アップデート : 2020-09-07
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている韓国では、秋夕(チュソク)連休中を「特別防疫期間」と定めることを検討しています。地方への帰省により、再び感染者が増えることを抑えるための措置とのこと。最新情報をお届けします。
韓国・中央災難安全対策本部が9月7日に会見を行い、9月30日(水)~10月4日(日)の「秋夕(チュソク)連休」を新型コロナウイルスの「特別防疫期間」に定めることを検討していると発表しました。
秋夕連休の直前まで検討が続けられるとのことですが「現在のところ、事態が収束に向かうという予測は難しい」と語り、連休期間中は「特別防疫期間」になる可能性が高い模様です。
新型コロナウイルスの「特別防疫期間」は、すでに実施されている「社会的距離の確保」2段階の内容と同じとのこと。
それにより屋内50人・屋外100人以上の集まりは禁止、カラオケやビュッフェレストラン、ネットカフェなどの営業が禁止されます。
また、中央災難安全対策本部は特別防疫期間を設ける意味として、「お盆が終わった後に感染が再び拡大しないため」であり、「お盆明けにも現在のような感染者減少傾向を保つため」としています。
ソウルなど首都圏では現在、9月13日まで「社会的距離の確保」2.5段階が継続されており、その他の地域では9月20日まで2段階が継続中。
9月に入り、新型コロナウイルスの新規感染者は比較的減少傾向にありますが「より強力な措置を実践することにより、感染者の発生を安定的に抑えることができる」とのこと。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、地方へ帰省する人も少なくなる見通しですが、電車やバスなど公共交通機関を多くの人が利用することで、再び感染拡大が起こるのではと懸念されています。
PENTAGON(ペンタゴン)が、2019年7月に発表した曲「接近禁止(Humph!)」。この曲の歌詞が、新型コロナウイルスの感染拡大に全力を尽くしている今の状況にピッタリだと話題を集めています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、飲食店の時短営業など様々な対策を導入している韓国。音楽番組の収録などにも影響が出ていますが、中には解散に追い込まれてしまったアイドルグループもいます。新型コロナウイルスの影響で解散してしまったグループ・3組をご紹介します。