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ソウル市・犬や猫への新型コロナウイルス検査をスタート

アップデート : 2021-02-09

ソウル市が犬や猫など、ペットに対しての新型コロナウイルス検査を始めました。検査を受けられる条件は?詳細をお届けします。

陽性確定の場合は自宅で14日間隔離へ

2月8日、ソウル市は犬や猫などペットに対しての新型コロナウイルス検査を始めました。


検査を受けることができるペットは、「新型コロナウイルスの感染者との接触」があり、なおかつ「発熱や咳、呼吸困難などの症状がある」場合に限られます。


韓国では数週間前に、子猫が新型コロナウイルスに感染したと発表。


また、世界では犬や猫以外の動物への感染も確認されており、アメリカではゴリラ、デンマークでは農場で感染が拡大し大規模な殺処分を行っています。


犬や猫などが新型コロナウイルスに感染した場合、その多くは無症状。


しかし、中には発熱や咳、呼吸困難、目や鼻の分泌物の増加、嘔吐や下痢などの症状が出ることもあります。


その一方で、新型コロナウイルスに感染した動物から人間に感染したという例はないため、今回の検査により陽性反応が出た場合でも基本的には「自宅で14日間の隔離保護」となります。


飼い主がすでに感染者であることが前提で検査を受けるため、飼い主が重篤な状態で世話をできない、または高齢者や基礎疾患がある場合にはソウル市の動物検疫施設で一時保護が可能。


ソウル市庁の新型ウイルス対策担当者は「日常生活でもペットの散歩をする場合には、他の人や動物から2m以上の距離を確保し、(飼い主の)マスクの着用や手洗いを徹底するなど防疫上の注意を守って欲しい」と要請しています。

 

参考情報元:인사이트

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