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BTS入隊延期には対応しない?韓国国防部の回答は?

アップデート : 2020-10-08

入隊延期や兵役特例法に関して、様々な意見が飛び交っているアイドルグループ・BTS(防弾少年団)。本人たちの意思とは反して議論が進められている状況の中、韓国・国防部長官が「現時点では考えていない」と明かしました。最新情報をお届けします。

本人たちの意思は!?兵役特例や入隊延期について議論が続くBTS(防弾少年団)

入隊延期や兵役特例で議論に巻き込まれているアイドルグループ・BTS(防弾少年団)


10月7日、ソウル市龍山区・国防部で開かれた国会国防委員会でもその話題が上がりました。


民主党所属のミンフンチョル国防委員長が、BTS(防弾少年団)の兵役問題に関する国防部の立場を尋ねたところ、国防部長官は「社会的な共感が得られなければならないが、現時点では兵役特例について考えていない」と明かしました。


そして「しかし、彼らの活動期間を考慮して兵役を延期することに関しては、検討する余地があると考えている」と説明。


アイドルグループ・BTS(防弾少年団)はアメリカビルボードチャート「ホット100」で1位を獲得するなど数多くの快挙を達成しており、入隊に関しての議論が続いています。


その一方で、メダル獲得など分かりやすい目安がない大衆芸能分野においては、その成果を客観的に判断することが難しく、入隊延期や兵役特例に関して世論からは批判的な声も。


与党内でも意見が分かれており、「兵役特例適用を考慮する必要がある」という意見と、「(兵役特例が)本人たちの意思に反するものであり、かえって負担になってしまうのでは」という意見が聞かれています。


それ以前に、BTS(防弾少年団)のメンバーたちは過去のインタビューを通して、入隊の意思を何度も明らかにしています。


最年長メンバーであるジンは、今年2月に行われた記者会見で「兵役は当然の義務であると考えている。国の呼びかけがあれば、いつでも応じる予定だ」と語っています。


また、BTS(防弾少年団)のファン・ARMYたちもメンバーが入隊することは韓国人男性として当然と考えており、このように本人たちの意思に反して議論が続けられていることに嫌悪感を感じている方も…。


今後も入隊延期や兵役特例についての議論は続けられ、どのような結果になるのか注目されています。

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