# コロナ
# 新型コロナウイルス
# 韓国生活
# コロナ検査
# コロナ検査数
# 基準
# ドライブスルー検査
# PCR検査
# 検査費用
# 感染者数
# 選挙

【韓国コロナ】検査数最大?韓国のコロナ検査はどうだった?

アップデート : 2020-05-15

全世界での新型コロナウイルスの感染拡大が未だに終息の兆しが見えない中、韓国では感染者数が減少傾向にあります。その理由は韓国の大規模なコロナ検査にあった?世界も驚いた!?そんな韓国のコロナ検査についてご紹介します。

韓国のコロナ検査はどうだった?

世界的に大流行が続いている新型コロナウイルス。

 

韓国では検査数を大規模に増やす対策を取り、感染拡大に努めてきました。

 

その方法や検査数に世界が驚いた?!そんな韓国のコロナ検査について詳しく見ていきましょう。

検査数が多かった?韓国のコロナ検査

コロナ検査を受ける基準は?

コロナ検査は以下のような条件に当てはまる場合、受けることができます。


 ・中国(香港、マカオを含む)を訪問し、14日以内に発熱または呼吸器症状(咳、呼吸困難、のどの痛みなど)がみられる


・コロナ感染者と濃厚接触、また14日以内に発熱又は呼吸器症状(咳、呼吸困難、のどの痛みなど)がみられる


・コロナウイルスが流行している国、地域を訪問後、14日以内に発熱又は呼吸器症状(咳、呼吸困難、のどの痛みなど)がみられる


・  医師の所見によりコロナウイルス感染症が疑われる


これらは5月13日時点での基準となっています。


熱に関しては37.5℃以上という決まりも。


またここに加えて、5月8日より梨泰院のクラブに訪れた人も検査を受けるようにという内容も追加されています。

検査はどうやって受ける?

コロナ検査はコロナの検査ができると指定された診療所、また一般医療機関にても可能です。


ちなみにこの指定された診療所は国のホームページなどで随時確認が可能となっています。


また保健所とは別にコロナに関する電話窓口も開設。


「コロナかもしれない…」などコロナに関して不安なことやわからないことは、そこへ尋ねればOKという対策が取られました。


また検査の効率上げるために!と導入されたのが、ドライブスルー検査。


診療所を全国各地に開設し、ドライブスルーでのコロナ検査を実施しました。


宗教団体での大感染により、検査対象となる人が膨大に増えてしまったため


検査希望者を出来るだけ隔離した状態でスムーズに検査を受けられる方法を積極的に行っていました。

検査の費用は?

コロナ検査費用は約16万ウォン。


日本円にすると約1万4000円です。


ただしコロナ感染者との濃厚接触をした人、また韓国に入国した人たちは無料で受けることができます。


それ以外にも医者から検査を受けるように言われた人達も原則無料となっています。


一方上記以外でコロナ検査を受ける場合は自己負担額が発生することがあります。


しかしネットでの情報によると、自己負担額である人は8万ウォン(約7000円)の請求


またある人は10万ウォン(8800円)を請求されたなど載せられており、ばらつきがあるようです。

コロナ検査の数は?

2020年5月13日現時点

現時点での韓国のコロナ検査数を見てみましょう。


現時点まで累計検査数は72万6,747件


うちコロナにかかった感染者は11,018人


死亡者は260人となっています。


(2020年5月14日時点)


感染者の割合は女性59%に対する男性41%。


死亡率は男性の方がやや高く51.7%、女性48.3%と言われています。

韓国コロナのピークは?

2月から3月にかけてがピーク?

上の画像をご覧ください。


上部の青線グラフは累計感染者数、赤線グラフは隔離中の感染者。


また下の青棒グラフは新規のコロナ感染者数を表しています。


2月のグラフはありませんが、韓国では2月後半から3月前半にかけてがコロナ感染のピークでした。


感染者がピークであった3月1週目には1日の検査数を平日基準最大約17000名ずつを検査。


2週目には12000名ずつ、3週目には10000名ずつの検査が行われました。


また感染者が訪問した地域、場所を事細かくチェック。


感染者がでた地域に住む住人たちに対しては、スマホに感染者がどこを訪れたかなどの情報を一斉送信。


拡大が広がらないよう、注意を促す取り組みが行われていました。

4月30日・国内感染者がゼロに

4月15日は韓国で選挙が行われました。


その際には全ての投票者を対象に体温チェック、またビニール手袋をしての投票が行われました。


一時は「コロナの中で選挙をして、再び感染者が増えるのでは…?」と心配の声も上がっていましたが、


その後約2週間後となる4月30日には国内感染者がゼロを記録。(ただし海外からの入国者にて4人の感染者はあり)


コロナの潜伏期間が2週間と言われる中この結果が出たため

 

事実上、選挙でコロナ感染は拡大しなかったという結論になりました。


以降、野球などのスポーツも再開(但し無観客試合、審判は手袋をはめての参加)され、生活が少しずつもとに戻りつつあります。

まとめ

韓国政府はコロナ検査数を増やし


早く感染者を見つけることで大規模感染の封じ込めに成功しました。


一時は1日あたり800人もの感染者を出していたにも関わらず、スピーディにコロナに対応したとされ


世界から注目されることとなりました。


入国制限、外出制限とつらい日々が続いていますが、いまは我慢の時期!


はやくコロナが終息することを願いましょう。

関連記事