アップデート : 2020-11-02
全体的な感染者増加は落ち着いているものの、再び微増しつつある韓国。これまでソーシャルディスタンスを3段階としていましたが、今後は5段階へと変更し、さらなる防疫対策を行っていくことが発表されました。詳細をお届けします。
韓国政府は11月1日、ソーシャルディスタンスのシステムを現行の3段階から5段階に細分化することを発表しました。
これは営業停止によって莫大な被害を受けている自営業に対する配慮と、持続可能な防疫システムを定着することを目的としています。
これまで3段階までの設定だったソーシャルディスタンスですが、第1.5段階と第2.5段階が加わります。
ソーシャルディスタンス5段階が適用されるのは、ソウルを始めとした首都圏、忠清道地域、全羅道地域、慶尚北道地域、慶尚南道地域、江原道地域、済州道の7つの地域。
第1段階は「生活防疫」、第1.5段階と第2段階は「地域での流行」、第2.5段階と第3段階は「全国での流行」を目安としています。
なお、ソーシャルディスタンス5段階の適用は「1週間の1日当たり平均新規感染者数」を目安に施行されます。
【第1段階】
首都圏で感染者が100人未満、忠清道、全羅道などは30人未満、江原道、済州道は10人未満の場合、第1段階が適用。
日常生活を送りながら、一部の施設や活動に対しマスクの着用などを義務化。
【第1.5段階】
新規の感染者数が第1段階のレベルを超える場合に適用。
施設や活動に対し、利用人数などを制限。
【第2段階】
全国的に1週間以上、なおかつ1日当たりの平均感染者数が300人を超える場合に適用。
不要不急の外出や集会、施設の利用などの自粛を勧告。
100人以上の集会やイベントを禁止。
さらに飲食店は午後9時以降はテイクアウトまたは宅配のみとなり、室内でもマスクの着用を義務化。
【第2.5段階】
1日当たりの平均感染者数が400~500人を超える場合に適用。
50人以上の集会やイベント、カラオケ店の営業を禁止。
飲食店やその他の施設の営業は午後9時までに制限。
【第3段階】
1日当たりの平均感染者数が800~1000人を超える場合に適用。
10人以上の集会やイベントを禁止し、外出自粛を勧告。
飲食店や病院以外の施設の営業を禁止。
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