アップデート : 2020-12-14
新規感染者が増加している韓国では、12月13日「1日あたりの新規感染者数」がついに1,000人を超えました。今後の対策は?詳細をお届けします。
新規感染者が増加している韓国では、12月13日「1日あたりの新規感染者数」がついに1,000人を超えました。
11月から新規感染者数が再び増加していた韓国では、社会的距離の確保を2.5段階に引き上げるなどコロナ対策が行われてきました。
しかし、毎日3桁台の新規感染者が確認され、ついに1日あたりの新規感染者数は1,000人を突破。
一時的に減少する可能性はあるものの、さらに新規感染者数が増えることが予想されています。
専門家は「最悪の場合は1日に3,000人以上の新規感染者が出る」と警告。
政府はこの事態を受け、社会的距離の確保を3段階に引き上げた場合の社会や経済への影響などを話し合い、専門家と共に意見をまとめていく考えです。
また、12月14日からソウル市民は誰でも「症状の有無」にかかわらず、無料でPCR検査を受けられるというシステムもスタート。
市内の地下鉄、公園、公共施設など56カ所にPCR検査場が設置され、検査は匿名で受けることができます。
無症状のままコロナの感染が確認されているケースが多いことから、無自覚に感染を拡大してしまうことを防ぐ狙いのようです。
政府はひとまず、新規感染者発生の流れを注視しながら、当面はソウル首都圏の病床を十分に確保し、「隠れた感染者」を見つけることに力を注ぐと明かしました。
参考情報元:연합뉴스
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