アップデート : 2020-11-27
中国・グローバルタイムズが、「BTSのグラミー賞候補は中国アーミーのおかげである」と主張しています。これには中国のアーミーたちも呆れ顔…?詳細をお届けします。
中国・グローバルタイムズが、「BTSのグラミー賞候補は中国アーミーのおかげである」と主張しています。
グローバルタイムズは11月26日、「BTSがグラミー賞候補に上がるなど、これまで成功を収めることができたのは中国アーミー(BTSのファン名)のおかげだ。中国アーミーがたくさんのお金を使ったため、BTSがビルボードチャートHOT100で1位も取ることができた」と報じました。
続いて「BTSは次に発言をする際、2回くらいは(頭の中で)考える必要がある。BTSが再び中国の気を逆なでするような発言をすれば、さらに被害が大きくなる」とし、「BTSが再び中国の尊厳を毀損した場合には、多くの中国アーミーが去っていくだろう」と警告しました。
さらにグローバルタイムズは、中国アーミーに向けてもアドバイス。
BTSのグラミー賞ノミネートを喜ぶアーミーに対し「今、中国アーミーたちがお祝いコメントなどを書いているが、最近のBTSの発言から考えてみると(お祝いコメントを)してはならない」と指摘。
グローバルタイムズは今年10月、BTSの「2020 Van Fleet Award」での所感を強く非難したメディアであり、中国環球時報の英語版メディア。
どのような意図があり、BTSを上からの目線で非難しているのかは分かりませんが、中国アーミーたちも今回はさすがに呆れ顔の様子…。
中国アーミーたちは、グローバルタイムズの指摘に対抗し「BTSに出会ってもっと良くなった私」というハッシュタグを使い、WeiboやWeChatでBTSの活躍を誇りに思っていると主張。
多くの中国アーミーたちは「誰がなんと言ってもBTSは誇らしい」「(何を言われても)関係ない」と話しており、グローバルタイムズへの風当たりはさらに強くなることが予想されます。
参考情報元:TVDaily
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