています。

税金の値上げなどはもちろん、タバコによる健康被害のグロテスクな写真を、タバコパッケージに付け、新規喫煙者を減らすなどの施策も行っています。

2015年には飲食店での喫煙が禁止され、お店の外でタバコを吸うことが一般的になりました。

近年、日本でも規制が進み、飲食店では完全禁煙や、ブースを分けた店舗が増えてきていますが、日本で飲食店に入ってタバコの臭いがすることに驚く韓国人が多いようです。

また、「日本は韓国に比べて屋外での喫煙規制が厳しいのに、なぜ飲食店での喫煙には緩いんだろう？」と純粋に疑問に思う方も多いんだそうです。

韓国では儒教の教えが強く、性に関してかなり厳しい環境で育っています。

その影響からか、韓国では仲のいい友達であっても下ネタを話すことはほとんどありません。

また、下ネタを話したとしても、相手をからかうような下ネタを話すことはまずありません。

そのため、日本でそういった下ネタを聞くと、やはり日本は性に対して開放的なだと感じると同時に不快感を感じる方も多いようです。

最近は日本でも意識改革が行われてきていますが、相手が誰であってもプライベートに関わる話は慎重に行うべきですよね。

日本の「本音と建前」文化が怖いと感じる韓国人が多いようです。

目の前で楽しそうに話しているこの人も、本当は今嫌なんじゃないだろうか？と勘ぐってしまいストレスを感じることがあるようです。

韓国は比較的ストレートに自分の感情を表現するのに対し、日本人は相手の反応を気にして気を遣ってしまい、なかなか本音が伝えられないことが多いですよね。 

韓国人はそれを良い文化だと認めながらも、もう少し本音を話してほしいと思うそうです。

ある程度の気遣いは大事ですが、本音を伝えることもまた大事ですよね。

日本に来て嫌だと感じた事の中で、実は意外と多いのが「韓国にも○○ある？」と聞かれることです。

ついつい聞いてしまいがちなこの質問ですが、歴史的な要因から韓国人にとってこの質問は「韓国には○○もないの？」「日本にはあるけど、韓国にはないよね？」といった、ネガティブな言葉に聞こえてしまうんだそうです。

以前、「いぬのおまわりさん」で一躍有名人となった「ののかちゃん」が「韓国にもうどんはありますか？」と聞いて、炎上したという出来事もありました。

もちろん、まだ幼いののかちゃんは好奇心から聞いているだけで、それ以外の意図がないことは明白なのですが、それでも韓国人にとっては複雑に感じてしまったようです。

状況や内容にもよるのですが、不快に思う方もいらっしゃるということを、念頭に置いておいたほうが良いかもしれません。

ここまで、韓国人が日本に来て、正直「嫌だな」と感じることをご紹介してきましたが、いかがでしたか？

普段、ここまで正直な意見をなかなか聞くことがないので、意外な意見に驚いたものもあったのではないでしょうか？

もちろん、人やその時の状況にもよりますが、こういったものが苦手な方もいらっしゃるということを、覚えておくといいかもしれません。

韓国人のご友人や恋人が日本に来る際は、参考にしてみてはいかがでしょうか？